【府中牝馬ステークス2016予想】シャルールの重賞初制覇に期待
@h_r_p_studio さんの写真。)

府中牝馬ステークス2016の予想です。

府中牝馬ステークス2016の出走馬は、スマートレイアー、マジックタイム、カフェブリリアント、クイーンズリング、シャルール、アスカビレンなど13頭。東京競馬場芝1800mで行われる牝馬限定のG2重賞です。

門別競馬場入場門

水~金曜日と北海道に滞在し、木曜日は初めて門別競馬場に行ってきました。メインのエーデルワイス賞は

1着△リエノテソーロ(1番人気)
2着◎アップトゥユー(6番人気)
3着△ピンクドッグウッド(2番人気)

で決着。ただ波乱を期待していたのでドカンと儲かったわけではありませんが、現地で当てることができて良かったです。門別競馬場はご飯が美味しかったですね(まあどこの競馬場のご飯も好きです・笑)。特に牛丼とからあげ(ざんぎ)が気に入りました。あまりゆっくりする時間がなかったので、今度は門別に滞在してゆっくり牧場巡りでもしたいですね。

予想と見解です

先週の同条件で行われた毎日王冠はスローペースにも関わらず、外に持ち出した馬が1、2、3着。ルージュバック、アンビシャスは力が違ったといえばそれまでだが、後方ポツンのヒストリカルが3着に入ったことを考えると、かなり顕著な差し馬場だった。

今週に行われる府中牝馬ステークスはそもそも過去2年が外差し決着。現状の馬場を考えると、今年も外差し決着になる可能性が高い。

本命はシャルール

ゼンノロブロイ産駒の牝馬といえば、バウンスシャッセ、コスモネモシン、アニメイトバイオなどパワー型の馬が多いが(牝馬に限らず牡馬も同じ)、本馬はパワーがありながら手先の軽さを兼ね備えているのが特徴。初音ステークスや福島牝馬ステークスを見ると、追われてからの反応がよく、スローペースからの加速力勝負でも難なく対応できるだろう(基本的にはどんな競馬にも対応できる)。

そもそもサラブレッドは年齢の若いほうが加速力勝負に対応できるので(人間でいえば、マラソンで20代前半で活躍する人はいなくても、短距離なら20代前半で活躍する人がいるのと同じ。先週の毎日王冠も4歳のワンツー)、まだフレッシュな4歳というのも好感が持てる。

これまで6~8枠に入った時は【3.2.1.0】とパーフェクト。アーデントの下でやや乗り難しさがあるので、伸び伸び走れる外枠で好結果を残しているのだろう。鞍上は継続騎乗で馬の力を引き出す横山典弘騎手。前残り、立ち回り決着にならない限り、確実に伸びてくると見た。

相手筆頭はアスカビレン

2、3歳時はなかなか力を出せなかったが、ここに来て2連勝。豪快な大外一気を決めた博多ステークスも強かったが、それ以上に強かったのが三木特別。内が不利な阪神芝1800mで内からグイグイと力強く伸びて快勝。負かした相手にはバイガエシ、スピリッツミノル、ダノンメジャーがいるのだから、重賞でも十分に通用するだろう。当時の上りが32.9秒。加速力勝負にも対応できる(シャルールと同じく4歳なのも好感)。

これまで勝利した5戦のうち4戦がワンターンのコース。同じブラックタイド産駒のキタサンブラックから器用さを引いてパワーをつけた感じで、伸び伸び走れるワンターンのコースがベストなのだろう。相手は一気に強くなるが、勢いと適性を考えると侮れないはずだ。

3番手はスマートレイアー

今回も前々での競馬になりそうだが、前に行っても速い脚でまとめられるタイプ。ヴィクトリアマイルは逃げ、先行馬が総崩れの中、1頭だけ前々で踏ん張っており、負けて強しのレース内容だった。府中牝馬ステークスは過去2年連続で2着。ギャンブル的には「そろそろ嫌い時」かもしれないが、コース適性は文句なしで、脚質だけで安易に嫌わない方がいいか。

マジックタイムは外枠なら堅実駆けと見ていたが、最内枠で捌けるかどうか。ルメール騎手自身も外枠で力を発揮するタイプなので、人馬ともに内枠はマイナスだろう。能力を認めつつも、枠で評価を下げた。

シュンドルボンはどちらかというと持続力を生かして差してくるタイプ。外枠、外差し馬場ともにプラスだが、加速力勝負では少し置いていかれる心配がある。

大穴ならメイショウスザンナだろう。本質的にコーナー4回のコースがベストも外枠、外差し馬場はプラス。クイーンステークスを見ても溜めたら爆発する可能性が少しあるので、抑えておいて損はないか。

カフェブリリアントはこの枠で福永騎手だと好スタートを決めて立ち回りを生かした競馬になりそう。シャルール、アスカビレンが外から追い込んでくる展開なら本馬は馬券圏外に沈んでいそうだ。

最後にクイーンズリング。先週の毎日王冠を制したルージュバックと同じマンハッタンカフェ産駒で同じく外目の枠を引き当てたが、本馬はルージュバックよりもパワーに偏っているイメージ。速い上りを要求されたオークス、ヴィクトリアマイルを見ると、加速力勝負は向いていない可能性が高い。

印はコチラ

◎⑫シャルール
○⑨アスカビレン
▲⑥スマートレイアー
△①マジックタイム
△⑩シュンドルボン
△⑪メイショウスザンナ
×⑤カフェブリリアント
×⑬クイーンズリング

以上、府中牝馬ステークス2016の予想でした。

秋競馬、開幕!真の競馬力を身につけて勝ち越しましょう!

ゆたぽんの馬券生活共同組合では毎週、勝負レースを配信しています(勝負度、参考買い目とともに)。以下に記載したのは7月2週目の勝負レースの的中例です。

夏競馬の振り返りはこちらをご覧ください(⇒夏競馬の振り返りと秋競馬に向けて)。
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≪函館10レース 八雲特別 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑧フォールインラブ(4番人気1着
○⑩バリス(1番人気3着
▲⑪ブレイクザポケット(5番人気2着
△①フェイブルネージュ
△⑫ケンホファヴァルト
△④サラザン

フォールインラブが面白い。前走遊楽部特別は開幕週でイン有利の中、外々を回らされる苦しい競馬。2着フィブルネージュとは0.1秒差だったが、通ったコースを考えれば、フォールインラブ>フェイブルネージュと判断していいだろう。当時より外差しが利く馬場なので、条件も好転する。

相手はバリス。前走は早めに動いてブレイクザポケットやレジメンタルを振り切っているので、ここに入れば能力上位だろう。1番人気でも堅実駆けか。

馬券は3連複でフォールインラブとバリスから印を打った馬へ。フォールインラブ、ブレイクザポケット、フェイブルネージュとの組み合わせだけは抑えで買っておく。ボーナスで馬連、馬単、3連単。

【参考買い目】

3連複:8-10-1、4、11、12(4点)…フェイブルネージュ、ブレイクザポケットとの組み合わせが本線。

馬連:8-10

馬単:8→10

3連単:8→10⇔1、11(4点)

16年八雲特別

≪福島10レース 天の川賞 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑩ダイナミックウオー(4番人気2着
○①クラーロデルナ
▲⑭シュミット(9番人気1着
△③メイプルレインボー(5番人気3着
△⑤フジマサクラウン
△⑧エグランティーナ
×②オウケンゴールド
×⑬イダクァイマ
×⑮キャプテンペリー

ダイナミックウオーが巻き返すだろう。前走加古川特別は時計の速さについていけなかった感じ。昨夏には福島ダート1700mの横手特別で2着に好走しており、持久力戦になりやすい小回りダートの方が合っているのだろう。今回は相手関係も弱くなっており、前走だけ走れば、馬券圏内には入れるはず。少しズブさを見せるタイプなので、追える鞍上とも手が合いそうだ。

相手はクラーロデルナ。最内枠で乗り方がカギだが、前走でインを捌いてきたように器用さを兼ね備えているタイプ。鞍上的に信頼できないものの、能力的には軽視できない。

3番手はシュミット。前走はダイナミックウオーと一緒に走って先着。本馬は昨年の天の川賞の2着馬で、舞台適性もある。

上位3頭が差し馬になったが、ポジション取りが読みづらいメンバーで、マクリ合戦になりそう。最後は持久力勝負になって、単純に強い馬が上位入線するレースになるのではないか。

馬券はワイド&馬連&馬単でダイナミックウオーからクラーロデルナ、シュミットに流す(ワイドではなく3連複を買うなら、3列目は総流しくらいの気持ちで手広く流したい)。ボーナスで3連複、3連単も。

【参考買い目】

ワイド:10-1、14(2点)

馬連:10-1、14(2点)

馬単:10→1、14(2点)

3連複:1-10ー14

3連単:10→1、14→1、14(2点)

16年天の川賞的中画像

≪函館11レース マリーンステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑨トミケンユークアイ(10番人気3着
○⑪ショウナンアポロン(2番人気1着
▲⑥イッシンドウタイ
△⑧イースターパレード
△⑦バンズーム
△③ヒラボクプリンス(6番人気2着
×⑫ナリタスーパーワン
×⑤ソロル
×④ライズトゥフェイム

大沼ステークスの再戦ムードだが、その大沼ステークスは3着以下が大混戦(3着~7着まで0.1秒差)。ここは展開ひとつで結果がガラッと変わりそうで、伏兵の一発がありそうなレースだ。

トミケンユークアイの逃走に期待したい。前走大沼ステークスは果敢に逃げるも、4コーナー手前から勝ち馬モンドクラッセに並ばれる苦しい展開。ペースが速かったわけではないが、精神的にキツい競馬だった。本馬はとにかくテンのダッシュ力があるので、今回も単騎逃げが濃厚(ショウナンアポロンとはテンのスピードが違う。スタート五分なら逃げるのは9割くらい本馬だろう)。行き切ってしまえば、今の函館ダート1700mなら粘り込んでも不思議ではない。

相手はショウナンアポロン。トミケンユークアイがとにかく速いので2番手からの競馬になりそうだが、これまでのレースを見てもハナを奪えなければ、力を出せないタイプではないはず。アンタレスステークスでは予想以上のしぶとさを見せており、ここに来て力をつけているのは間違いない。トミケンユークアイとの行った行ったは大いにありうるだろう。

以下、イッシンドウタイ、イースターパレード、バンズームと差はない。馬券は3連複で1列目にイースターパレード、2列目にショウナンアポロン、イッシンドウタイ、イースターパレード、3列目に印を打った馬へ流したい。馬連&馬単も抑えておく。

【参考買い目】

3連複:9-6、8、11-3、4、5、6、7、8、12(18点)

馬連:8-6、8、11(3点)

馬連:8→6、8、11(3点)

16年マリーンステークス的中画像

≪中京7レース 未勝利 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑧メイショウケンプウ(12番人気1着
○③シルヴィーボーテ
▲⑤メイショウバラード
△⑦グレンダロッホ
△②イケジュンクイーン(5番人気2着
△①ダイワウィズミー
×⑯タガノガンチャン(3番人気3着
×⑮ニホンピロプレー
×⑨キトゥンズグレイス
×⑫アグネスルコリエ

メイショウケンプウの一発に期待したい。2走前のエンパイアブレイク組はメンバーがそろっていた一戦で、2~4着馬はすでに未勝利勝ち。今回はメンバーが明らかに手薄なので、当時だけ走れば、出番があってもいいのではないか。

相手はシルヴィーボーテ、メイショウバラードが有力。

馬券はワイド&馬連でメイショウケンプウからシルヴィーボーテ、メイショウバラード、グレンダロッホへ流したい。

【参考買い目】

ワイド:8-3、5、7(3点)

馬連:8-3、5、7(3点)

3連複:8-3、5、7-3、5、7(3点)

単勝:8

160709中京7レース的中画像

これは単勝92.5倍の◎メイショウケンプウが勝利するも単勝だけで悶絶…

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日曜日はパークウインズで追加購入した馬券もあり、それを合わせると本当に大勝の一言。ローカルのダート1700mは相性がいいみたいで、今週も楽しみですね。

何度か書いてますが、私は週末かなりの時間を予想に費やしています。週末の睡眠時間は2~3時間ほど。それくらいやらないと、データやタイムランクや血統などの一般大衆から離れた本当の穴馬を見つけることができません。3場開催中は、木曜日から予想をコツコツと始めるようにしました。

ただそれって普通の生活をしているとなかなかできないと思います。日頃の生活がありますし、週末は競馬以外の予定があるかもしれません。それでも競馬が好きで、なによりも馬券を当てたい!って方であれば、ご期待に応えられると思ってますので、ぜひご一読頂ければと思います(初月は490円。登録から1ヶ月以内であれば、490円しかかかりません)。