北海道スプリントカップ2017(門別)の予想です。

北海道スプリントカップ2017の出走馬は、JRAからニシケンモノノフ、ゴーイングパワー、スノードラゴン、ショコラブランが出走。地方勢は、アウヤンテプイ、メイショウノーベル(以上、北海道)、ウルトラカイザー(佐賀)らが迎え撃ちます。門別競馬場1200mで行われるJpnIII戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

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北海道スプリントカップ2017の予想と見解です

過去2年はシゲルカガの逃げ切り、ダノンレジェンドの先行押し切りで決まっているが、基本的に門別1200mは逃げ、先行押し切りが難しいコース。実際、北海道スプリントカップが門別1200mで行われるようになった10年以降、4コーナー3番手以内から勝利を収めたのは、ダノンレジェンドとシゲルカガしかいない。セレスハントが2年連続で差し切り勝ちを収めたり、典型的な追い込み馬のスノードラゴンが2回にわたって好走していることからも、直線でしっかりと伸びてこれる馬を買ったほうがいいレースといえるだろう。

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本命はショコラブラン

「直線でしっかりと伸びてこれるかどうか」を重視すると、スピード型のニシケンモノノフより本馬のほうが合っているか。前走かきつばた記念は勝負どころの4コーナーでスムーズに上がっていけなかったが、直線に入るとじわじわと伸びて2着タムロミラクルからクビ差の3着に好走。ゴール板があと50m先ならタムロミラクルを差し切っていたはずで、勝ち馬トウケイタイガーを除けば、一番強い競馬だったといっていい。京葉ステークス勝ち後はダートグレードで即通用すると思えなかったが、それだけ現状のダートグレード路線が低レベルということか。このメンバーなら引き続き好勝負に持ち込めるはず。

相手はニシケンモノノフ

レース傾向を考えて2番手にしたが、実績は本馬が最上位。前走黒船賞は案外だったものの、2走前のフェブラリーステークスは前後半の800mが46.2-48.9という前傾ラップの中、2番手から粘り込んでおり、負けて強しの内容だった。今回は何が何でもハナを奪いたい馬が不在。ここはすんなりとハナを奪えるはずでさすがに巻き返してくるか。門別は2歳時に走っており、コース実績もある。

3番手はスノードラゴン

北海道スプリントカップは三度目の出走で、過去2回は14年2着、16年3着。同レースは昔からリピーター色が強いので、すでに実績を残している本馬は今年も要注意だろう。すでに9歳だが、近走を見る限り、衰えはあまり感じられない。

最後にメイショウノーベル。転厩初戦こそアウヤンテプイに敗れたとはいえ、叩き2走目できっちりと勝利。負かした相手が南関東のB級でアタマ打ちだったユウユウなので強気にはなれないものの、末脚堅実なタイプでレースの傾向には合っている。スノードラゴンが不発に終われば、本馬が差してくる展開も考えられる。

手広く買っても仕方ないので、印を以上4頭のみにしたい。

北海道スプリントカップ2017の印

◎⑭ショコラブラン
○③ニシケンモノノフ
▲⑨スノードラゴン
△②メイショウノーベル

北海道スプリントカップ2017の予想ファイル

北海道スプリントカップ2017の買い目

ちょっとここはオッズ的に買いづらいレースですね。当てにいくレースではないので、ショコラブランが勝つと割り切って3連単を買います。

【本線】
3連単:14→3、9→3、9(2点)

3連単でショコラブランからニシケンモノノフ、スノードラゴンに流した組み合わせ。印通りのショコラブラン→ニシケンモノノフ→スノードラゴンが大本線です。

【抑え】
3連単:14⇔3→2(2点)

こちらはショコラブラン、ニシケンモノノフのワンツーで決まり、3着にメイショウノーベルが入る組み合わせ。ショコラブランが勝つと割り切ると書きましたが、人気薄の組み合わせをわざわざアタマ固定にしてリスクを取る必要はないので、この組み合わせはニシケンモノノフのアタマも買います。

以上、北海道スプリントカップ2017の予想でした。