(昨年訪れたコーフィールド競馬場の直線)
コーフィールドカップ2018の予想です。
コーフィールドカップ2018の出走馬は、キングズウィルドリーム、ヤングスター、ザクリフスオブモハー、ホームズマン、エースハイなど20頭。日本からはチェスナットコート(川田将雅騎手)、ソールインパクト(坂井瑠星騎手)が参戦します。コーフィールド競馬場芝2400mで行われるハンデ・G1戦です。発走時間は日本時間の14時40分(現地時間16時40分)です。
昨年のこの時期はちょうどオーストラリアのメルボルンに滞在し、コーフィールドカップ→コックスプレート→メルボルンカップと観戦していました。
メルボルンカップももちろん印象に残っていますが、それ以上に印象深かったのはコックスプレートのウィンクスの3連覇。競馬場でウィンクスの旗が配られていたり、ウィンクスの勝負服を着た子供やおじさんがいたり、まさにアイドルホースといった感じでした。ウィンクスはその後も負け知らずで現在28連勝中。果たして今年のコックスプレートで4連覇の偉業が達成されるのでしょうか(個人的にはピークを過ぎた印象を受けるので厳しいと見ていますが果たして…)。
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コーフィールドカップ2018の予想です
コーフィールドカップ→コックスプレート→メルボルンカップと続くオーストラリア競馬の春の一大イベント・メルボルンスプリングレーシングカーニバル。その幕開けを飾るのがコーフィールドカップ。
現地観戦した昨年は13番人気ブームタイムと11番人気シングルゲイズで決着する大波乱。過去を振り返っても波乱の歴史で、直近3年の結果は以下の通り。
年 | 着順 | 人気 | 馬名 | 馬番 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|
17年 | 1 | 13 | ブームタイム | 3番 | 濠 |
2 | 11 | シングルゲイズ | 12番 | 濠 | |
3 | 1 | ヨハネスフェルメール | 2番 | 濠 | |
16年 | 1 | 1 | ジャメカ | 11番 | 濠 |
2 | 3 | スコティッシュ | 6番 | 英 | |
3 | 7 | エクスソフィリック | 3番 | 濠 | |
15年 | 1 | 1 | モンゴリアンカーン | 6番 | 濠 |
2 | 12 | トリップトゥパリス | 4番 | 英 | |
3 | 10 | アワーアイヴァンホウ | 13番 | 濠 |
15年と17年は1番人気が3着以内に入るも二ケタ人気馬が2頭も絡む結果。
コーフィールドカップはトリッキーなコースで行われる上、多頭数、ハンデ戦で行われるため、一筋縄では収まらないのだろう。
傾向を探るとすれば、内枠有利と地元勢が強いことか。
過去3年の3着以内馬9頭のうち6頭は6番ゲート以内、7頭は地元オーストラリアの調教馬。非常にトリッキーなコースなので、ロスなく運べる内枠、コース経験のある地元馬が有利なのだろう。今年もこの2点を重視して予想していきたい。
本命は昨年のヴィクトリアダービー勝ち馬エースハイが面白いはず
これまで1800m以下【2.2.0.12】、2000m以上【3.1.0.1】で明らかに中長距離向きの馬。父はサドラーズウェルズ系のHigh Chaparral。レースぶりを見てもいかにもバテずにじわじわと伸びてくるタイプで、距離延長でさらにパフォーマンスを上げてくる可能性が高い。このタイミングでの乗り替わりは嫌だが、同レース4勝の実績があるオリヴァー騎手なら過度に心配する必要はないか。枠は8番ゲートだが、許容範囲と見たい。
相手はキングズウィルドリーム
前走ターンブルステークスではウィンクス、ヤングスターの末脚に屈したものの、内からしぶとく抜け出した走りを見る限り、コーフィールドカップに合いそう。惜敗が続いているように決め手こそないものの、操作性が高く、かつ馬群を割ることができるので20頭立ての多頭数になってこそ良さが生きるタイプだろう。他馬との比較で斤量53キロはいかにも恵まれた印象。6番ゲートならこの馬の力を出せるだろう。ここでG1初制覇があるかもしれない。
3番手は能力上位のザクリフスオブモハー
前走ラドブロークスステークスはテン乗りのザーラ騎手が上手く乗りこなせず、直線で大外ぶん回しで明らかに差し損ねての敗戦。今回は鞍上がボウマン騎手に強化。内目の枠でもあるのでタイトに回ってくるはずで、パフォーマンスを一気に上げてくる可能性がありそう。ただ馬自身はエンジンのかかりがやや遅く、トリッキーで直線の短いコースが合っている印象を受けないので、鞍上の腕でどこまでカバーできるかといった感じか。いずれにせよオブライエン厩舎&ボウマン騎手のコンビなので人気でも逆らわないほうがいいだろう。
4番手以下は2走前にトーセンバジルを下したホームズマン、軽量が不気味なガリックチーフテン、ベンチュラストームもオッズほど差はない。
チェスナットコートとソールインパクトは国内オッズだと人気必至なので(圧倒的に能力不足だったクリンチャーでさえ凱旋門賞で売れていたので)馬券的にはヒモ扱いでいいでしょう。
コーフィールドカップ2018の印です
◎⑥エースハイ
○⑭キングズウィルドリーム
▲②ザクリフスオブモハー
△⑬ホームズマン
△⑯ガリックチーフテン
△⑪ベンチュラストーム
×⑱ヤングスター
×⑦ザタージマハル
×④ジョンスノー
×⑰ナイツウォッチ
×⑧ドゥレット
×⑨レッドヴァードン
×⑤サウンドチェック
×①べストソリューション
×③チェスナットコート
×⑮ソールインパクト
以上、コーフィールドカップ2018の予想でした。