ニュージーランドトロフィー2021の予想です。

ニュージーランドトロフィー2021の出走馬は、アヴェラーレ、バスラットレオン、タイムトゥヘヴン、ドゥラモンド、サトノブラーヴなど16頭。中山競馬場芝1600mで行われる3歳限定のG2戦です。

4月10日(土)の平場の勝負レースはこちらから。

ここ最近は毎週のように当たっている中山ダート。先週は土曜日の中山8レースが会心の一撃でした。

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≪中山8レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑭ファンタスティック(9番人気1着
〇⑦レアリザトゥール(2番人気3着
▲⑮ゾロ
△⑬サンロックランド
△⑫トップリーチ
△②グッドリドゥンス
×⑪セイウンクルーズ
×⑥カッティングロック(7番人気2着
×④ヤマノマタカ
×⑨ケイティミラクル

個人的に好きなダートの長距離戦。今年に入ってから行われたダート2400m以上のレースの本命馬は【2.1.0.3】(勝率33.3%、連対率50.0%、複勝率50.0%、単回収率75%、複回収率166%)も、馬券的にはガツンと取れていないので、ここは買いたい馬もいることので、大きく狙ってみたい。

本命はファンタスティックの粘り込みに賭ける。まず強調したいのはスタートがダート長距離馬の中では相対的に速いこと。前走と2走前のスタート後の映像を見ると、2走前は逃げたレアリザトゥールの次に速く、前走は最も速いスタートを決めていた。

◆ワンダーラジャ組のスタート後の映像

◆ユメノサキ組のスタート後の映像

今回は前走で4コーナー5番手以内にいたのがレアリザトゥール、サンロックランド、ファンタスティックのみという差し、追い込み馬祭りのメンバー構成。このスタート力は大きな武器になるのではないか。

前走ワンダーラジャ組では3コーナー過ぎに外からワンダーラジャに交わされて、ズルズルと後退するかと思いきや、直線でもうひと伸び。外目スムーズな先行策で直線を迎えることができれば、前走以上のパフォーマンスを見せてくれそうな感触もある。

相手はまずレアリザトゥール。前走は自分の形に持ち込めなかったのがすべて。今回は2走前で抜群のスタートから逃げを打ち、2着に粘り込ませた武藤騎手が騎乗。同じく積極策を打ちそうなファンタスティックが外にいるので、ゲート五分ならハナ主張が叶う可能性は高いだろう。

以下、3走前の中山ダート2400mは脚を余しながら見せ場を作ったゾロ、過去にマクりを打ったことがあり、外枠でロングスパートを打ちやすいサンロックランド、トップリーチを上位に挙げたい。

1番人気のグッドリドゥンスは2走前に現級勝ちがあり、格上の存在なのは間違いないものの、長距離ダートが得意な勝浦騎手から現役で最下級レベルに下手な的場勇人騎手への乗り替わり。今年はまだ一度も馬券に絡んだことさえなく、人気を集めるなら鞍上のポカが大いにありえると判断した方がいいだろう。

馬券は3連複で1列目にファンタスティック、2列目にレアリザトゥール、ゾロ、サンロックランド、トップリーチ、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド4点でもOK)。本線は2列目がレアリザトゥール、3列目がヤマノマタカまで。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲△△(サンロックランド、トップリーチ)ー○▲△△△××××(26点)…本線は2列目がレアリザトゥール、3列目がヤマノマタカまで 大本線135.5倍的中

馬連:◎ー○▲△△(サンロックランド、トップリーチ)(4点)

馬単:◎→○▲△△(サンロックランド、トップリーチ)(4点)

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今週は3場開催の戻り、得意の新潟ダートもあるので、そちらの方も個人的に期待しています。

それでは今週もよろしくお願いいたします。

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ニュージーランドトロフィー2021の予想です

メンバーを見渡すと、是が非でも逃げを打ちたい馬が見当たらず、前走で逃げ切り勝ちを収めているバスラットレオンがスッとハナに行く形になりそう。おそらくペースはそれほど上がらず、今の馬場を考慮しても位置取りと立ち回りがカギになるレースになるのではないか。

本命は鞍上不安もワザモノが面白そうだ

マツリダゴッホ産駒らしいレースセンスの良さが武器で、事実、トリッキーな中山芝1600mで【1.1.0.0】とパーフェクト連対中。前走同舞台で行われた1勝クラスはクビ差勝ちの勝利も、直線で内の狭いスペースから力強く抜け出し、着差や時計以上に奥の深さを感じさせる走りだった。

今回は2枠4番と内目の枠を引けたので、前走の再現が期待できそう。鞍上の黛騎手は不安でしかないが、前走のように内、前で立ち回れれば、位置取りと立ち回りセンスを味方につけて上位争いに加わってくると見た。

相手は素質上位と見ているアヴェラーレ

NHKマイルカップ2着馬アルビアーノの初仔で、本馬も母に負けず劣らずの素質の持ち主。新馬、2戦目の春菜賞ともに直線で前が壁になって進路を探す場面がありながら楽々と差し切り勝ち。まだまだパフォーマンスを上げられそうで、秘めるポテンシャルは重賞級だろう。今回は東京→中山のコース替わりになるが、小柄でスッとギアチェンジできるので、中山のコース自体はそれほど問題ないだろう。それよりも内枠からルメール騎手がどう料理するかがカギになる。

3番手は再度単騎逃げを打てそうなバスラットレオン

前走1勝クラスは当時未勝利だった新人の古川奈穂騎手が逃げたためか、2番手以下の騎手が抑えてしまい、ややご祝儀的な勝利だったものの、札幌2歳ステークス3着、シンザン記念3着の実績があるように決してラッキーパンチではない。今回も再び単騎逃げの形に持ち込めそうで、位置取りと立ち回りがカギになるレースを想定するなら、当然上位評価が必要だろう。

ドゥラモンドはアスター賞勝ち以降、重賞で結果が出ていないものの、朝日杯フューチュリティステークスはスムーズさを欠き、きさらぎ賞は距離が長かった可能性が高いので、力負けと決めつけない方がいいだろう。今回はアスター賞を勝利した時と同じ中山芝1600m。鞍上が横山武史騎手なら積極的な騎乗を心掛けそうで、巻き返しの余地は大いにある。

タイムトゥヘヴンはデビューから一貫して中距離路線を歩んでいるものの、母が桜花賞勝ち馬キストゥヘヴンで、父がスプリント王ロードカナロアなら、マイルへの距離短縮で素質開花する可能性あり。ある程度、前々で立ち回れるのも魅力だ。

スパークルは【2.2.1.0】の戦績が示す通り相手なりに走るイメージ。エピファネイア×ネオユニヴァースの血統で、現状の時計が多少かかる中山芝にも合っている。

ヴィジュネルは前走ファルコンステークスで7着に敗れたが、大外枠から外々を回らされる形で、やや不本意な競馬だった。もう少し流れに乗せた競馬ができれば、重賞でも通用する力はあるはず。

シュバルツカイザーは2走前の未勝利、前走1勝クラスともに本命に推し、低評価を覆して勝利しているものの、今回は相手強化と鞍上弱化がカギになりそう。心情的には応援したいが、前走並みのパフォーマンスでは通用しないだろう。

シティレインボーは前走フローラルウォーク賞が案外だったものの、極端な馬場だったので、参考外の一戦と捉えて良さそう。相手なりに走るタイプなので、内枠から流れに乗れれば、馬券圏内ならチャンスはあるのではないか。

サトノブラーヴは初出走の未勝利で鮮やかな追い込みを決めて勝利。半姉は先週の大阪杯を勝利したレイパパレで旬な血統だが、ここで上位争いするにはもう一段上のパフォーマンスが求められるだろう。脚質的にも強気には推しづらい。

ワーズワースはダートで2戦2勝をマークし、芝に初挑戦。芝は走ってみないと分からないが、半兄に函館2歳ステークス勝ち馬カシアスがいるので、芝で高いパフォーマンスを見せても驚けないか。

ニュージーランドトロフィー2021の印です

◎④ワザモノ
〇③アヴェラーレ
▲⑥バスラットレオン
△⑨ドゥラモンド
△⑮タイムトゥヘヴン
△⑭スパークル
×⑤ヴィジュネル
×⑯シュバルツカイザー
×②シティレインボー
×⑦サトノブラーヴ
×⑧ワーズワース

以上、ニュージーランドトロフィー2021の予想でした。