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NHKマイルカップ2018の予想です。

NHKマイルカップ2018の出走馬は、タワーオブロンドン、ギベオン、テトラドラクマ、パクスアメリカーナ、プリモシーンなど18頭。東京競馬場芝1600mで行われる3歳限定のG1戦です。

5月6日(日)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時ごろに掲載します)。

土曜日は当たったレースもありましたが、取りたかった京都、東京のメインがハズレ。京都は芝のレースを見ていてステイフーリッシュがいかにも来そうだなと思ったのですが、案の定、勝利。しかし、藤岡祐介騎手は本当に乗れるようになりましたね。

土曜日はマイナススタートでしたが、京都芝は顕著な傾向が出ているので、日曜日の京都芝のレースは全部買いたいくらいです。日曜日は巻き返せるように頑張ります!

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NHKマイルカップ2018の予想です

カレンブラックヒル、ミッキーアイル、メジャーエンブレムのような逃げ切りもあれば、ディープスカイ、ダノンシャンティ、マイネルホウオウのような極端の追い込みも決まるのがNHKマイルカップ。今年は果たしてどちらの年になるのかを読むのが最初のポイントといえるか。

逃げるのはクイーンカップを逃げ切ったテトラドラクマ。そのクイーンカップは前後半800mが46.0-47.7のハイペースだったが、田辺騎手が飛ばしたというよりアルーシャに競いかけられたことでハイペースが生み出されてしまった感じ。田辺騎手は今週のかしわ記念のオールブラッシュ、安田記念のロゴタイプなどを見ても基本的にスロー逃げを好むので、競いかけてくる馬がいなければ、ペースはスロー~ミドルに落ち着くだろう。ほかに先行しそうな馬を見ても、フロンティアに騎乗の内田騎手は田辺騎手と似て溜め逃げタイプ、カシアスは距離に不安があり、無理には飛ばさないはず。逃げ、先行勢が抑える形になり、逃げ、先行有利のNHKマイルカップになるのではないか。ただ今年のNHKマイルカップは逃げ、先行勢に力不足感が否めず、基本的には能力重視、その中から位置を取れそうな馬を狙っていきたい。

本命は能力上位で位置も取れるパクスアメリカーナ

前走アーリントンカップはスタート後、隣枠のインディチャンプがかかり気味に先行して内に切れ込んできた影響で、控えて終始揉まれる形に。鞍上の川田騎手の意識は明らかに前にあり、思うような競馬ができずの敗戦だった。本馬はクロフネ産駒らしいスピードの持続力が最大の武器。直線入り口でタワーオブロンドンとほぼ同位置では差されるのも仕方なく、もう一列前で早めにスパートが出来ていれば、こちらが勝っていた可能性もあるだろう。今回は隊列的にタワーオブロンドンより前で早めのスパートを打ってそう。ペースがスロー~ミドルに収まれば、位置取りの差でこちらが最初にゴール板に飛び込んでもいいだろう。父クロフネはNHKマイルカップと相性のいいヴァイスリージェント系。血統的にも魅力がある。

相手はアーリントンカップ勝ち馬のタワーオブロンドン

2歳時は特に評価していなかったが、今年初戦のアーリントンカップが圧巻の内容。直線では外のラセットに進路を塞がれるも体当たりして進路を確保すると、そこからグイグイと伸びて差し切り勝ち。体重的には2歳時から減っていたが、一段と逞しくなった印象を受けた。展開が向くわけではないが、枠順的にはレース運びがしやすく、極端なスローペースにでもならない限り、堅実に走ってくるのではないか。

3番手はダノンスマッシュが面白い

2走前のファルコンステークスは鞍上の戸崎騎手のせいで負けただけで、前走アーリントンカップは大外枠から気分よく行き過ぎたのが敗因。朝日杯フューチュリティステークスではタワーオブロンドン、ケイアイノーテックと差のない競馬を見せており、このメンバーでも能力的に大きく見劣ることはない。父ロードカナロアは短距離のイメージが強いが、産駒は意外と距離の融通が利く。馬群の中で上手く脚を溜められれば、直線でスパッと伸びてくるかもしれない。

テトラドラクマは展開をある程度重視するなら当然有力な1頭。前走クイーンカップに続いて主導権を奪いやすい内枠をゲット。牡馬相手にどこまで通用するか未知数な面はあるが、展開の恩恵を受ければ、能力が多少劣っていたとしても粘り込めるだろう。田辺騎手の単騎逃げはとにかく怖い。

カツジは1枠1番がどう出るかも前々で流れに乗れれば怖い存在。能力の絶対値ではアーリントンカップ1、2着馬に劣るものの、レースセンスが非常に高く、乗り方ひとつで上位争いしてもいい。

ケイアイノーテックはカツジ同様、能力の絶対値がそこまで高いわけではないが、欠点が少なく、現代競馬に必要なレースセンスを持っている。これだけ騎手がコロコロと変わっても結果が出ており、よほど癖のない馬なのだろう。鞍上が藤岡祐介騎手なら悪くない。

レッドヴェイロンは未勝利勝ち直後のアーリントンカップで3着に好走。まだ良化の余地を残しており、上積みがあれば、タワーオブロンドン、パクスアメリカーナとも差のない競馬ができるかもしれない。ただ兄弟はリディル、クラレント、レッドアリオンとG1ではワンパンチ足りない馬ばかり。本馬もG1の壁にぶつかる可能性はある。

ギベオンは鞍上で上位人気に推されそうだが、能力的にそこまで抜けている印象はない。毎日杯は3着インディチャンプが次走アーリントンカップ4着、4着インディチャンプが次走青葉賞12着、5着ノストラダムスが次走アーリントンカップ7着と敗戦。2着以下の馬はそこまでレベルが高くなかったはず。戦績、鞍上だけで売れるなら印的には下位に回したい。

当初、本命も考えたプリモシーンは枠順、展開で評価を下げた。この枠でスロー~ミドルペースで密集した馬群になると、桜花賞同様、直線で前が空かず消化不良の競馬に終わりそう。前が勝手に潰れるような展開にならないと、上位争いは難しいのではないか。馬群を捌けない戸崎騎手の内枠の差し馬はリスクでしかないだろう。

NHKマイルカップ2018の印です

◎⑩パクスアメリカーナ
○⑦タワーオブロンドン
▲⑧ダノンスマッシュ
△③テトラドラクマ
△①カツジ
△⑪ケイアイノーテック
×⑰レッドヴェイロン
×⑨ギベオン
×⑤プリモシーン

以上、NHKマイルカップ2018の予想でした。