函館2歳ステークス2020の予想です。
函館2歳ステークス2020の出走馬は、モンファボリ、フォドラ、カイザーノヴァ、ラヴケリー、ルーチェドーロなど15頭。函館芝1200mで行われる2歳限定のG3戦です。
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将棋はあまり詳しくないのですが、昨日は藤井聡太さんが史上最年少でタイトルを獲得したニュースが話題になりましたね。タイトルを獲得してなお「将棋は本当に難しい」というコメントを残し、以前に羽生さんが「将棋そのものを本質的にどこまでわかっているかといわれれば、わかっていないのが実情。これから自分自身が強くなるかは分からないが、そういう気持ちをもって次に向かっていけたらいいなと思う」とインタビューに答えていたのを思い出しました。藤井さんはまだ17歳。これからどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。棋士は競馬に詳しい人も多いので、藤井さんも二十歳になったら競馬をやるかもしれませんね(笑)
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函館2歳ステークス2020の予想です
函館2歳ステークスのポイントは、「開催最終週に行われること」だろう。
毎年、開催序盤の良好な馬場で好時計をマークした馬が人気を集めるものの、開催最終週のタフな馬場に変わって力を発揮できないケースがしばしば。過去2年でいえば、
19年1番人気5着レッドヴェイパー(1回函館4日目の新馬をタイムランクAで勝利)
18年1番人気9着ナンヨーイザヨイ(1回函館2日目の新馬を好時計勝ち)
の2頭がその典型例だろう。
今年は1回函館3日目の新馬をレコードで圧勝したモンファボリが抜けた1番人気に推されそうだが、当時とはまるで異なる馬場状態。絶対的なスピードでは確かに抜けた存在も、そもそもそのスピードが殺されるレースになるのではないか。15頭立ての大外枠、控えてどこまで走るか分からない、ムラのあるFrankel産駒の1番人気という条件を考えても、本馬から入るのはハイリスクローリタンでしかない。
本命はすでに今の馬場に適性を示しているカイザーノヴァ
新馬は4コーナーで外のサンダナポイントにタックルし、鞍上の勝浦騎手にジッと睨まれる強引な騎乗だったが、馬も人もタフで進路をこじ開けてからは力強い伸び。いかにも坂井瑠星騎手と手が合うタイプで、ゴール前の余力を見ても、2戦目でさらにパフォーマンスを上げてくるのではないか。15頭立てで位置が取れないと不安ではあるが、ここ最近乗れている鞍上の手腕にも期待したい。
相手には初芝もルーチェドーロを挙げる
父マクフィは血統背景やこれまでの代表産駒を見ても、日本でも芝がベストと捉えていいはず。実際に日本でデビューした持ち込みのMakfi産駒アールブリュットは芝で4勝(初勝利が函館芝1200m)。本馬の新馬は能力の違いで勝利しただけかもしれない。初芝で人気はないかもしれないが、あっさり勝ち上がっても不思議ではない。
同じく初芝のレディステディゴーも要注意
こちらは何と言ってもキーンランドカップ勝ち馬ナックビーナスの全弟。そのナックビーナスも初勝利はダートだったが、芝に変わって実績を積み重ねたように、本馬も芝替わりは不安より楽しみの方が大きいだろう。阪神で勝ち上がり、わざわざ函館まで持ってくることを考えても、ここは色気を持っての挑戦なのではないか。
フォドラは新馬をタイムランクBの好時計勝ち。ただその時計がアテにならないのが函館2歳ステークス。400キロの小柄な牝馬で、多頭数で揉まれた時に何も出来ずに終わるというシーンは十分に考えられる。
モンファボリは新馬のパフォーマンスが印象的も、条件がガラッと変わってどこまで走るか分からず。あっさり逃げ切る可能性がゼロとは言えないが、どこにもいなくても驚けない。
ラヴケリーは新馬で負かした馬からすでに2頭が勝ち上がっているので、決して弱い組ではなかったか。カレンブラックヒル×シンボリクリスエスなら開催最終週の芝にも合いそう。
最後にグレイトミッション。東京デビューで函館組との比較がしづらい面があるものの、中央場所の14頭立ての新馬を勝ち上がってきたなら舐めない方が良さそう。当時の4着プルスウルトラ、6着ユイノチャッキーもすでに未勝利を勝ち上がっている。
函館2歳ステークス2020の印です
◎⑥カイザーノヴァ
〇⑫ルーチェドーロ
▲⑩レディステディゴー
△⑧フォドラ
△⑮モンファボリ
△③ラヴケリー
×⑨ディープエコロジー
×⑪グレイトミッション
以上、函館2歳ステークス2020の予想でした。