新潟2歳ステークス2021の予想です。

新潟2歳ステークス2021の出走馬は、アライバル、クラウンドマジック、オタルエバー、セリフォス、クレイドルなど12頭。新潟競馬場芝1600mで行われる2歳限定のG3戦です。

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新潟2歳ステークス2021の予想です

新潟2歳ステークスは開催後半の新潟芝1600mで行われるため、単調な前残り決着になりにくく、ほぼ毎年追い比べになっているレース。過去10年の新潟2歳ステークスの勝ち馬を見ると、10頭すべてが上り2位以内をマークしており、直線で速い上りを繰り出せるかがほぼすべてと言っていい。今年は12頭立ての少頭数。小細工は利かず、例年通り直線で馬群一団の追い比べになるはずだ。

本命は新馬の走りにセンスを感じたクラウンドマジック

その新馬はスタートで出遅れて直線では進路を切り返すロスがありながらも、ゴール前でグイっと伸びて差し切り勝ち。12頭立ての7番人気と低評価だったものの、奥の深さを感じさせたレースだった。母系はゴールデンジャックの系統で、近親には新潟芝1600mの関屋記念を制したサイドワインダーなど。本馬もサイドワインダーのように追われてじわじわと脚を使うイメージなので、開催後半の新潟芝1600mは絶好の舞台と見ていいのではないか。

相手は人気でもアライバルが有力か

新馬は東京芝1600mで、中団から余力を残して差し切り勝ち。レース内容もさることながら、同組の2着プルパレイ、3着ホウオウパレード、5着グランドラインが次走未勝利を勝ち上がっており、負かした相手も大いに評価できる。正直、大物感こそないものの、昨年のアルテミスステークスで2着に好走した半姉・ククナ同様、現時点での完成度が高そうだ。

3番手にはスタニングローズを挙げたい

新馬こそ逃げ馬を捕らえ切れず2着に敗れたものの、2戦目の未勝利では好位から上り最速をマークして完勝。ロゼカラーの系統らしく追っての良さがウリなので、新潟2歳ステークスのようなレースは合っているだろう。

セリフォスは新馬をタイムランクAで勝利。当時の2着ベルクレスタが次走未勝利で完勝していることを考えても、時計通りの評価をしていいのではないか。川田騎手ー中内田厩舎のラインなので、早い時期の重賞でこそでもある。

クレイドルは今年のクラシックで活躍したステラヴェローチェの半妹。速い上りを繰り出せるタイプではないものの、今の新潟芝なら極端な上りが要求されないはずなので、本馬でも上り上位を計測する可能性は十分にあるのではないか。

オタルエバーは新馬が後続を寄せ付けずの圧勝も、リオンディーズ×Redoute’s Choiceと血統的にやや重いのが気になるところ。新馬では上り2位タイだったものの、このメンバーでは相対的に速い上りをマークするのは難しいだろう。

ウインピクシスは2歳戦から活躍することで知られているマイネル軍団。ただマイルへの距離短縮が合うかは微妙なところで、血統的にもやや重過ぎるか。

新潟2歳ステークス2021の印です

◎⑦クラウンドマジック
〇⑧アライバル
▲⑤スタニングローズ
△①セリフォス
△②クレイドル
△⑥オタルエバー
×③ウインピクシス

以上、新潟2歳ステークス2021の予想でした。