根岸ステークス2021の予想です。

根岸ステークス2021の出走馬は、レッドルゼル、タイムフライヤー、テイエムサウスダン、ステルヴィオ、ヘリオスなど16頭。東京競馬場ダート1400mで行われるＧ３戦です。

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根岸ステークス2021の予想です

根岸ステークスは昔から差し、追い込み決着になりやすいレース。

古くは、競馬ファンの間で未だに語り継がれているブロードアピールの最後方からの大外一気。その後もシルクフォーチュン、メイショウマシュウ、カフジテイク、ノンコノユメなどの個性的な追い込み馬たちがこのレースを制してきた。

今年は是が非でもハナへ行きたい馬が見当たらないものの（行けるならダイメイフジが行きたいだろう）、番手策を取りたい馬は多く、ペースは平均以上で流れるのではないか。レース傾向通り、決め手のある馬から入りたい。

本命は末脚強烈なデザートストーム

長期休養明けだった４走前の天保山ステークスを除けば、ダートでは常に上り３位以内をマークしており、そのほとんどで上り最速を記録。前走ギャラクシーステークスでは斤量55キロの恩恵があったとは言え、抜群の手応えからあっという間に抜け出しており、能力あってこその勝利だろう。近親にティーハーフ、サドンストーム、ウーマンズハートなど鋭い決め手を持つ馬がいて、本馬もまさにそのイメージ。決め手比べになりやすい根岸ステークスはいかにも合っているのではないか。

相手にはスマートダンディーを推したい

前走ギャラクシーステークスでは勝ち馬デザートストームから0.1秒差の２着に敗れたものの、４コーナーで外から被されて追い出しがワンテンポ遅れたこと、勝ち馬より斤量が２キロ重かったことを考えると、勝ち馬にヒケを取らない内容だった。それまでは結果がなかなか出なかったものの、４走前のプロキオンステークスは正攻法の競馬が裏目になり、３走前のグリーンチャンネルカップは直線で前が詰まって参考外、２走前の武蔵野ステークスは勝ち鞍のないダート1600mですべて言い訳の利く敗戦だった。通算ダートのオープン特別（リステッド競走含む）で３勝の実績。重賞でも条件さえハマれば…の存在だろう。ダート1400mで差し脚が生きやすい根岸ステークスは本馬にピッタリ。あとは例年通り差し、追い込みが生きる流れになれば、ここで連続好走があってもいい。

３番手は安定感がウリのレッドルゼル

デビュー以来、【6.5.1.2】と２回しか馬券圏外に敗れたことがない馬。そのうちの１回が３走前のプロキオンステークスだが、前崩れの中、先行策を打ってしまい、負けるべくして負けた一戦だった。前走カペラステークスの走りを見ても、重賞で通用する能力を秘めているはず。鞍上が勝ち急がずにじっくりと乗ってくれれば、直線でじわじわと伸びてくるのではないか。

ワンダーリーデルは近走なかなか馬券圏内に入れていないが、フェブラリーステークス４着、武蔵野ステークス４着など、能力が大きく衰えたわけではない。ただ年齢を重ねて反応がやや鈍くなっているのは事実で、典型が向いたとしても、この距離だと差し届かずに終わる心配はある。

ヤマニンアンプリメは地方ダートグレード中心に走っているものの、３走前のプロキオンステークスでは展開不向きの中、３着に好走しており、ＪＲＡのダートグレードでも能力的に見劣ることはないだろう。前に行って良し控えて良しの自在性を持っており、意外と堅実に走ってきそう。

タイムフライヤーは東京ダート1400mでこそのイメージはないものの、このメンバーなら能力上位の存在。チャンピオンズカップから相手関係は楽になるので、押さえておいて損はないだろう。

サクセスエナジーは先行タイプではあるが、ダートグレードで通算５勝の実績を挙げながら、斤量57キロで出走できるのは有利だろう。被されない外枠を引けたのはプラスで、無理に前を追いかけないなら怖い存在かも。

アルクトスはワンターンの左回りダートで【6.2.0.2】。斤量59キロはさすがに厳しいものの、東京ダート1400mでも【1.1.0.0】と結果を残しており、得意条件なら無理に嫌う必要はないか。

最後にステルヴィオ。正直、ダートに変わって活躍するイメージが湧かないものの、根岸ステークスは芝で求められるような決め手が要求されるレースでもあるので、ダート適性に疑問を抱きつつも押さえておきたい。

根岸ステークス2021の印です

◎⑮デザートストーム
〇②スマートダンディー
▲③レッドルゼル
△①ワンダーリーデル
△⑦ヤマニンアンプリメ
△⑥タイムフライヤー
×⑬サクセスエナジー
×⑭アルクトス
×⑯ステルヴィオ

以上、根岸ステークス2021の予想でした。