(元画像はコチラ@lunapark0531さん。)

マーキュリーカップ2017(盛岡)の予想です。

マーキュリーカップ2017の出走馬は、JRAからミツバ、ピオネロ、クリノスターオー、ドリームキラリ、ディアデルレイが出走。地方勢は、ドラゴンエアル(北海道)、ミッキーヘネシー(高知)らが迎え撃ちます。盛岡競馬場2000mで行われるJpnIII戦。このレースは勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。

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7月1週目のジャパンダートダービーは…

1着○ヒガシウィルウィン(5番人気)
2着△2サンライズソア(4番人気)
3着◎タガノディグオ(2番人気)

で決まり、大本線的中!

これでG1・3連勝となり、早くも次の大井2000mのレースが待ち遠しいですが(笑)、マーキュリーカップも馬券的に面白そうなので仕留めたいですね。

マーキュリーカップ2017の予想と見解です

マーキュリーカップはリピーター色の強いレース。

過去にはスナークレイアース、クーリンガー、シビルウォー、グランドシチー、ソリタリーキングなどが複数年に渡って好走。なぜこれほどリピーターが生まれるのかというと、盛岡ダート2000mが非常に特殊なコースだからだろう。

どのように特殊なのかは、以下の盛岡競馬場のダートの高低図を見て頂ければ、一発でお分かりいただけるはず。

ご覧の通り、盛岡のダートコースは非常に起伏に富んだ作りをしており、高低差4.4mは地方競馬場の中で最大。

そして盛岡ダート2000mはスタートから坂を上り、3~4コーナーにかけて一度下るものの、直線に向いてから再び坂を上るという2度の坂越えがあるコース。ただでさえ、ダート2000mはタフな条件だが、それに加えて2度の坂越えがあるため、JRAのレースではまず問われない超消耗戦、スタミナ比べになりやすい。実際、スナークレイアース、シビルウォーなんかはダートの長距離で活躍していた馬たちで、盛岡ダート2000mは通常の2400mくらいの感覚で予想するのが正解といっていいか。

それでは予想にいきましょう。ここは舞台適性抜群の伏兵の一撃があると見た。本命は…

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ドラゴンエアル

忘れられているかもしれないが、15年ダイオライト記念4着馬。当時、戦った馬たちを見ていくと、

1着クリソライト(コリアカップ1着)
2着トウシンイーグル(シリウスステークス3着)
3着アスカノロマン(東海ステークス1着)
4着ドラゴンエアル
5着シビルウォー(名古屋GP1着)
6着プレティオラス(東京ダービー1着)
7着サミットストーン(浦和記念1着)

となかなかの面々。当時と今回のマーキュリーカップのどちらのレースレベルのほうが高いかといえば、間違いなく当時のダイオライト記念で、もうその時点でドラゴンエアルは今年のマーキュリーカップで買う価値があるだろう。

戦績を見ても完全なるスタミナ型で、盛岡ダート2000mはいかにも合いそう。現在のダートグレード路線はJRA勢と地方勢の壁が薄いので、JRA勢とオッズほどの能力差はないだろう。父はロベルト系のタイムパラドックス。長期休養明け4戦目でさらなる上積みもありそう。ここは大駆けに期待したい。

相手はピオネロ

タフなレース展開になった昨年のシリウスステークスで2着に好走しており、スタミナ面については不安なしと判断していいか。前走平安ステークスは展開が向いての4着だったが、このメンバーに入ればそもそもの能力が上位。安定感を考えても大きく崩れることは想像しがたい。

3番手はクリノスターオー

とにかくバテず伸びずどこまでも粘り込む馬で、スタミナが問われる盛岡ダート2000mは向いているはず。16年ダイオライト記念2着の実績からも、消耗戦、スタミナ比べは臨むところだろう。前走平安ステークスは超ハイペースに飲まれただけで参考外の一戦。状態がどこまで戻り切っているか未知数も、前走だけで人気を落とすのであれば、積極的に買いたい。

ドリームキラリは久しぶりにハナを切れそうなので要注意。前走マリーンステークスでも逃げようとしたが、テイエムジンソクの反応の良さについていけなかった感じ。今回はほかにこれといった逃げ馬が不在。鞍上が松岡騎手に変わるので、1コーナーがゴールくらいのつもりで何が何でもハナを主張してくるだろう。ここで走らなければ、もう終わったと判断していいだろう。

ディアデルレイは前走オアシスステークスが案外も、総武ステークスでは2着ピオネロからタイム差なしの5着に入っており、能力的にはここでもヒケを取らないはず。近走は東京ダート1600mを中心に使われているが、マーチステークスで2着に好走しており、スタミナ面に関しても問題はなさそうだ。

最後にミツバ。この馬に関しては期待より不安のほうが大きい。3走前の川崎記念、中山や中京ダートではいつものような伸び脚が封じ込められており、消耗戦やスタミナ比べよりも軽いダートでスピードが要求されるレースのほうが合っているタイプだろう。盛岡ダート2000mの内枠も乗り難しく、盛岡での経験が浅い松山騎手が内々を回り、伸び切れずというシーンは結構あるかもしれない。

マーキュリーカップ2017の印

◎⑭ドラゴンエアル
○③ピオネロ
▲⑤クリノスターオー
△⑥ドリームキラリ
△⑩ディアデルレイ
△②ミツバ

マーキュリーカップ2017の予想ファイル

マーキュリーカップ2017の買い目

◎ドラゴンエアルは3着まで…というより、あわよくばアタマ、2着もあると思うので、ここは楽しみな一戦です。

【本線】

3連複:14-3-2、5、6、10(4点)

3連複でドラゴンエアル、ピオネロからミツバ、クリノスターオー、ドリームキラリ、ディアデルレイに流した組み合わせです。分かりやすいように3連複にしましたが、たくさん買う人は3連単にアレンジしてもいいかと思います。正直、どの馬のアタマもありそうなので、あまり好きではありませんが、3連単マルチ(24点)で高配当待ちっていうのも面白そうです。

馬連:14-2、3、5、6、10(5点)

馬単:14→2、3、5、6、10(5点)

私はすべて3連単に収束させようと思っていますが、金銭的な問題や点数をそこまで買いたくない!という方は馬連、馬単は抑えておきたいですね。馬連でもピオネロとミツバ以外がくれば、万馬券です。

【抑え】

3連複:14-2、5、6、10-2、5、6、10(6点)

ピオネロは3着以内なら大丈夫だと思いますが、◎ドラゴンエアルが好走して馬券をハズすのはバカげているので、ドラゴンエアルから印を打った馬への3連複も抑えておきます。

難解な一戦なので少点数のボーナスを抑えるというよりは、ドラゴンエアルが来たらそれがそのままボーナスという感じで挑みます。

以上、マーキュリーカップ2017の予想でした。