ステイヤーズステークス2022の予想です。

ステイヤーズステークス2022の出走馬は、シルヴァーソニック、アイアンバローズ、ディバインフォース、ディアスティマ、ユーキャンスマイルなど14頭。中山芝3600mで行われるG2戦です。

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ステイヤーズステークス2022の予想です

ステイヤーズステークスは昔からリピーター色の強いレース。

古くはトウカイトリックが同レースで何度も好走し、過去10年ではデスペラードが2連覇、アルバートが3連覇を達成。年に一度しか行われない中山芝3600mという特殊条件であるため、適性の差が如実に出やすい。今年は昨年のステイヤーズステークス1~3着馬が再び参戦。出走馬14頭のうち6頭が昨年の同レースに出走していることを考えても、昨年の結果を重視した方がいいだろう。

本命は昨年の同レース2着馬・アイアンバローズから入る

その昨年はスローペースの逃げを打っての粘り込み。一見、展開に恵まれたように見えるが、次走阪神大賞典では淀みのないラップを追走して2着に好走しており、昨年のステイヤーズステークスは単純に切れ負けしただけだろう。前走京都大賞典は自分の形を作れずも終いにしぶとく伸びており、いかにも同レースで買いたくなる敗戦だった。開幕週で内有利が想定される馬場で大外枠に入ってしまったが、本馬自身はゲートが決して速い方ではないので、被されずに運べる外枠はむしろプラス。ハナを奪いたいのはディアスティマくらいなので、1コーナーまでにロスのない2、3番手の位置を確保できるのではないか。昨年の勝ち馬ディバインフォースは追い込み一手の脚質、3着馬シルヴァーソニックは長期休養明け。総合的に考えても本馬が堅実に走ってくるイメージが浮かぶ。

相手は昨年の勝ち馬ディバインフォース

その昨年は前が残りやすい展開の中、中団後方から外々を回り、鮮やかな差し切り勝ち。かつて同レースで何度も好走したトウカイトリック同様、自分でレースを作れるタイプではないが、中山の長丁場に高い適性があったのだろう。今年も昨年と似たり寄ったりのメンバー。昨年だけ走れば、今年も当然勝ち負けが見えてくる。

3番手は穴でベスビアナイトが怖い

3走前に松籟ステークスを制して以降、オープンクラスで結果が出ていないものの、2走前の目黒記念は極端な高速馬場、前走札幌日経オープンは立ち回りが問われる展開で本馬の良さである持続力を生かせずの敗戦。母系はマリアナイト、ダンビュライト、オーソクレースなど、芝の中~長距離で結果を残している馬がズラリといる系統。中山芝の長丁場はいかにも合いそうで、前々で流れに乗るか早めにギアを踏めれば、パフォーマンスを大きく上げてきてもいいだろう。何より鞍上がマーカンド騎手ならそれを可能にしそうだ。

シルヴァーソニックはステイヤーズステークス3着、阪神大賞典3着と長距離実績が豊富も、今年は天皇賞(春)以来の実戦でどこまで走れるか未知数。調教を見る限り、仕上がりは良さそうだが、最後まで息が持つかは走ってみないと分からない。

ディアスティマは長期休養明けの前走京都大賞典で5着に健闘。3走前の天皇賞(春)ではレコードを演出するハイペースで飛ばしながら6着に粘っており、このメンバーなら地力上位と捉えていいだろう。1枠1番ならやりたい競馬は出来るはず。

最後にユーキャンスマイル。自分でレースを組み立てられないタイプなので、開幕週の中山芝では分が悪い印象を受けるものの、長距離重賞では18年菊花賞3着、19年ダイヤモンドステークス1着、20年阪神大賞典1着、21年阪神大賞典2着とたびたび好走。近2走を見ても、能力的に大きく衰えたわけではなく、上りがかかる展開になれば、浮上してきてもいい。

ステイヤーズステークス2022の印です

◎⑬アイアンバローズ
○⑨ディバインフォース
▲⑩ベスビアナイト
△⑦シルヴァーソニック
△①ディアスティマ
△②ユーキャンスマイル

以上、ステイヤーズステークス2022の予想でした。