@h_r_p_studio さんの写真。)

セントウルステークス2019の予想考察です。

セントウルステークス2019の出走予定馬は、ミスターメロディ、タワーオブロンドン、アンヴァル、ダイメイプリンセス、イベリスなど。阪神競馬場芝1200mで行われるG2戦。スプリンターズステークスの前哨戦です。

夏競馬最終週、お疲れさまでした。

先週は土日ともに奮わずで申し訳ありませんでした。本命馬を振り返るとそこまで酷い成績ではなかったものの、勝負度Cだった糸魚川特別の◎クリノオスマン(7番人気2着)で馬券に繋げられなかったのを筆頭に、全体的に噛み合わないレースが多かったですね(原因の1つは「先週の重賞回顧」にも書きましたが、小倉芝の馬場の読み間違え)。

◆8月31日、9月1日の本命馬

日曜日の両重賞はどちらも楽しみだったのですが、新潟記念◎サトノワルキューレ(12番人気8着)、小倉2歳ステークス◎シゲルミズガメザ(7番人気10着)と不発。シゲルミズガメザは道中のレース運びから厳しかったですが、サトノワルキューレは予想外の好ポジションを確保し、4コーナーも抜群の手応えだったので「あとは伸びるだけ!」と思ったのですが、追い出されてから案外でした><

あれで伸びないとなれば、精神的なスランプなのでしょうか。この手のディープインパクト産駒の牝馬は近走のレース内容に関係なく、一度リズムが崩れると難しいですね。12番人気のオッズには魅力を感じたので、買ったこと自体は後悔していませんが、自分なりの反省点を挙げれば、馬の良し悪し以前に新潟外回りのフルゲートのハンデ戦という難易度の高いレースを勝負レースにしたことです(小倉2歳ステークスも天気の影響で不確定要素が多かった)。

競馬は1場12レースと決まっており、2場開催であれば、24レース、3場開催であれば、36レース。土日で48or72レース行われるわけで、どこで勝負するかは自分で決めることが出来ます。

特に自分の場合は重賞のみ買う、特別戦のみ買うというスタイルではなく、条件に関係なく狙えるレースを積極的に狙っていくスタイルなので、重賞も数あるレースの中の1つ。もちろん重賞が当たることと2歳未勝利が当たることの喜びはまた違いますが(笑)、馬単体で買いたいか否かと同時にレースとしてしっかりイメージできるかどうかについてもう少し考えないとダメですね。

今週から久しぶりの2場開催がスタート。じっくりと吟味するという意味では時間をたっぷりと作れる期間なので、改めて1レース1レースに集中してまた今週から頑張って参りたいと思います。3歳未勝利戦も終わり、番組的もシンプルになりますね。

夏競馬全体としては決して悪かったわけではないので、秋競馬はさらにいいシーズンを過ごしたいところ。まずは1週目からいいスタートを切れるよう頑張って参ります!

LINEでは1日1頭、厳選軸馬を配信しています。

友だち追加

平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。

メルマガを購読する

セントウルステークス2019の予想のポイント

1.開幕週らしくベタな立ち回り決着が目立つ

セントウルステークスは開幕週らしく立ち回り決着が目立つレース。

直近のセントウルステークスの直線入り口の映像を見ても、

◆18年セントウルステークスの直線入り口

◆17年セントウルステークスの直線入り口

◆16年セントウルステークスの直線入り口

◆15年セントウルステークスの直線入り口

と内をロスなく立ち回った馬が馬券によく絡んでいます。

昨年は馬場の真ん中を通ったファインニードルが勝利しましたが、同馬は次走スプリンターズステークスも制覇。馬の能力が抜けてました。事実、内をロスなく立ち回った馬が2、4、5着に粘り込んでいたので、例年通り内有利のレースだったと判断していいでしょう。

例年、良馬場で時計が速いと、後続勢は物理的に届かないレースになりがちなので(逃げ、先行勢でも上り33秒台でまとめる)、今年も良なら内、前を意識して予想していきたいですね。

セントウルステークス2019の予想オッズ

予想オッズも書いていきます。

人気 馬名 単勝オッズ
1 ミスターメロディ 2.8
2 タワーオブロンドン 2.9
3 アンヴァル 7.0
4 ダイメイプリンセス 8.0
5 イベリス 8.5
6 マテラスカイ 14.2
7 ファンタジスト 35.4
8 カイザーメランジェ 38.0
9 モーニン 45.4
10 ペイシャフェリシタ 60.1

1番人気は休み明けでもミスターメロディの方が売れるか。今年の高松宮記念でG1初制覇。今回は高松宮記念以来の実戦になりますが、レース傾向には合っているタイプですし、連複はともかく単は1番人気に推されるでしょう。単勝は2倍台後半と予想します。

2番人気はタワーオブロンドン。今年の北海道開催では函館スプリントステークス3着、キーンランドカップ2着と惜しい競馬が続いた馬。連軸では安定感が買われて1番人気に推されそうですが、単勝は脚質面から少しだけ嫌われるでしょうか。それでもミスターメロディとほぼ差がなく、2倍後半と予想します。

3番人気はアンヴァル。前走北九州記念が直線で不利を受けながら3着を確保。「スムーズに捌けていれば…」と思わせる内容でしたし、戦績の安定感からも北九州記念勝ち馬ダイメイプリンセスより売れるでしょう。単勝は上位2頭からやや離されて7倍台前後と予想します。

以下、ダイメイプリンセス、イベリス、マテラスカイ、ファンタジスト、カイザーメランジェ、モーニン、ペイシャフェリシタと続きそうです。上位と下位の差が激しそうなレースですね。事実上、少頭数立てのような印象です。

セントウルステークス2019のイチオシ馬は…

まず上位2頭について触れると、ミスターメロディは長期休養明けが不安なのはもちろん、高松宮記念は2着が12番人気セイウンコウセイ、3着が17番人気ショウナンアンセムで、レースとしての価値に疑問。一方、タワーオブロンドンは順調に来ており、能力面にも疑いはないものの、開幕週の馬場で脚質がやはりネック。人気的にはどうしても「差し損ね」に期待したくなりますね。

現時点で魅力を感じているのは、

イベリス

です。

前走NHKマイルカップはズブズブの差し、追い込み決着でしたし、ノーカウントでいいでしょう。阪神芝で逃げた時は2戦2勝。半姉ベルカント同様、ハマるかハマらないかのタイプですが、今回は条件的にハマる番なのではないでしょうか。ただ同型・マテラスカイの存在が厄介。出来れば、内枠から好発を決めて相手に控えさせたいですね。

以上、セントウルステークス2019の予想考察でした。