TCK女王盃2016予想は大井ダート1800mのJpnIII戦

(元画像はコチラです。@lunapark0531さん)

TCK女王盃2016(大井)の予想です。

TCK女王盃2016の出走馬は、JRA勢がパワースポット、ディアマイダーリン、ホワイトフーガ、タマノブリュネット、セキショウら。地方勢はノットオーソリティ(船橋)、ティーズアライズ(大井)らが迎え撃ちます。大井競馬場ダート1800mで行われる牝馬限定のJpnIII戦です。

先週のニューイヤーカップは

◎モリデンルンバ(3番人気)
▲タービランス(2番人気)
△ジャーニーマン(8番人気)

で決まり、3連複6,070円、3連単21,760円を的中!

たくさんの的中報告、誠にありがとうございました。

参考記事⇒【ニューイヤーカップ2016予想】浦和ダート1600mのSIII戦

個人的にもほぼ買い目通りに購入し、3連単に絞っていたので大回収できました。1月の残りの地方重賞はすべて外れても余裕でプラスなのですが、このまま行けるとこまで行きたいと思います!

15年10月以降の地方ダートグレード&南関東重賞の予想結果です

東京盃◎ドリームバレンチノ(4番人気2着)
レディスプレリュード◎ホワイトフーガ(4番人気3着)
白山大賞典◎マイネルバイカ(4番人気1着)
日本テレビ盃サウンドトゥルー(3番人気1着)
南部杯◎ベストウォーリア(1番人気1着)
ハイセイコー記念◎トロヴァオ(3番人気1着)
エーデルワイス賞◎タイニーダンサー(2番人気1着)
鎌倉記念◎ナイスヴィグラス(4番人気9着)
埼玉新聞栄冠賞◎タイムズアロー(1番人気3着)
JBCレディスクラシック◎アムールブリエ(2番人気4着)
JBCスプリント◎ベストウォーリア(2番人気3着)
JBCクラシック◎サウンドトゥルー(4番人気2着)
マイルグランプリ◎ソルテ(1番人気1着)
北海道2歳優駿◎キョウエイギア(3番人気4着)
平和賞◎アンサンブルライフ(1番人気1着)
ローレル賞◎シャイニーネーム(9番人気4着)
ロジータ記念◎フジノドラマ(4番人気3着)
兵庫ジュニアグランプリ◎サウンドスカイ(1番人気1着)
勝島王冠◎ムサシキングオー(2番人気1着)
浦和記念◎ハッピースプリント(2番人気1着)
クイーン賞◎ノットオーソリティ(5番人気3着)
全日本2歳優駿◎トロヴァオ(7番人気4着)
ゴールドカップ◎ソルテ(1番人気1着)
名古屋グランプリ◎ニホンピロアワーズ(5番人気2着)
兵庫ゴールドトロフィー◎ポアゾンブラック(4番人気3着)
東京大賞典◎ホッコータルマエ(1番人気2着)
東京シンデレラマイル◎ブルーチッパー(2番人気1着)
東京2歳優駿牝馬◎モダンウーマン(1番人気1着)
報知オールスターカップ◎ドラゴンヴォイス(4番人気4着)
ニューイヤーカップ◎モリデンルンバ(3番人気1着)

こうやって本命馬を振り返ると、本命馬は「2レース続けて凡走したことがない」のに加え、「5着以下に敗れたのが一度だけ」ですね。これってすごいことだと思います…。

予想と見解です

昨年のJBCレディスクラシックを5馬身差で圧勝し、新女王に輝いたホワイトフーガ。クイーン賞で高いダート適性を見せたディアマイダーリン。今年のTCK女王盃はまずこの2頭の能力比較が重要になる。

次に大切なのはクイーン賞組の評価。今年のTCK女王盃にはクイーン賞の1、3、4着馬がそろって出走。1~4着まで0.3秒差だった。コースと斤量が変わり、着順がどのように変化するのかを判断しなければならない。

最後にタマモブリュネットの能力、セキショウのダート適性を見極めれば、答えはおのずと見えてくる。ここは3頭の争いになる。

ここより下は有料記事(200円)です。

noteよりユーザー名、パスワードをご購入して頂ければ、閲覧できます(新規の方はnoteへの登録が必要です)。

レースが終わったので無料公開しています。

本命はホワイトフーガ

古馬と対戦してからは1走ごとにパフォーマンスが上昇しており、JBCレディスクラシックが圧巻の内容。3着トロワボヌール(クイーン賞2着)、6着ノットオーソリティ(クイーン賞3着)の走りを考えれば、クイーン賞勝ち馬ディアマイダーリンより強いのは明らかだろう。なによりJBCレディスクラシック組は

2着サンビスタ(チャンピオンズカップ1着)
3着トロワボヌール(クイーン賞2着)
4着アムールブリエ(名古屋グランプリ1着)
6着ノットオーソリティ(クイーン賞3着)
8着ブルーチッパー(東京シンデレラマイル1着)

と敗退馬が次走で鬼のように活躍。圧勝した本馬の能力は計り知れない。

ただ懸念点もある。それはスローペースからの加速力勝負になった時。今回の展開を考えると、逃げるのは最内枠のノットオーソリティ(出遅れなければ)。直後にディアマイダーリン、セキショウらが追走し、ペースはそれほど速くならないだろう。

大野騎手は前走で控えて圧勝したので、今回もいくらか余裕をもって直線に向くはず。ペース、大野騎手の騎乗を考えると、前走のような圧勝は考えづらい。能力でカバーできると見ているが、意外と接戦になるかもしれない。

相手はディアマイダーリン

クイーン賞の予想記事で触れたが、本馬は近親にゴールドアリュール、ゴールスキー、ソロルなどがいるダート名門の一族。初ダートでいきなり結果を残したが、血統背景を考えれば、走って当然だった。今回の展開を考えるとクイーン賞と同じくノットオーソリティの2番手が濃厚。楽なペースで追走できるはずで、再び展開が向く可能性が高い。外から先行策を取るセキショウが化け物で本馬がつぶれるような展開を除けば、馬券圏内は確実なはず。

3番手はパワースポット

クイーン賞は大外枠で最後方から。向上面から動いていったが、さすがに位置取りが悪過ぎた。今回は2枠2番の絶好枠。このメンバーなら中団のインをキープできるはずで、前走よりもパフォーマンスを上げてくるだろう。ただクイーン賞のゴール前を見ると、ディアマイダーリンとの着差は詰まりそうで詰まらなかったので、ディアマイダーリンとの逆転は考えづらいか。バテたノットオーソリティを交わすまでだろう。

最後にセキショウ。きょうだいはダート中心に走っており、なぜ今までダートを試さなかったのか不思議な血統。ディアマイダーリン同様、馬格のあるタイプで、ダートで走る可能性は高い。あとはどこまでダートの能力があるかだろう。そこは未知数なので4番手に留める。

クイーン賞で本命に推したノットオーソリティは前走が赤岡騎手、軽ハンデ、単騎逃げとすべての条件がそろっていた。今回も単騎逃げは叶いそうだが、コース替わり、斤量増は明らかにマイナス。JRA勢に飲み込まれるほうに賭けたい。評価的には5番手だが、思い切って無印。

タマモブリュネットは1600万でも厳しい戦いが続いており、このメンバーでは格下。レパードステークス組も今振り返るとかなり微妙なメンバーだった。穴人気するなら嫌ってこそだ。

印はコチラ

◎⑦ホワイトフーガ
〇⑤ディアマイダーリン
▲②パワースポット
△⑪セキショウ

能力比較表と展開・隊列予想です

TCK女王盃2016の能力比較表

ニューイヤーカップでは出走馬のスタート評価を書きましたが、今回はスタートではなく「展開」。能力評価は毎回つけますが、もう1つの項目はレースに合わせて必要な要素を加えていきます。

展開はA(展開向く)→B(展開やや向く)→C(展開あまり向かない)→D(展開向かない)。能力はA(最上位)、B(上位)、C(下位)、D(明らかに劣る)で決めています。

TCK女王盃2016の展開予想

展開は1コーナーの入りのポジションをイメージしています。

買い方です

実質6頭立ての少頭数(個人的には4頭立てだと思っている)。昨年の東京大賞典で本線をホッコータルマエとサウンドトゥルーの馬連1点に絞ったように、ここも点数を極限まで絞って当たればしっかりと回収できるようにしたい。当ててにいっても意味がないレース。リスクを少し背負って攻める。

【本線馬券】
3連複:2-5-7(1点)

パワースポット、ディアマイダーリン、ホワイトフーガの3連複1点勝負。12時現在、2番人気の組み合わせで5.1倍。予想への過程がひとつでも狂えばハズレる馬券だが、50%くらいの確率でこの組み合わせで決まると見ている。5倍前後なら十分に狙えるオッズだ(おそらくもっと下がってくると思うが、4倍までなら買える)。

【抑え馬券】
3連複:5-7-11(1点)

ディアマイダーリン、ホワイトフーガ、セキショウの組み合わせ。12時現在、5番人気の組み合わせで12.7倍。気持ち的には本線の1点なので、この組み合わせは抑えの抑えくらいの感覚で。

【ボーナス馬券】
3連単:5→7→2(1点)

最後にボーナス馬券はディアマイダーリン→ホワイトフーガ→パワースポットの3連単1点。ホワイトフーガは前走のインパクトが強すぎてオッズが被り過ぎており、馬券的には妙味重視でディアマイダーリンのアタマを買うのが面白い(12時現在、25.6倍ついている)。

以上、TCK女王盃2016(大井)の予想でした。