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マイルチャンピオンシップ2018の予想です。
マイルチャンピオンシップ2018の出走馬は、モズアスコット、アエロリット、ペルシアンナイト、アルアイン、ロジクライなど18頭。京都競馬場芝1600mで行われるG1戦です。
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マイルチャンピオンシップ2018の予想です
メンバーをザッと見渡す限り、逃げ馬不在の組み合わせ。過去に逃げたことがあるのは、ロジクライ、レーヌミノル、アエロリットしかいない。
ロジクライの鞍上のC・デムーロ騎手は2017年以降、JRAで195回騎乗して逃げたのはわずか7回(新馬・未勝利を除くと、逃げたのは少頭数でそもそも逃げ馬に騎乗していた先週の修学院ステークスのランドネのみ)。鞍上の性格を考えると、前に馬を置いて運ぶ形を選択するだろう。前走毎日王冠で逃げ切り勝ちを果たしたアエロリットは7枠15番からの発走。この枠ならハナでも番手でもOKのスタンスで臨んでくるだろう。そうなると逃げるのはレーヌミノルだが、鞍上が和田騎手から四位騎手に乗り替わり。本馬も積極的に逃げを打つとは思えない。
最初のバックストレッチでは各馬が出方をうかがいながら隊列が決まるイメージ。ペースはスロー~ミドルで流れるだろう。今週から京都はCコースに替わり、内、中、外の差はなさそう。前々でロスなく立ち回れる馬が有利になるはずだ。
本命は初心貫徹でロジクライから
前走富士ステークスで待望の重賞初制覇を果たしたが、中京記念と京成杯オータムハンデは不運が重なっただけで、そもそも一番強い競馬をしていたのは本馬。ちょっとした運があれば、重賞3連勝していたはずで、ハーツクライ産駒らしく古馬になって一段と力をつけてきた。
前走富士ステークスは正攻法の競馬で押し切り勝ち。見た目的にも完勝だったが、それ以上に評価できる走りだった。切れる脚がない分、ペースが遅くなることが必ずしもプラスに働くとはいえないが、現状の京都の馬場なら極端な上り勝負にはならないはず。ここに来ての充実度を素直に信頼したい。
相手は次走注目馬でもあるペルシアンナイト
前走富士ステークスは斤量59キロと直線で挟まれる不利が響いての敗戦。それでも勝ち馬ロジクライから0.5秒差に留まっており、負けて強しを思わせる走りだった。2走前の安田記念は直線で前が詰まっての敗戦。近2走は消化不良のレースが続いている。
展開は向くか微妙だが、戦略をしっかりと練ってくるM・デムーロ騎手ならスタート五分に出れば、位置を取りに行きそう。馬群の間からでも伸びてこれるタイプなので、前付けして力を出し切れば、勝ち負けに加わってくるはずだ。
3番手は牡馬相手に崩れていないアエロリット
これまで牡馬相手に戦ったレースは【3.2.0.0】で、今年は中山記念2着、安田記念2着、毎日王冠1着の実績。牡馬の一級線相手と互角の競馬ができるのはすでに証明されている。今回は展開も味方しそうなので、再度好勝負に持ち込めるだろう。
不安を挙げるとすれば、管理する菊沢厩舎の関西遠征時の成績が悪いこと。これまで京都、阪神に遠征した際の成績は【1.0.3.48】(勝率1.9%、連対率1.9%、複勝率7.7%、単回収率11%、複回収率60%、平地のみ)。アエロリット自身も関西では結果が出ておらず、能力上位で展開が向きそうでも思わぬ落とし穴があるかもしれない。
アルアインは皐月賞以降、勝ち星がないのは気になるが、展開、枠順ともにプラスに働きそう。鞍上が川田騎手なら本馬の決め手のなさを手腕でカバーできそうだ。
エアスピネルは昨年のマイルチャンピオンシップで勝ち馬ペルシアンナイトからタイム差なしの2着。ペルシアンナイトに重い印を打つ以上、当然本馬も上位に評価すべきだろう。勝つイメージは全く湧かないが、前々で流れに乗れれば、上位争いには加わってくるのではないか。
ステルヴィオは前走毎日王冠の走りを見る限り、能力的には古馬の一級線相手でも通用しそう。問題は1枠1番からどう乗るか。この枠で位置取りが悪くなると後手後手に回って力を出し切れずに敗れる可能性がある。鞍上のビュイック騎手がどこまで出して行けるかにかかっているか。
モズアスコットは安田記念がやや上手く行き過ぎた印象も。右回り【2.4.0.3】に対し、左回り【3.0.0.0】。直近2走の右回りのレースでは、展開や休み明けなど言い訳が利くとはいえ、ダイメイフジ、ロードクエストに敗れている馬。人気ほど信頼度は高くないだろう。
最後にミッキーグローリー。展開が不向きになりそうな上、関西では期待ハズレに終わる戸崎騎手なので、過度に期待はできないものの、勢いのあるディープインパクト産駒は買い続けたほうが良く、念のため押さえておく。
マイルチャンピオンシップ2018の印です
◎⑦ロジクライ
○②ペルシアンナイト
▲⑮アエロリット
△③アルアイン
△⑭エアスピネル
△①ステルヴィオ
×⑧モズアスコット
×⑩ミッキーグローリー
以上、マイルチャンピオンシップ2018の予想でした。