京王杯スプリングカップ2022の予想です。

京王杯スプリングカップ2022の出走馬は、メイケイエール、スカイグルーヴ、ラウダシオン、タイムトゥヘヴンなど12頭。東京芝1400mで行われるG2戦です。

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京王杯スプリングカップ2022の予想です

今週は金曜日から土曜にかけて一貫して雨予報。土曜日のメインレース頃には不良まで悪化している可能性が高く、問われるのは言わずもがな馬場適性だろう。あまり過去の実績を重視せず、道悪でパフォーマンスを上げられそうな馬を狙いたい。

本命はもう一度、クリスティを狙いたい

前走阪神牝馬ステークスでも本命に推し、ハナを主張して理想的な形を作れたものの、ラスト1ハロンで失速し、勝ち馬メイショウミモザから0.5秒差の7着に敗退。当時は内がやや有利の馬場だったので、物足りない走りではあったが、時計の速い決着に対応できなかったのが敗因に見えた。事実、これまで稍重以上では【2.2.0.0】と連対率100%。最後に勝利を挙げたリステッド競走の六甲ステークスも非常にタフな馬場だったので(先行勢が失速する中、逃げて押し切る強い競馬だった)、キズナ×クロフネの血統からも分かる通り、渋った馬場でこそ良さが生きるタイプなのだろう。今回は同型のビオグラフィー、リフレイムをどう捌くかがカギも、道悪適性の一点に期待して激走を狙ってみたい。

相手は昨年の覇者・ラウダシオン

これまで東京芝1400mでは2戦2勝と負けなしのコース巧者。昨年の安田記念14着以降、不甲斐ない成績に終わっているが、展開が不向きだったり、適性のないレースを使われたりで不運が続いている印象。その中でも最も見どころがあったのが2走前のサウジアラビアで行われた東京芝1400mに似ている左回り・芝1351mのターフスプリント。レースはスタートで両隣の馬に挟まれて後方まで下がり、後方から大外ぶん回しという競馬になったが、直線で猛然と追い込んで4着。スタートさえ五分に出ていれば、勝ち馬ソングラインとも際どい争いになっていたのでは?と思わせる走りだった。「左回りの芝1400m」という条件に限れば、高いパフォーマンスが見せられるはずで、ここは変わり身を期待してもいいのではないか。重~不良でも【1.1.1.1】と結果を残している。

3番手は距離延長がカギもメイケイエール

前走高松宮記念は1~4着馬がロスなく立ち回る中、本馬は外々を回って5着に食い込んでおり、着順以上に評価していい内容だった。池添騎手に乗り替わってから多少コントロールが利きやすくなっているイメージがあるので、距離延長がプラスとは言えないが、対応可能と見ていいのではないか。道悪自体は悪くないはずだ。

シャインガーネットは終い一手でハマり待ちの面はあるが、今回は捌きやすい12頭立ての少頭数なので、極端な前残り決着でなければ、終いは確実に伸びてきそう。3歳時にファルコンステークスを制した時は重馬場だった(当時の2着がラウダシオン)。

ギルデッドミラーは3歳時のNHKマイルカップで勝ち馬ラウダシオンから0.3秒差の3着に好走した馬。その後は安定感を欠く戦績だが、速い上りに対応できないタイプなので、道悪を味方につけて前進する可能性はあるだろう。

スカイグルーヴは距離を短くしてから素質開花。芝1400mでは【1.2.0.0】と崩れておらず、牡馬相手でもこの顔触れなら十分に通用するだろう。ただ綺麗な馬場の方が良さそうなイメージがあるので、道悪でパフォーマンスを落とす可能性は考慮しておいた方が良さそう。

タイムトゥヘヴンは前走ダービー卿チャレンジトロフィーがアッと驚く激走も、展開がハマった感は否めないか。1400mは気持ち短い印象があり、前走並みのパフォーマンスを発揮できるかは未知数。

ミッキーブリランテは昨年の京王杯スプリングカップで勝ち馬ラウダシオンから0.2秒差の4着に健闘。1400mは意外と実績のある条件で、人気ほど舐められた馬ではないだろう。

ワールドバローズは前走東京新聞杯で7着に敗れたものの、直線でスムーズさを欠き、伸びない内をついていたので、決して力を出し切っての敗戦ではなかった。このメンバーでスムーズな競馬ができれば、巻き返しがあってもいいのではないか。

ビオグラフィーは昨年の京王杯スプリングカップで勝ち馬ラウダシオンから0.3秒差の5着とそこまで負けていなかった馬。これまで稍重以上で4勝を挙げており、明らかに時計のかかる馬場の方が良さそうなタイプ。今年は同型をどう捌くかがカギも、昨年並みのパフォーマンスを発揮できれば、馬券圏内が見えてきてもいいだろう。

最後にリフレイム。2、3走前は少頭数の低レベル戦だったので、オープンクラスで通用する能力があるか疑問も、本命馬が人気薄なのと12頭立ての少頭数を考えると、無理に嫌う必要もないか。

京王杯スプリングカップ2022の印です

◎⑤クリスティ
〇⑩ラウダシオン
▲⑫メイケイエール
△⑧シャインガーネット
△③ギルデッドミラー
△④スカイグルーヴ
×⑨タイムトゥヘヴン
×①ミッキーブリランテ
×⑥ワールドバローズ
×⑦リレーションシップ
×⑪ビオグラフィー
×②リフレイム

以上、京王杯スプリングカップ2022の予想でした。