【ロジータ記念2016予想】オマケで西日本ダービーも

ロジータ記念2016(川崎)の予想です。

ロジータ記念2016の出走馬は、ミスミランダー、リンダリンダ、スアデラ、モダンウーマン、マテリアメディカが出走。川崎競馬場2100mで行われるSI戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。オマケで最後に第1回西日本ダービー2016の予想も掲載しています。

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今週の重賞12連戦(?)の一発目だったメルボルンカップですが、本命に推した◎フーショットザバーマンは16番人気5着でした。道中は24頭立ての最後方。「こりゃダメだ…」と諦めて見ていたのですが、直線は他馬からバテる中、大外からしぶとく伸びて5着。3着馬との着差を考えると、もう少しレースに参加できていれば、3着争いには加われたかもしれません。とはいえ、相手を買っていませんでしたが(苦笑)。

ただ今週は重賞がまだ11レースもあります。ということで残りの11レースに切り替えて頑張りましょう。これを書いている時点で北海道2歳優駿の結果は分かりませんが、JBCの前に一発当てて資金を稼いでおきたいところです。

予想と見解です

南関東の3歳牝馬のトップホースたちが一堂に集った今年のロジータ記念。

今年の3歳牝馬路線を少し振り返ると、桜花賞まではモダンウーマンの1強状態。2冠目の東京プリンセス賞では単勝1.3倍の断然人気に支持されるも逃げ粘れず3着に敗退。勝利したのはモダンウーマンに苦汁をなめさせられてきたリンダリンダだった。2頭は関東オークスをパスして東京ダービーへ挑み、敗退。強気に関東オークスに駒を進めたミスミランダーが2着に激走し、そのあとの黒潮盃で重賞2勝目をマーク。ここに来て本格化の気配が漂っている。

この3頭が顔を合わせるのは昨年の東京2歳優駿牝馬以来。果たして現時点での力関係がどうなっているのかが今年のロジータ記念のポイントだろう。それでは予想にいきましょう。本命は…

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リンダリンダ

本馬を評価したいのは前走のA1戦。道中は縦長馬群の後方追走、直線はバテた馬を交わしただけとはいえ、JRAの準オープンに在籍していたトーセンハルカゼ、トップボンバーに先着。JRAの重賞でも好勝負したことがあるイッシンドウタイから1.6秒差なら上々の内容だろう。

単純な時計比較とはいえ、前走の走破時計は同日・同条件で行われたロジータ記念のトライアル・サルビアカップの勝ち時計より2秒も速く(勝ち馬はインフィニティ)、3歳牝馬同士なら簡単には負けないだろう。2歳時はまさか2000mで走ると思っていなかったが、現時点ならモダンウーマン、ミスミランダーより距離適性も上なはず。展開を考えてもモダンウーマンが逃げ、ミスミランダーが2番手から進めるなら、その直後でじっくり乗れる本馬に流れが向くのではないか。

相手はミスミランダー

戸塚記念の敗因がいまひとつ掴めないものの、関東オークス2着以降は本格化を思わせる走り。2走前の黒潮盃で下したカツゲキキトキトは白山大賞典でトラキチシャチョウと差のない6着に健闘しており、本馬の能力の高さを裏付けることにもなった。今回は南関東の牝馬同士。前走が案外だったとはいえ、さすがに巻き返してくるのではないか。

3番手はマテリアメディカ

黒潮盃では上り最速の脚で追い込んで3着。とにかく追われてからしっかりと伸びるタイプで、モダンウーマンをミスミランダーが早めに捕まえに行く展開なら直線は漁夫の利的に追い込んできそう。前走に続いて赤岡騎手が乗れるのも大きな強みだろう。

モダンウーマンは4番手。東京ダービーを見る限り、距離が持たないことはないが、本質的にはやはりマイル以下が良さそう。強力な同型ミスミランダーがいることを考えても、粘り込むのは容易ではないか。ただ鞍上は最近の地方重賞でやたら馬券に絡む山崎騎手。上手い騎手ではないものの、最近の勢いを考えると怖い。

ポッドガゼールは前走が圧巻の勝ちっぷり。騎乗した瀧川寿希也騎手いわく、「何馬身でもちぎれそうな勝ちっぷりだった」ようで、実際に見てる側でもそう感じさせるほどの圧勝劇だった。ただこの馬はどうも不器用な面があり、広いコース向きな印象。関東オークス6着を考えると、川崎で走れないこともないが、前走の内容を鵜呑みにするのは危険か。

最後にスアデラ。生え抜きの南関東馬でデビュー当初から期待されていたが、実はまだ重賞未勝利。東京プリンセス賞のパフォーマンスを基準に考えると、馬券圏内ならチャンスはありそうだが、本質的にはマイル前後が良さそう。積極的に買いたくはないが、2、3着ならチャンスありという意味で抑えておきたい。

印はコチラ

◎②リンダリンダ
○⑥ミスミランダー
▲⑭マテリアメディカ
△⑩モダンウーマン
△⑫ポッドガゼール
△⑧スアデラ

西日本ダービー2016の予想

◎⑤ディアマルコ
○⑦マイタイザン
▲⑥タケマルビクター
△⑩アサクサセーラ

真面目な話、今年の地方の3歳馬でナンバー1は、牡馬なら愛知のカツゲキキトキト、牝馬なら高知のディアマルコだろう。2頭ともスパイキュール産駒。デビュー当初は目立った存在ではなかったものの、使われるたびにメキメキと力をつけて、いまや2頭とも地元を代表する馬に成長した。

ディアマルコは4走前に兵庫のトーコーヴィナスを下して勝利。そのトーコーヴィーナスはレディスプレリュードで2着に健闘しており、負かした相手を考えれば、3歳馬同士なら牡馬相手でも遜色ないはず。本馬自身はレディスプレリュードで10着に敗れたものの、終始揉まれる形になってしまい、精神的にきつい競馬。直線は再び盛り返す脚を見せており、悲観する内容ではなかった。毎度、4コーナーで手応えが怪しくなりながら、追われてまた脚を使ってくる馬。勝負根性は素晴らしいものがあり、4コーナーでマイタイザンを射程圏に入れていれば、ゴール手前でいつものように伸びて、キッチリと差すシーンが目に浮かぶ。

相手はマイタイザン。自分の競馬をすれば、おのずと結果はついてくる。負けるとすれば、ディアマルコ以外は考えられない。

あとはアサクサセーラ、タケマルビクター。事実上、4頭立てのレースだろう。

楽天競馬では10%ポイント還元の対象レースなのでオッズ次第で少し買おうかなと思っています。

以上、ロジータ記念&西日本ダービー2016の予想でした。