@h_r_p_studio さんの写真。)

中山記念2019の予想考察です。

中山記念2019の出走予定馬は、ディアドラ、ステルヴィオ、スワーヴリチャード、エポカドーロ、ウインブライト、ラッキーライラックなど。中山競馬場芝1800mで行われるG2戦です。

まずは先週の勝負度C以上のレースの振り返りから。

先週は土日で勝負度C以上のレースは7つ。本命馬の成績は、

◎リライト(4番人人気3着 複220)
◎テイエムチェロキー(2番人気9着)
◎ララエクラテール(4番人気5着)
◎オーヴァルエース(2番人気1着 単370、複130)
◎アドラメレク(2番人気1着 単410、複130)
◎ステラローザ(3番人気8着)
◎オメガパフューム(3番人気10着)

で【2.0.1.4】(勝率28.6%、連対率28.6%、複勝率42.9%、単回収率111%、複回収率69 %)という結果でした。

2~4週前は以下の通りで、先週は見た目通りいまひとつの成績でした。

2週前【3.2.2.4】(勝率27.3%、連対率45.5%、複勝率63.6%、単回収率183%、複回収率135%)
3週前【4.2.0.3】(勝率44.4%、連対率66.7%、複勝率66.7%、単回収率287%、複回収率123%)
4週前【3.1.0.5】(勝率33.3%、連対率44.4%、複勝率44.4%、単回収率169%、複回収率81%)

◎オーヴァルエース、◎アドラメレクはしっかりと勝ち切ってくれましたが、どちらも上位人気で決まってしまい、堅めの決着に。あそこでガツンと当てられなかったのが最後まで響きましたね。

フェブラリーステークスは印上位4頭の争いと判断し、悩みに悩んで馬連6点ボックス(ゴールドドリームのみ馬単2着付け)を購入。

結果、一番払い戻し額を抑えていた馬単インティ→ゴールドドリームで決着。

3着にオメガパフュームorサンライズソアなら3連単もありましたが、この組み合わせでは本線でもないので、どうしようもないですね。

今週から中山、阪神に開催替わり。

毎年のことですが、この開催が始まるといよいよ春が近づいてきた感じがしますね。そろそろデカい当たりも来そうな気がするので、また今週から頑張っていきます!

LINEでは1日1頭、厳選軸馬を配信しています。

前開催の厳選軸馬の結果↓

◎メイショウエイコウ(3番人気1着 単560、複180
◎シゲルマツタケ(2番人気1着 単360、複130
◎ピースユニヴァース(2番人気3着 複130
◎ナムラムート(3番人気1着 単540、複190
◎ハバナウインド(4番人気1着 単780、複180
◎シュプリームゾーン(2番人気1着 単420、複160
◎ボンセルヴィーソ(4番人気2着 複310
◎テイエムチェロキー(2番人気9着)
◎オーヴァルエース(2人気1着 単370、複130

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中山記念2019の予想のポイント

その1.ドバイ・香港の前哨戦としてレベルアップ

まずはレースの分析に直接関係ないかもしれませんが、現在の中山記念の位置付けについて。

中山記念といえば、古くはアメリカンボス、バランスオブゲーム、ローエングリンなど、「ザ・G2コレクター」が活躍するレースでしたが、近年はバリバリのG1馬の参戦が多くなり、G2の中のG2からG1に近いG2に変化しました。

レースの性質が変わったのは、海外遠征が身近になったから。ドバイミーティング、香港のクイーンエリザベス2世カップへの日本馬の遠征はもはや毎年恒例になっており、中山記念はそれらのステップレースとして距離や時期がちょうどいいため、中山記念→ドバイミーティングorクイーンエリザベス2世カップというローテーションが確立したのでしょう。

直近5年の中山記念出走馬からは

18年8着ヴィブロス(ドバイデューティーフリー2着

17年1着ネオリアリズム(クイーンエリザベス2世カップ1着
17年5着ヴィブロス(ドバイデューティーフリー1着

16年1着ドゥラメンテ(ドバイシーマクラシック2着
16年3着リアルスティール(ドバイターフ1着
16年6着ラストインパクト(ドバイシーマクラシック3着

15年3着ステファノス(クイーンエリザベス2世カップ2着

14年1着ジャスタウェイ(ドバイデューティーフリー1着

が次走でドバイかクイーンエリザベス2世カップで3着以内に好走。

ドバイとクイーンエリザベス2世カップは日本馬が出走すれば、馬券は発売されるでしょうし、中山記念出走馬から1頭は馬券に絡む馬が出てくると割り切っていいかもしれません。

なお今年はスワーヴリチャードがドバイシーマクラシック、ディアドラがドバイターフに出走を予定しています。

その2.立ち回り勝負になりやすい

ドバイor香港の前哨戦としてG1級の馬が参戦するようになった中山記念。

だからといって実力馬同士で決まらないのがこの中山記念の面白いところ。

過去5年の中山記念の3着以内馬は以下の通りで、開幕週の中山芝1800mで実力馬は前哨戦として無理をしたくない意識が働くのもあり、前々での決着が明らかに目立っています

◆過去5年の中山記念3着以内馬(14~18年)

勝ち馬はすべて4コーナー4番手以内から誕生。

昨年は3番手のウインブライト→2番手のアエロリット→1番手のマルターズアポジーと4コーナーの位置取りで勝負がほぼ決まったレースでした。

昨年ほど極端な前残りにはならなくても実力馬がまとめて差し切ったといえるのは16年1着ドゥラメンテくらい。前、内でロスなく立ち回れる伏兵には要注意といえるでしょう。かつてはシルポートが2年連続で波乱を演出しましたが、そういう意味ではレースのイメージはあまり変わっていないですね。

中山記念2019の予想オッズ

予想オッズも書いていきます。

人気 馬名 単勝オッズ
1 ディアドラ 3.3
2 スワーヴリチャード 3.6
3 ステルヴィオ 3.9
4 エポカドーロ 6.5
5 ウインブライト 6.9
6 ラッキーライラック 12.1
7 ハッピーグリン 18.5
8 マルターズアポジー 45.2
9 マイネルサージュ 80.8
10 トータルソッカー 97.1

1番人気はディアドラになりそう。秋華賞制覇以降、ノーザンの使い分けの影響で焦点が定まらないローテーションを歩まされていますが、昨年は使い方次第で天皇賞(秋)、エリザベス女王杯なら勝てたかもしれません。前走香港カップではサングレーザー、ステファノスらに先着しての2着。斤量54キロで鞍上がルメール騎手なら1番人気に推されると予想します。単勝は3倍台前半くらいでしょうか。

2番人気はスワーヴリチャード。昨年は大阪杯制覇以降、不本意な結果に終わりましたが、それでも前走ジャパンカップでは3着を死守。スタートで出遅れてレースにならなかった天皇賞(秋)を除けば、大きく崩れていないですし、まだまだトップクラスでやれる馬。それでも昨秋のイメージがあるので、単勝はディアドラに次ぐ3倍台後半と見ています。

3番人気はステルヴィオ。本来であれば、2番人気に推されても不思議ではありませんが、丸山騎手騎乗の分、人気がやや抑制気味になりそう。それでも昨年のマイルチャンピンシップ勝ち馬。このメンバーなら上位人気の一角を担うのは間違いないでしょう。単勝は3倍台後半と予想します。

以下、エポカドーロ、ウインブライト、ラッキーライラック、ハッピーグリン、マルターズアポジー、マイネルサージュ、トータルソッカーと続きそうです。

中山記念2019のイチオシ馬は…

今年の中山記念も豪華なメンバーがそろいましたが、上位人気に推されそうなディアドラ、スワーヴリチャード、ステルヴィオはすべて差し脚質。ルメール騎手、M・デムーロ騎手、丸山騎手は本番を見据えるなら無茶をしないでしょうし、いかにも前残りがありそうな雰囲気ですね。

現時点で本命を予定しているのは、

◎エポカドーロ

です。

皐月賞でお世話になってから約1年弱。レースセンス、機動力が本馬の最大のウリですし、開幕週の中山芝1800m、人気勢がすべて差し脚質なら本馬の独り舞台まであるんじゃないでしょうか。血統的にやや早熟臭はしますが、逆にここでダメなら春も厳しいでしょうし、その意味でもここは勝負の一戦になりそうです。

以上、中山記念2019の予想考察でした。