桜花賞2021の予想です。

桜花賞2021の出走馬は、ソダシ、サトノレイナス、メイケイエール、アカイトリノムスメ、アールドヴィーヴルなど18頭。阪神競馬場芝1600mで行われる3歳牝馬クラシック第一弾のG1戦です。

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桜花賞2021の予想です

桜花賞と言えば、強い馬が強い競馬をするのが最大の特徴。まだ内回りコースで行われていた時はアローキャリーの大駆けがあるなど、紛れがあったものの、阪神改修後の外回りコースになってからはペースや馬場に関係なく純粋な力比べになっている。直近3年の勝ち馬は、アーモンドアイ、グランアレグリア、デアリングタクト。世代最上位のポテンシャルを秘めた馬を見つけるレースだ。

本命はクイーンカップに続いてアールドヴィーヴルを狙う

新馬では完全な前残りのレースを大外から1頭だけ別次元の末脚で差し切り、次走注目馬に推した馬。前走クイーンカップは終始勝ち馬アカイトリノムスメを前に見る形で進め、直線では捕らえ切れなかったものの、キャリア1戦かつ休み明けだったことを考慮すると、まだ勝負付けが済んだとはとても言えないだろう。

前走時にも書いたが、近親にリンカーン、アリストテレス、ヴィクトリー、エスポワールらがいる血統。このグレースアドマイヤの系統は晩成傾向が強いので、本馬自身もまだまだこれからかもしれないが、2戦目で世代トップクラスの走りを見せており、3戦目で僅かでも上積みがあれば、世代の頂点に立っても何ら不思議ではない。

デムーロ騎手への乗り替わりは不安と言えば不安だが、内過ぎず外過ぎずでレース運びのしやすそうな枠。本馬より内に入ったソダシ、アカイトリノムスメ、メイケイエールがある程度前々で運ぶはずなので、その直後をピッタリと追走し、直線での差し切りに期待したい。

相手はアカイトリノムスメが堅実に走ってきそうだ

大物感こそないものの、母アパパネ同様にレースセンスが良く、デビュー2戦目の未勝利から目下3連勝中。スタートは決して速くないものの、二の脚がまずまずで、前走クイーンカップはリカバリーを利かして上手く立ち回っての勝利だった。今回、再び手綱を任された横山武史騎手は公式会見で「後ろから差し切るタイプではないので、それなりのポジションが欲しい」とコメントを残しているので、隣のソダシを目標に横山武史騎手らしく内、前でしぶとく粘り込むイメージでいるだろう。今の阪神芝ならレースを優位に運べるのではないか。

3番手は国枝厩舎のもう一騎・サトノレイナス

本命に推した前走阪神ジュベナイルフィリーズではソダシを徹底マークする形で運び、直線では一度前に出たように見えたが、ゴール前で相手が再びグイッと伸びたため、2着に敗退。それでもパフォーマンス的にはほぼ互角だった。スタートがそこまで速くないので、大外枠の方がリカバリーが利きやすいはず。後方から大外一気では厳しいものの、ある程度の位置で流れに乗れれば、ソダシとの逆転も十分に視野に入る。

ソダシは無理して嫌う理由は何もないが、2歳時から良くも悪くも完成度が高かったので、年を明けて他馬との能力差が詰まっている可能性はありそう。スパッと切れるタイプではないので、ペースが落ち着いた時に切れ負けする心配も少しあるか。

ククナは前走クイーンカップで勝ち馬アカイトリノムスメから0.1秒差の3着に好走。アルテミスステークスの走りを見ても、世代上位の能力を秘めており、勝ち切るイメージは沸かないものの、馬券圏内ならチャンスは十分にあるだろう。

シゲルピンクルビーは前走フィリーズレビューで本命に推し、期待通りの勝利。阪神ジュベナイルフィリーズ5着のヨカヨカを力強く差し切っているので、このメンバーに入っても大きく見劣ることはないだろう。半姉シゲルピンクダイヤもトライアルで本番への権利を掴み、本番でも人気薄で2着に好走した。

メイケイエールは能力こそ世代最上級も、折り合い難が致命的。横山典弘騎手に乗り替わり、ノリマジックが炸裂しても驚けないが、武豊騎手でも全くコントロールできておらず、呼吸がピタッと合うとは思えない。馬券に絡むとすれば、思い切って行き切った時か。

最後にファインルージュ。前走フェアリーステークスは相手に恵まれての勝利に見えたが、2着ホウオウイクセルは次走フラワーカップを制しており、あまり舐めない方が良さそう。福永騎手が騎乗するのも少し不気味だ。

桜花賞2021の印です

◎⑩アールドヴィーヴル
〇⑤アカイトリノムスメ
▲⑱サトノレイナス
△④ソダシ
△⑦ククナ
△⑮シゲルピンクルビー
×⑧メイケイエール
×②ファインルージュ

以上、桜花賞2021の予想でした。