@h_r_p_studio さんの写真。)

中山グランドジャンプ2020の予想です。

中山大障害2020の出走馬は、オジュウチョウサン、シングンマイケル、メイショウダッサイ、シンキングダンサー、ブライトクォーツなど11頭。中山競馬場障害4250mで行われるJ・G1戦です。

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今週は牡馬クラシック第一弾・皐月賞が行われますが、中山グランドジャンプもオジュウチョウサンの5連覇なるかで目の離せない一戦。昨年の中山大障害は、

1着▲シングンマイケル(2番人気)
2着◎ブライトクォーツ(6番人気)
3着△メイショウダッサイ(4番人気)

と綺麗に決まったので、ここも続きたいですね。馬券はもちろん純粋にレースとしてもどんな結果になるのか楽しみです^^

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中山グランドジャンプ2020の予想です

今年の中山グランドジャンプの最大の関心事は、オジュウチョウサンのJRA史上初の同一重賞5連覇なるかどうかだろう。

JRAでの同一重賞4連覇はフジノオー、グランドマーチス、オジュウチョウサンの3頭が達成しているが(※フジノオーとグランドマーチスは年に2回行われていた中山大障害での4連覇。4年に渡って4連覇を達成しているのはオジュウチョウサンのみ)、フジノオーとグランドマーチスは5連覇を狙ったレースでともに2着に敗退。それだけ長い間、王座に就き続けるのは難しいのだろう。

ところがオジュウチョウサンは今年初戦の阪神スプリングカップで前年の最優秀障害馬シングンマイケルを全く寄せ付けずのレコード勝ち。格の違いをまざまざと見せつけた感じで、阪神スプリングジャンプの再戦ムードが強い今回、死角と言う死角は見当たらない。それでも同一重賞5連覇には見えない壁があるはずで、レコードが出るような前走とは真逆の馬場状態を考慮しても、ここで連勝ストップがあっても驚けないか。ここは“この条件でこそ”の馬から入る。

本命は昨年の中山大障害に続いてブライトクォーツの激走がありそうだ

今年初戦の阪神スプリングジャンプでは序盤から押してハナを奪い、後続を引き離してグングンと逃げたが、序盤にトラストと競い合ったこと、休み明けで馬体重が+22キロと増え過ぎていたことなどが堪えて敗戦。最終障害では騎手が落馬寸前まで体勢を崩してしまい、直線半ばから一気に失速したのは仕方ないだろう。それでも見せ場たっぷりの走りを見せ、改めてポテンシャルの高さを示した一戦だった。

今回は昨年の中山大障害で2着に好走した大障害コース。阪神スプリングジャンプで競い合ったトラストが不出走なのは追い風で、逃げでも番手でも自分のペースで再び走り切れば、再びの一角崩しがあってもいいのではないか。中山大障害時にも書いたが、フェアリードールの一族は、トゥザヴィクトリー(01年有馬記念6番人気3着)、トゥザグローリー(10年有馬記念14番人気3着、11年同9番人気3着)、トゥザワールド(14年有馬記念9番人気2着)など中山のG1で一撃があり、本馬にももう一丁を期待したい。

相手はシングンマイケルが堅実駆けだろう

前走阪神スプリングジャンプではオジュウチョウサンに完敗したが、レースセンス抜群で、崩れるイメージが全く浮かばない馬。派手さはないものの、飛越センス抜群、勝負強さ二重丸で、再びオジュウチョウサンに先着を許したとしても馬券圏内をハズすことはないだろう。変な話だが、オジュウチョウサンには無敗を続けている怖さがあり、信頼度ではこちらの方が上なのではないか。

3番手は4年間負けなしのオジュウチョウサン

16年中山グランドジャンプを制して以降、障害戦に限れば、12連勝中。その間に使うレースは決して多くなかったものの、文字通り4年間も負けていないことになる。前走阪神スプリングジャンプでは久しぶりの障害戦とは思えないド派手なパフォーマンス。普通に回ってくれば、5連覇の可能性は極めて高いだろう。それでも前馬未到の挑戦であること、タフな道悪馬場になることを考えると、付け入る隙が全くないとも言えないか。

メイショウダッサイは障害未勝利を勝ち上がって以降、【5.3.2.0】と未だに複勝率100%をキープ。昨年の中山大障害は3着に敗れたものの、ペガサスジャンプステークスのように早め早めの進出が出来ていれば、結果はまた違った可能性があり、シングンマイケルやブライトクォーツに先着するイメージは十分に浮かぶ。4番手評価だが、普通に勝ち負けに加わっても不思議ではない。

最後にシンキングダンサー。昨年の中山大障害、今年初戦の阪神スプリングジャンプの結果を見ると、上位勢にやや分が悪い印象を受けるが、それでも大きな差はないはず。馬券圏内なら十分にチャンスのある1頭だろう。

中山グランドジャンプ2020の印です

◎⑤ブライトクォーツ
○①シングンマイケル
▲⑥オジュウチョウサン
△⑪メイショウダッサイ
△⑦シンキングダンサー

以上、中山グランドジャンプ2020の予想でした。