しらさぎ賞2021(浦和)の予想です。

しらさぎ賞2021の出走馬は、ルイドフィーネ、ダノンレジーナ、レイチェルウーズ、アクアリーブル、レイナブローニュなど12頭。浦和競馬場1400mで行われる牝馬限定のSIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

※メルマガ読者の方は月曜日に配信した「先週の重賞回顧」内にパスワードが掲載されています。

最近、大谷の活躍もあり、メジャーリーグのハイライトをよく見ているのですが、ふとスタジアムを見ていて思ったのは、

普通に観客がいてマスクをしている人がいない

ということ。

ちなみにケンタッキーダービーでは座席数が絞られたとは言え、5万強の人が訪れたようです。実際にレースを見ましたが、人の熱気が伝わってくる、これが競馬だった…と思い起こされるレースでした。果たして日本で競馬場に普通にフラッと行ける日はいつになるのでしょうか。

しらさぎ賞2021の予想と見解です

しらさぎ賞の特徴は、4コーナーで大勢がほぼ決することだろう。

同レースを4コーナー先頭で回ってきた馬の成績は10年以降、

10年1着ジョーイロンデル
11年1着ザッハーマイン
12年1着クラーベセクレタ
13年1着ナターレ
14年2着ショコラヴェリーヌ
15年1着ノットオーソリティ
16年1着ララベル
17年1着ニシノラピート
18年2着ファイトユアソング
19年1着タイセイラナキラ
20年1着ストロングハート

【9.2.0.0】(勝率82%、連対率・複勝率100%)という鬼のような成績。

4コーナーで先頭ならほぼ勝ち、最低でも2着には入るというのがしらさぎ賞だ。

実際に昨年の同レースでは4コーナーで先頭にいる可能性が高いと判断した◎ストロングハート(3番人気1着)が逃げ切り勝ち。

今年も4コーナーがゴールのつもりで予想していきたい。今年のしらさぎ賞の本命は…

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ダノンレジーナで仕方ないだろう

メンバーを見渡すと、短距離戦にしては逃げ、先行勢が手薄で、前走で逃げたのは明らかに格下のポピュラーソングのみ。この顔ぶれ、枠順の並びなら、おそらく本馬が昨年のシンデレラマイルトライアルのように逃げを打つか、番手に控えるにしても4コーナーでは先頭へ躍り出ている可能性が高く、どんな形になっても他馬に付け入られる隙はないのではないか。ダートグレードを除けば、地方では【16.2.1.0】と無類の強さを誇っている馬。牡馬混合の重賞でも十分に通用しており、牝馬限定重賞なら格の違いを見せてくれるだろう。

相手は鞍上込みでヴィルトファンに期待したい

昨年のしらさぎ賞では好位の内で流れに乗り、3コーナーから内をスルスルと押し上げて2着に好走。典型的なレースセンスの良さをウリにするサウスヴィグラス産駒で、2枠2番に入った以上、昨年の再現が大いに期待できるのではないか。鞍上はクラウンカップをジョエルで制し、かしわ記念ではカジノフォンテンにG1、2勝目をプレゼントした張田騎手。乗りに乗っている鞍上の手腕にも期待したい。

3番手は前哨戦を制したレイナブローニュ

前走ティアラカップは展開の後押しがあったものの、自分から動いて押し切っており、完勝と言える内容。この枠なら内のダノンレジーナの動きを見ながら押し上げられそうで、レースを優位に組み立てられるのではないか。しらさぎ賞はティアラカップ組が毎年のように好走しており(しらさぎ賞ではティアラカップ組が5年連続で連対中)、今年同組で好走の可能性が最も高いのは本馬だろう。

ブロンディーヴァは前走ティアラカップで4着に敗れたものの、逃げ、先行勢が総崩れしており、展開が厳しかったと判断して良さそう。今回は短距離戦の割りに逃げ、先行勢が手薄なので、前々で立ち回れるアドバンテージが生きてきそうだ。

アクアリーブルは前走京成盃グランドマイラーズこそ案外の結果も、昨年の東京シンデレラマイルでは3着に好走しており、牝馬限定戦に戻れば、再び輝きを取り戻すか。前走が控えて伸びを欠いたので、今回は強気に乗ってくるかも。

最後にルイドフィーネ。昨年の関東オークス以降、川崎2100mを中心に走っており、中長距離馬のイメージがついているが、父は距離の融通が利くサウスヴィグラス。実績的には決して見劣らないので、無理に嫌う必要はないか。

しらさぎ賞2021の印

◎⑦ダノンレジーナ
○②ヴィルトファン
▲⑪レイナブローニュ
△⑫ブロンディーヴァ
△⑩アクアリーブル
△⑥ルイドフィーネ

1番キョウモバライロ…B2で掲示板が精いっぱいの現状。重賞では荷が重い。

3番ポピュラーソング…浦和では【0.1.4.0】と崩れておらず、ユングフラウ賞3着などもあるが、重賞ではさすがに荷が重いのでは。

4番マーガレットスカイ…前走ティアラカップでは上り2位の脚を繰り出して2着まで追い上げたが、展開の恩恵を多分に受けていた。今回はティアラカップ勝ち馬レイナブローニュが斤量2キロ減に対し、本馬は据え置き。どう考えても逆転は難しい。

5番ライゴッド…地方に移籍してから大崩れなく走っているが、下級条件での話。重賞ではさすがに荷が重いだろう。

8番ヒイナヅキ…JRA時代の実績から南関東でもうひと花があっても良さそうだが、現実的に転入後はサッパリの成績で。

9番レイチェルウーズ…無傷の2歳女王も、桜花賞で連勝がストップしてから、パタッと走らなくなってしまった。この手の牝馬は一度スランプに陥ってしまうと復活がなかなか難しい。

しらさぎ賞2021の買い目

ここは◎ダノンレジーナ、○ヴィルトファンの行った行ったに近い形に期待します。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△(4点)

3連単:◎→○→▲△△△(4点)

3連複でダノンレジーナ、ヴィルトファンから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。あとはボーナスでダノンレジーナが勝利し、ヴィルトファンが2着に入り、印を打った馬が3着に入る組み合わせを買います。

しらさぎ賞2021の予想でした。