秋華賞2020の予想です。

秋華賞2020の出走馬は、デアリングタクト、リアアメリア、ウインマリリン、ウインマイティーなど18頭。京都競馬場芝1800mで行われる3歳牝馬限定のG1戦です。

10月18日(日)の平場の勝負レースはこちらから。

土曜日は勝負度Cのレースが3つあり、結果は…

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≪新潟7レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑦キースローガン(4番人気2着、複220円)

ここはキースローガンの巻き返しに期待したい。前走は勝ち馬に外から早めに被されてしまい、直線ではさらに進路もカットされてしまい、そこで戦意喪失した感じ。2走前には現在3連勝中のハギノリュクスを追いかけながら2着に粘り込んでおり、スムーズな先行策さえ叶えば、現級で能力上位は明らか。ここはメンバー的に単騎逃げが叶いそうで、ガラリ一変が期待できるのではないか(以下省略)。

≪東京6レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎②ダンシングサンダー<次走注目>(9番人気3着、複620円)

先週はスズカコーズウェイ産駒の◎スズカコーズマンボ(8番人気1着)が勝ち切った東京ダート1400mの1勝クラス。そのスズカコーズマンボを追いかけるわけではないが、ここも同産駒のダンシングサンダーを狙いたい。

地方交流戦明けの前走はスタートで大きく遅れてしまい、直線では前が詰まる不利。それでも上り3位タイの脚で5着まで追い上げており、現級通用のメドが立った一戦だった。距離延長は走ってみないと分からない面があるものの、スズカコーズウェイ産駒の東京ダート1400m成績は【4.4.5.18】(勝率12.9%、連対率25.8%、複勝率41.9%、単回収率181%、複回収率138%)と抜群の成績。追ってしっかりと脚を使えるという点では先週のスズカコーズマンボに似たタイプ。直線で上手く捌いてくれば、スルスルと伸びてきそうだ(以下省略)。

≪東京10レース 白秋ステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑦オーヴァドーロ(11番人気14着)

先週の土曜日のような馬場になれば、外が伸びてくる可能性はあるものの、ここはメンバーを見渡す限り、逃げ、先行勢が明らかに手薄(前走で逃げた馬は1頭もいない)。馬場を極端に意識せずに展開重視で行った行ったに賭けてみたい。

本命はオーヴァドーロが父ローエングリンのようにあれよあれよと逃げ切ると見た。ダートで3勝を挙げ、芝では未勝利も、過去に2勝クラスの東京芝1600mで2着があり、決して芝がNGというわけではない馬。

ハイライトはなんといっても2走前の江の島ステークスだろう。当時、内が伸びない馬場の中、ラチ沿いに突っ込み、驚異の粘り腰。ラスト50m付近まで先頭をキープし、勝利目前の競馬だった。

◆江の島ステークス

前走長岡ステークスは本馬がいかにも苦手そうな決め手勝負。それでも終いはよく差を詰めており、芝でも現級で通用する能力はあるだろう。

今回は初めてブリンカーを着用し、行く気満々。行こうと思えば行ける組み合わせなので、ここはハナを叩いてくるだろう。極端に外が伸びるような馬場になっていなければ、ここは面白いはず(以下省略)。

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先週は3分の2で穴馬が激走するも、馬券に上手く活かせなかったのですが、土曜日は1発目の東京6レースがハマりました。ダンシングサンダーは2走前の地方のレースを見て「JRAの1勝クラスなら通用する」と思っていたので、ここでお金になってくれて良かったです。

府中牝馬ステークスも最低人気◎サムシングジャスト、6番人気▲シャドウディーヴァから思わぬボーナス万馬券もあり、いい1日でした。

秋華賞は近年相性が良く、昨年は◎クロノジェネシス○シゲルピンクダイヤで的中(【秋華賞2019予想】シゲルピンクダイヤが波乱を呼び込む※直前の配信で本命と対抗を変更)。

今年は最後の最後まで悩みましたが、悔いのない予想を心掛けました。

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秋華賞2020の予想です

差し、追い込みが決まりやすい近年のレース傾向を取るか、逃げ馬不在のメンバー構成を重視するか。今年の秋華賞はまずこの2つのどちらに張るかによって予想の筋道は大きく変わってくる。

個人的には過去の傾向より実際のメンバー重視の予想スタイルなので、後者の逃げ、先行勢有利の展開を想定したくなるが、それではローズステークスを制したリアアメリア、紫苑ステークス勝ち馬マルターズディオサ、オークス2着のウインマリリンに落ち着く。それでは予想として面白味がない上に妙味もない。何が逃げるかも正確に言い当てるのは難しいメンバー構成も、ここはレース傾向通りの消耗戦になると割り切った方が、予想として面白い上に期待値も高いだろう。

デアリングタクトは無傷の牝馬三冠がかかった一戦。京都芝2000mの内回りコースを考えても悠長に構えることはなく、デアリングタクトの後ろにいる後続勢が漁夫の利を得るイメージは湧く。

本命は2日連続で最低人気級もフィオリキアリを狙う

前走ローズステークスは18頭立ての8着。一見、買い要素はないように見えるが、直線では前にアブレイズ、外にムジカがいて進路が八方塞がりの状態。しっかり追い出せたのはラスト200m過ぎで、それで3着オーマイダーリンから0.2秒差なら着順から受ける印象ほど悪い内容ではないだろう。

2走前の西海賞は正攻法の競馬でボンオムトゥックを寄せ付けず勝利。そのボンオムトゥックは土曜日の2勝クラスを勝ち上がり、秋華賞に出走していれば、穴人気していた可能性もあるのではないか。なによりローズステークス2着ムジカは前走1勝クラス2着で、同3着オーマイダーリンは前走1勝クラス勝ち。本馬は2勝クラスの特別戦を制しており、前走のレース内容や実績を踏まえると、ローズステークスの着順以上に本馬のポテンシャルは高い。

そして右回り【2.1.0.1】(上りはすべて3位以内)、左回り【1.0.0.5】の成績が示す通り、右回りの方が良さそう。右回りで唯一、馬券圏外に敗れたのは桜花賞。当時、直線で馬群を縫うように割りながらデアリングタクト、クラヴァシュドールに次ぐ上り3位をマーク。立ち回りひとつで掲示板も狙えたレースだった。日曜日は馬場が回復するかもしれないが、土曜日はキズナ産駒が大活躍。スピード勝負にならなければ、今の馬場にマッチしていると言えそうだ。今年の秋華賞はデアリングタクトに早めに動いてもらい、本馬の末脚一発に期待する。鞍上もそういう競馬ができるタイプだ。

相手は三冠まっしぐらのデアリングタクト

桜花賞、オークスともに着差こそ付かなかったものの、どちらも完勝と言える内容。特にオークスは直線で行き場を失くし、進路を切り返しながらの追い上げ。並みの馬なら負けているはずで、ポテンシャルが抜けているからこそ勝ち切れたレースだった。エピファネイア産駒らしく気性に優ったタイプで、休み明けからでも全力で走りそう。普通に走れば、結果はついてくるだろう。ただその「普通に走る」のが難しいのが競馬。単勝1.1倍なら万が一のケースを想定し、相手本線という扱いにしたい。

3番手は次走注目馬のウインマイティー

前走紫苑ステークスは明らかに展開、馬場に泣かされての敗戦。それでも上り1位で追い上げており、秋華賞に向けてはいい負け方だった。今回はレース傾向通り「差し、追い込み勢の台頭あり」という結論。そうなれば、当然本馬にも好走のチャンスが出てくるだろう。当初、本馬から入ることを考えていたが、前走がいかにもな敗戦だったからか、前日オッズで4番人気。喜んで買いたいオッズではない。

ソフトフルートは前走夕月特別が圧巻の内容。走破時計2分00秒0は、1週前のローズステークスでは2着に値するほど。ディープインパクト産駒でもタフなレース展開に向いていそうで、人気ほど舐められた馬ではない。

ムジカは今年に入って【1.4.3.0】と一度も馬券圏外に敗れていない馬。相手なりに走るタイプなので、前走ローズステークスに続いて警戒は必要だろう。

マジックキャッスルは紫苑ステークス差し損ね組。オークスではデアリングタクトに次ぐ上り2位タイをマークしており、消耗戦になれば、上位に食い込むチャンスは出てくるだろう。

パラスアテナはこのメンバーに入ると、やや見劣る感があるものの、外目からしぶとく脚を伸ばせそうなので押さえておく。

オーマイダーリンはムジカ同様、末脚堅実な差し馬。前走ローズステークスは自分から動いていったが、末脚勝負に徹すれば、直線でもっと弾けるだろう。

ホウオウピースフルはいかにもツルマルワンピースの仔らしくピンかパーかのイメージ。フローラステークス、オークスの走りから噛み合えば、少し怖さがある。

最後にウインマリリン。横山武史騎手なので、勝ちに徹して厳しい競馬になりそうだが、土曜日の馬場ならこの枠は決してマイナスではない。オークス2着を評価して押さえておく。

秋華賞2020の印です

◎⑪フィオリキアリ
○⑬デアリングタクト
▲⑤ウインマイティー<次走注目>
△⑧ソフトフルート
△⑦ムジカ
△⑫マジックキャッスル
×⑯パラスアテナ
×⑭オーマイダーリン
×④ホウオウピースフル
×⑰ウインマリリン

以上、秋華賞2020の予想でした。