(@h_r_p_studio さんの写真。)
秋華賞2018の予想考察です。
秋華賞2018の出走予定馬は、アーモンドアイ、ラッキーライラック、カンタービレ、プリモシーン、サラキア、ミッキーチャームなど。京都競馬場芝2000mで行われる3歳牝馬限定のG1戦。アーモンドアイの3冠なるか注目の一戦です。昨年は◎ディアドラ(3番人気)→○リスグラシュー(4番人気)→△1モズカッチャン(5番人気)で的中したレース。今年もガツンと当てましょう。
まずは3日間開催お疲れ様でした。
3日間開催明けの3日間開催というハードスケジュールでしたが、なんとか乗り切りました。
予想は土日負け、月曜勝ちという結果。最後まで土日の負けが尾を引いてしまいました。9月に入ってから毎週プラスで終われていたのですが、ここで一旦ストップ。今週からは秋の新潟開催が始まり、3場開催に移行。気持ち新たに頑張っていきます。
そして今週から有馬記念(ホープフルステークス)まで怒涛のG1・14連戦。
昨秋はジャパンカップ、JBCレディスクラシック、今春は皐月賞など、最近はG1でドカンと当たることが多いので、今秋も何かありそうな気がします。それがどこかは分からないですが、1戦1戦をいち競馬ファンとして楽しみつつ、自分なりにベストの予想を導きたいと思います。
最後に今秋のG1の注目騎手を挙げておきましょう。
それは北村友一騎手です。
今は本当に周りが見えているというか、昔は悪い意味で「馬に乗るのが上手い人」って感じでしたが、今は勝負強さと勝負勘が加わり、「競馬が上手い人」になりました。南部杯のベストウォーリアも逃げるかも?って少し思ったんですよね。正直、サラキアは池添騎手よりも小倉で勝った北村友一騎手で見たかったです。池添騎手が悪いというわけではなく、今の北村友一騎手の方が一発ありそうだったんですけどね。でもどこかのG1で魅せてくれそうな気がしています。
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秋華賞2018の予想のポイント
強い馬が強い競馬をするレース
秋華賞といえば、オールドファンにとってはナリタルナパークの激走、ブゼンキャンドル=クロックワークの大波乱、ティコティコタックのイン強襲など、波乱のイメージがありますが、近年は圧倒的に強い馬が強い競馬をするレースに変わってきています(以下参照)。
◆過去5年の秋華賞の3着以内馬(13~17年)
過去5年の勝ち馬はすべて1~3番人気。
過去5年だけではなく、それ以前を見ても10年アパパネ(1番人気)、11年アヴェンチュラ(2番人気)、12年ジェンティルドンナ(1番人気)など、上位人気に推された馬が順当に勝利を収めています。
勝ち馬だけではなく、連対馬10頭はすべて5番人気以内(9頭は4番人気以内)。3着に人気薄が入ることもありますが、それも極端な大穴は13年15番人気3着リラコサージュくらいといえます。
レースが早めに動くことによって差しが決まる
秋華賞の舞台は京都芝2000m。
同コースは内回りで行われるので、逃げ、先行勢有利、立ち回り重視で考えがちですが、実際はその真逆の結果になっています。
◆過去5年の秋華賞3着以内馬の通過順(13~17年)
ご覧の通り、差し、追い込み勢の活躍が明らかに目立っています。
3着以内馬15頭のうち13頭は4コーナー5番手以下。15年3着マキシマムドパリ、17年3着モズカッチャンのように早めに動くと最後に苦しくなるのが秋華賞。
この時期の京都は時計が非常に速いので(今年の京都芝は例年より時計がかかっている)、「早めに動かないと勝負にならない」という騎手の意識が強くなることによって差しが届きやすい展開になっているのでしょう。
先行力や立ち回り力にそれほど重きを置かず、シンプルに能力重視で考えるのがベストです。
秋華賞2018の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | アーモンドアイ | 1.4 |
2 | ラッキーライラック | 7.8 |
3 | ミッキーチャーム | 8.0 |
4 | サラキア | 8.4 |
5 | カンタービレ | 8.6 |
6 | プリモシーン | 13.3 |
7 | ウラヌスチャーム | 18.5 |
8 | ダンサール(抽選) | 26.8 |
9 | ゴージャスランチ | 28.3 |
10 | ランドネ | 34.6 |
1番人気は桜花賞&オークスの二冠を達成したアーモンドアイ。ぶっつけ本番ですが、当初の予定通りですし、桜花賞も休み明けで勝利しているので休み明けだからといって割り引かれることはないでしょう。桜花賞は単勝3.9倍、オークスは1.7倍でしたが、今回はさらに下がって1倍台前半までいくでしょう。
2番人気はラッキーライラック。昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬で春は桜花賞2着、オークス3着の成績。こちらも休み明けですが、戦績の良さから人気が大きく下がることはないでしょう。それでもオークスの4.1倍ほどではなく、7倍台後半くらいでしょうか。しかし、石橋脩騎手が先週の競馬で骨折してしまい、主戦騎手が乗れないのは痛いですね(火曜日時点で騎手未定)。
3番人気はミッキーチャーム。春を休養に充てると復帰後は未勝利→500万下→1000万下と3連勝。元々、素質の高さを見せていましたが、ここに来て本格化の気配。未知の魅力で単勝は売れるでしょう。8倍台前後と予想します。
以下、サラキア、カンタービレ、プリモシーン、ウラヌスチャーム、ダンサール(抽選)、ゴージャスランチ、ランドネと続きそうです。
秋華賞2018のイチオシ馬は…
今年の秋華賞はアーモンドアイの1強ムード。脚質的に不安がないわけではありませんが、秋華賞は前述の通り差しが届きやすい展開になりますし、ルメール騎手もオークス同様にある程度の位置を取りにいく競馬をしてくるはず。スプリンターズステークス同様、相手探しのレースになるのではないでしょうか。現時点で相手候補として注目しているのは、
ウラヌスチャーム
パイオニアバイオ
のルーラーシップ産駒の2頭です。
2頭とも前哨戦で期待し、馬券圏外に敗れましたが、能力の高さを再確認できたレースでもありました。
ウラヌスチャームはコーナー4回のコースに替わって不安がありますが、現状の時計のややかかる馬場、例年の秋華賞のような流れに乗れば、チャンスは十分にありそう。藤岡祐介騎手が悪いわけではないですが、この手のタイプは和田騎手のほうが合っているでしょう。
パイオニアバイオは母アニメイトバイオが秋華賞の2着馬。オークス7着、紫苑ステークス4着と結果は出なかったものの、敗因はハッキリしています。小柄な馬なので輸送がカギになりそうですが、能力は足りているはず。柴田善騎手は歓迎とはいえませんが、秋華賞の傾向から何もしない騎手の方が逆にいいかもしれません。
以上、秋華賞2018の予想考察でした。