(前回函館遠征時に泊まったゲストハウス)

函館記念2020の予想です。

函館記念2020の出走馬は、レイエンダ、カウディーリョ、トーラスジェミニ、ベストアプローチ、ニシノデイジーなど16頭。函館競馬場芝2000mで行われるハンデG3戦です。

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函館記念2020の予想です

函館記念はベタにイン、先行有利になりやすいレース。過去5年の3着以内馬15頭のうち11頭は4コーナー3番手以内に位置しており、4コーナーの位置取りが結果に大きく左右すると言っていいだろう。今年は徹底先行型のトーラスジェミニがハナを主張すれば、隊列はすんなりと落ち着きそう。今年もレース傾向通り立ち回り戦をイメージしたい。

本命は巴賞に続いてトーラスジェミニの逃走劇に期待したい

その巴賞は前半1000m通過61.0秒と楽なペースだったが、最後まで止まる気配を見せておらず、決して展開に恵まれただけの勝利ではないはず。実際に2走前のエプソムカップでは大外枠から強引にハナを主張して単勝万馬券馬とは思えない走りを見せており、馬自身もここに来て力をつけているのではないか。

ここは内のカウディーリョ&藤岡祐介騎手が行ければ行きたい構えを見せるかもしれないが、そこは行く時はいくよの木幡育也騎手なので、いくら先輩騎手でも譲る気はさらさらないだろう。外のマイネルファンロンが外目2番手を確保すれば、カウディーリョ&藤岡祐介騎手はインの3番手で積極的に動きづらい位置に収まる可能性が高く、トーラスジェミニにとって外にマイネルファンロンがいるのはプラスに転じるかもしれない。鞍上も「逃げ」という一芸を磨き、木幡三兄弟の中でいま一番目立っている存在。自分の競馬に徹し、絡まれずに回ってくれば、ここも大いに期待できる。

相手は外目2番手を確保できれば、今年もマイネルファンロンが怖い

その昨年の函館記念2着以降、散々な成績に終わっているが、力を出し切れていないレースばかりで決してスランプに陥っているわけではないはず。実際に2走前の福島民報杯では差し、追い込み決着の中、3コーナーから先頭に立って勝ち馬マイネルサーパスから0.3秒差の5着。自分の形にさえ持ち込めれば、2年連続の激走は大いにありえそうだ。

3番手はやや売れ過ぎな気もするが、カウディーリョ

前走メトロポリタンステークスは直線で行き場を失くし、スパートが明らかに遅れての敗戦。それでも勝ち馬ウラヌスチャームから0.1秒差に留まっており、負けて強しの競馬だった。今回は本馬で2戦2勝と相性抜群の藤岡祐介騎手に乗り替わり。積極策を打ってくるのは間違いなく、トーラスジェミニが逃げ切るなら本馬もその近くにいるだろう。ディアデラノビアの仔はサンマルティン、ドレッドノータスなど古馬になって花咲くケースが多く、本馬もこれからステップアップしそうだ。

バイオスパークは内枠、先行脚質、和田騎手とそろえば、無条件で押さえ。内に人気を集めているレイエンダがいるので、和田騎手は「レイエンダより前で競馬をする」意識を持っているだろう。

レイエンダはスタートですべてが決まりそう。近2走のようにスタートで遅れてしまうと、力を出し切るのが難しくなりそうで、スタートを五分に切って中団より前で流れに乗れるかが勝負の分かれ目だろう。

穴で期待したいのはドゥオーモ。展開を考えると微妙だが、前走巴賞は後方からただ回ってきただけでゴール。小倉大賞典2着の走りを見ても、ハンデ重賞なら能力的にヒケを取らず、藤岡康太騎手が上手く操作できれば、怖い。

ベストアプローチは長期休養明けの巴賞で後方から外々を回って上り最速をマーク。叩き2走目、距離延長で前進はありそうで、展開は向くか微妙だが、無理して嫌う必要もないか。

最後にスズカロング。前走五稜郭ステークスは直線で前が塞がって競馬にならず。相手は一段と強くなるが、前に行ける武器はあるので、念のため押さえておきたい。

函館記念2020の印です

◎⑩トーラスジェミニ
〇⑯マイネルファンロン
▲⑤カウディーリョ
△②バイオスパーク
△①レイエンダ
△⑥ドゥオーモ
×⑧ベストアプローチ
×⑪スズカロング

以上、函館記念2020の予想でした。