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皐月賞2020の予想です。

皐月賞2020の出走馬は、コントレイル、サリオス、サトノフラッグ、ヴェルトライゼンデ、クリスタルブラックなど18頭。中山競馬場芝2000mで行われる3歳牡馬クラシック第一弾です。

4月19日(日)の平場の勝負レースはこちらから。

皐月賞と言えば、やはり思い出すのは2018年。

1着◎エポカドーロ(7番人気)
2着○サンリヴァル(9番人気)
3着▲ジェネラーレウーノ(8番人気)

現地で購入した1万円はハマれば、帯になるように購入したのですが、印上位3頭がそのまま入って119万7000円の払い戻しに。これはもう忘れられないですね。G1で本命対抗単穴すべて人気薄で、1→2→3着で決まることはもうないでしょう(笑)

昨年は◎クラージュゲリエ。現地では前年に味をしめて、当たれば、帯にになるよう130倍のサートゥルナーリアとクラージュゲリエの馬連1点勝負。結果は1、5着でしたが、4コーナーでは一瞬夢を見ました。まあ人生そんなに甘くないですね。

今年は現地に行けないのが残念ですが、馬券的に買いたいレースなので楽しみにしたいと思います。

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皐月賞2020の予想です

今年の皐月賞は無敗馬コントレイル、サリオスが1、2番人気に推されそう。どちらもすでにG1のタイトルホルダーで、中心視されることに異論はないが、一般的に2、3歳の重賞において無敗馬の期待値はそこまで高くない(ファンの期待がオッズに上乗せさせられる分、過剰人気になりがち)。それは皐月賞も例外ではなく、過去20年、無敗の重賞勝ち馬が皐月賞に挑んだ結果は以下の通り。

◆皐月賞における無敗の重賞勝ち馬の成績(過去20年)

過去20年で見ると、アグネスタキオン、ディープインパクト、サートゥルナーリアが無敗の皐月賞馬に輝いている一方、ロジユニヴァース、サトノクラウン、ファンディーナと1番人気に推されながら掲示板外に消えた馬もいる。

複勝率は57.1%。2頭に1頭は馬券圏内に好走しているが、2頭に1頭は馬券圏外に消えているのも事実。「負けていないこと」は強さと同時に弱さであることは歴史が証明している。

コントレイル、サリオスはともにぶっつけ本番。前者はフルゲートの最内枠、後者はコーナー4回のコース自体初めてであり、他馬にも十分に付け入る隙はあるだろう。

加えて土曜日にバケツをひっくり返したような豪雨が発生。中山芝2000mの2鞍は未勝利で2分9秒5、3歳1勝クラスの山藤賞で2分8秒6もかかった。日曜日は晴れ予報が出ているが、パンパンの良まで回復する見込みはなく、近年のスピード決着が主流の皐月賞とは真逆のスタミナが問われるレースになるだろう。今年の皐月賞は少なくても上位3頭で順当に収まるとは思えない。

本命はヴェルトライゼンデの一撃に期待したい

前走スプリングステークスは弱メン相手にまさかの敗戦を喫したが、前半1000m通過63.2秒の超スローペースで上り3ハロンだけの競馬。バテずに長くいい脚を使えるのがウリの本馬にとっては最悪の展開で、切れ負けしただけと解釈していいだろう。ハイライトは2走前のホープフルステークス。勝ち馬コントレイルから0.2秒差の2着に敗れたが、派手さと脆さが同居しているように見えたコントレイルに対し、本馬は欠点と言う欠点が見当たらない走りだった。当時、レース後に「中山のような小回りコースは向いている。皐月賞で買いたい。」とメモしており、前哨戦で良い負け方をし、人気を落としている今回、買わない理由はない。新馬が馬場差不良、萩ステークスが馬場差+1.0で勝利。土曜日の土砂降りは本馬に味方するだろう。

相手は上位人気勢ならサトノフラッグの信頼度が高いはず

新馬こそ6着に敗れたが、その後はとんとん拍子で未勝利→1勝クラス→弥生賞と3連勝。走るたびにパフォーマンスを上げており、本番でもう一段上のギアを見せる可能性は大いにありそう。中山芝2000mでは2戦2勝。重馬場でもすでに結果を残しており、凡走するイメージがあまり浮かばない。かつてサトノクラウン、サトノダイヤモンドが1番人気に推されて敗退。賞金的に足りていたサトノインプレッサを引っ込めたことを考えても、本馬でこの一戦に賭ける思いも強そうだ。

3番手はどっちに転んでも不思議ではないコントレイル

東京スポーツ杯2歳ステークス、ホープフルステークスともに圧巻の内容。どちらもただた強いの一言だったが、強さの中に狂気が見えたのもまた事実だった。年明け初戦、18頭立ての最内枠、経験したことのない道悪など不確定要素がある以上、馬券的には飛んでもOKのスタンスで臨むのが正解だろう。

京成杯で本命に推したクリスタルブラックは上りがかかっての追い比べになれば、もう一丁があっても驚けない。新馬、京成杯ともに上りは1頭だけ抜けており、まだまだ上昇の余地を残している馬。存在自体が地味で脇役感は否めないものの、上位勢が凡走に終われば、上位に食い込む資格は十分にあるだろう。

マイラプソディは「展開が向けば」の条件付きで押さえ。デビューからの3連勝は相手関係に恵まれたが、決して弱い馬ではない。新馬から一貫して上り2位以内をマークしており、末脚の持続力比べになれば、2、3着ならチャンスがあってもいいだろう。

ダーリントンホールは一級線相手に通用するか微妙だが、タフな馬場自体は歓迎だろう。鞍上のM・デムーロ騎手も道悪のG1で活躍するイメージ。

ブラックホールも馬場を考慮して念のため押さえておく。典型的なゴールドシップ産駒のイメージでバテずに長くいい脚を使えるのがウリ。例年のスピード決着の皐月賞では全くの用なしも、タフ馬場なら押さえておいて損はないだろう。

サリオスは超えるべき壁が多過ぎで不安でしかない。朝日杯フューチュリティステークスは今から振り返れば、メンバーレベルが低く、能力的にも決して抜けた存在ではないのではないか。

最後にキメラヴェリテ。初芝の若葉ステークスで逃げて2着に好走。能力的に厳しいかもしれないが、自分の形を持っているのは強みで、2番手以下が控えてくれれば、あれよあれよと粘り込むシーンがあっても驚けないか。

皐月賞2020の印です

◎⑰ヴェルトライゼンデ
○⑤サトノフラッグ
▲①コントレイル
△⑪クリスタルブラック
△⑫マイラプソディ
△⑬ダーリントンホール
×⑨ブラックホール
×⑦サリオス
×⑭キメラヴェリテ

以上、皐月賞2020の予想でした。