府中牝馬ステークス2025の予想です。

府中牝馬ステークス2024の出走馬は、カニキュル、ラヴァンダ、ミアネーロ、タガノエルピーダ、カナテープなど14頭。東京芝1800mで行われるハンデ・G3戦です。

6月22日(日)の予想(府中牝馬ステークス、しらさぎステークスほか)はこちらからご覧ください。

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府中牝馬ステークス2025の予想です

府中牝馬ステークスは昨年までエリザベス女王杯の前哨戦的な位置付けだったが、今年から3回東京開催の最終週に移動。昨年まで同時期に行われていた牝馬限定のハンデ重賞・マーメイドステークスを引き継ぐ形でリニューアルされたと考えていいか。マーメイドステークスが波乱含みの一戦だったように、本レースも一筋縄ではいかないだろう。

本命はセキトバイーストの逃走劇に期待したい

前走都大路ステークスは前半1000m通過57.5秒のハイペースを3番手追走から押し切る圧巻の内容。16番ゲートから馬場の良いところを選んで走れた面はあったものの、差し、追い込みが利きやすい流れだったことを考えると、素直に評価していい一戦だった。前走の走りを見ると、時計が適度にかかる開催最終週の馬場は合っており、コース替わりでも高いパフォーマンスが期待できるのではないか。無理に溜めない方が良さそうなので、自分でレースの主導権を奪いたいところ。

相手は人気でもカニキュルを信頼したい

まず今年の古馬牝馬限定重賞は圧倒的に昇級組が優秀(以下参照)。

●古馬牝馬限定重賞の前走クラス別成績(2025年)
同クラス【3.4.5.66】(勝率3.8%、連対率9.0%、複勝率15.4%、単回収率46%、複回収率48%)
昇級組【3.1.1.11】(勝率18.8%、連対率25.0%、複勝率31.3%、単回収率245%、複回収率126%)

とりわけ昇級組で単勝30倍未満に限ると【3.1.1.5】(勝率30.0%、連対率40.0%、複勝率50.0%、単回収率393%、複回収率203%)で2頭に1頭が馬券に絡んでいる。

本馬は2勝クラスからの格上挑戦になるが、ハンデ重賞で斤量52キロならクラスの壁はないと見ていいだろう。東京コースでは【3.1.1.0】と崩れておらず、ここは人気でも走ってくる可能性が高いと判断した。

3番手はシングザットソングがやや不気味

前走ヴィクトリアマイルは直線で馬群の間を割りながら伸び、勝ち馬から0.4秒差の10着。着順以上に見どころがあり、相手関係が楽になる今回は好走のチャンスがあってもいいだろう。前走のレースぶりなら1ハロンの距離延長にも対応できそう。

ラヴェルは牝馬限定G1&牡馬混合重賞を中心に使われており、今回は相手関係が弱化。大阪杯、ヴィクトリアマイルともに着順ほど負けておらず、このメンバーなら巻き返しがあってもいい。

ミアネーロは前走中山牝馬ステークスで人気を裏切るも、スタートの出遅れに加え、直線での不利が致命的で、力を発揮できずの敗戦。このメンバーなら能力的に差はなく、展開ひとつで上位争いに加わってくるのではないか。

タガノエルピーダは前走阪神牝馬ステークスが案外も、上りの速い決着になってしまい、対応し切れず。キズナ産駒らしく長くいい脚を使えるのがウリで、開催最終週の馬場はプラスに捉えていいだろう。セキトバイーストを追いかけていけば、一緒に粘り込むかもしれない。

ラヴァンダは3勝クラスからの格上挑戦も、2走前には阪神牝馬ステークスで3着に好走。このメンバーなら能力的に差はないはず。

フィールシンパシーはコーナー4回のコースで立ち回りを生かすイメージも、昨年の府中牝馬ステークスでは勝ち馬から0.6秒差の6着。舞台適性は悪くなさそうで、前々で立ち回るセキトバイーストを買うなら本馬も押さえるべきだろう。

カナテープは期待値の高い昇級組。東京コースでは【4.3.1.1】と崩れておらず、ここは無理に嫌わない方がいいのではないか。

府中牝馬ステークス2025の印です

◎⑫セキトバイースト
〇⑬カニキュル
▲①シングザットソング
△⑧ラヴェル
△⑨ミアネーロ
△⑪タガノエルピーダ
×⑭ラヴァンダ
×④フィールシンパシー
×⑦カナテープ

以上、府中牝馬ステークス2025の予想でした。