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中山大障害2019の予想です。

中山大障害2019の出走馬は、シンキングダンサー、シングンマイケル、ディライトフル、メイショウダッサイなど15頭。中山競馬場障害4100mのJ・G1です。

12月21日(土)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時頃に掲載いたします。

土曜日は恒例の中山大障害。毎年のことながらメインレースに指定されていないのが残念ですが、障害の関係者にとっては有馬記念ともいえるレース。私自身も障害重賞はすべて予想してきたので(たまにオープン特別戦も)、ここは2019年の集大成として楽しみな一戦です。

◆2019年の障害重賞の本命馬

シンキングダンサー、シングンマイケル、ディライトフル、メイショウダッサイなど。オジュウチョウサンが不在でも十分に盛り上がるメンバーがそろいましたね。

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中山大障害2019の予想です

2019年の平地競走の掉尾を飾るレースが有馬記念だとすれば、障害競走の掉尾を飾るレースはこの中山大障害。絶対王者・オジュウチョウサンはいまだに平地に挑戦中で、今年も昨年に続いて絶対王者不在の中、行われる一戦となった。

それでも全体的に層が厚く、J・G1に相応しいメンバーがそろったといえるだろう。どの馬が勝ってもJ・G1初勝利。今年はフレッシュな戦いが見られそうだ。

本命は大穴だが、ブライトクォーツが大障害コースで化ける

未勝利勝ち後、5、4、4着とあと一歩の成績が続いているものの、前走イルミネーションジャンプステークスではゴール前で目が覚めるような伸びを見せており、明らかに脚を余しての敗戦(ゴール通過後、勢いがあり過ぎて勝ち馬コスモロブロイを交わしていた)。脚の使いどころひとつでもっとパフォーマンスを上げられたはずで、距離がさらに伸びる今回は楽しみの方が大きいだろう。今回は快速・ディライトフルを有力各馬が追いかける展開。いかにもタフなレースになりそうで、スタミナ自慢の本馬がアッと言わせても不思議ではない。

母系は名牝・フェアリードールの一族。同一族といえば、トゥザヴィクトリー(01年有馬記念6番人気3着)、トゥザグローリー(10年有馬記念14番人気3着、11年同9番人気3着)、トゥザワールド(14年有馬記念9番人気2着)など、年末のグランプリでたびたび波乱を演出。レースは異なるが、障害の「有馬記念」でもその傾向が引き継がれるかもしれない。1日前にアーモンドアイと同じ勝負服の馬が魅せると見た。

相手は大外枠もシンキングダンサーが堅実駆けだろう

昨年は詰めの甘いイメージしかなかったが、今年に入ってから位置を取れるようになって成績が安定。今年は5戦走って【1.2.2.0】と複勝率100%を維持している。春の中山グランドジャンプではオジュウチョウサンに迫る2着。大障害コースに実績があるのも心強く、ここも堅実に走ってくるのではないか。中山の障害マイスター・石神騎手が騎乗できるのも魅力だ(J・G1は現在騎乗機会7連勝中)。

3番手は重賞連勝中のシングンマイケル

戦績が示す通り安定感に長けている馬。大障害コースは初めてになるが、春のペガサスジャンプステークスでは2着に好走しており、中山コース替わり自体は問題ないだろう。近2走はゴール前で2着馬に詰め寄られているものの、自分から逃げ馬を捕まえに行って押し切っており、着差以上に強い競馬だった。スタミナ色が強いので、4100mの大障害コースは合っている。

メイショウダッサイは未勝利勝ち後、重賞含むオープンで【3.3.1.0】と複勝率100%をキープ。前走東京ハイジャンプでは勝ち馬シングンマイケルからタイム差なしの2着に好走。このメンバーなら能力は最上位と見ていいだろう。中山も経験済みだ。

ディライトフルは7歳になってから障害に挑戦し、その後は【4.0.1.0】と素晴らしい成績。唯一、敗戦を喫したのも約1年ぶりの実戦となった19年ペガサスジャンプステークスのみで、まだ底を見せていない。スピード色が強く、本来なら嫌うべきかもしれないが、中山にも実績があり、大障害コースでも対応してくるのではないか。

以下、前走で復調気配を見せたルペールノエル、スタミナ勝負が得意なトーヨーピースと続く。

中山大障害2019の印です

◎⑤ブライトクォーツ
○⑮シンキングダンサー
▲⑦シングンマイケル
△⑨ディライトフル
△⑫メイショウダッサイ
△⑩ルペールノエル
×①トーヨーピース

以上、中山大障害2019の予想でした。

先週の勝負レースのプチ回顧のコーナー

≪中山4レース 未勝利 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑨サンロックランド(5番人気9着)
○⑩アドマイヤルプス(1番人気1着
▲⑫ルナエクリプス
△⑦ビートザウイングス
△④カラヤン
△⑭マイネルエンカント(11番人気2着
×②ネイチャーゴールド
×⑮ケイティランボー
×③コスモスーベニア(6番人気3着

本命はサンロックランド。前走は差しが利きづらい中京ダートで大外ぶん回しで勝ち馬から0.4秒差の4着に健闘。4コーナーをタイトに回っていれば、勝ち負けに持ち込んでいたはずで、鞍上の分だけ届かなかったと見ていいだろう。今回は松岡騎手に鞍上強化。コース替わりもプラスに働くはずで、今度は馬券圏内の走りが見られるのではないか。前走は関西馬相手だったので、相手関係も多少楽になる。

相手はコース替わりに戸惑わなければ、アドマイヤルプス、ルナエクリプスの2頭が強力なはず。

馬券は3連複で1列目にサンロックランド、2列目にアドマイヤルプス、ルナエクリプス、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がアドマイヤルプス絡み、3列目がマイネルエンカントまで。あとは馬連、馬単を押さえる。

ここは勝負度Cにするか迷ったが、メンバーを見渡す限り、近走で位置を取れている馬が全くいないので、レースセンスに欠ける本馬から入るのはリスクがありそう。単10倍以上なら美味しいと見ているが…。当日朝現在、単20倍前後つきそうなので、展開微妙も勝負度Cに変更します。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×××(13点)…本線は2列目がアドマイヤルプス絡み、3列目がマイネルエンカントまで

馬連:◎ー○▲(2点)

馬単:◎→○▲(2点)


このレースは馬券的な反省というよりも予想的な反省点があったので書いておきます。

馬券を買っている時に相手には本線までに組み込んだ「二ケタ人気のマイネルエンカントに来て欲しい」と思ったのですが、それなら同馬から入るくらいの勇気があっても良かったのでは?と思いました(しかも鞍上が柴田大知騎手→和田騎手に強化)。仮に本命を打てなくても、軸にアドマイヤルプスを置き、2列目にサンロックランド、マイネルエンカントを置くくらいの努力は出来たかもしれません。買いたいのはどの馬なのか。その点をもっと明確にして、予想に励んで行かなければと思った一戦でした。ちょっと悔しかったですね、ここは。

≪中山7レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑦ファイトアローン<次走注目>(4番人気1着
○⑫ワンダーラジャ<堅軸>(1番人気2着
▲⑥カマクラ
△③アポロプリンセス
△⑪トモジャタイクーン
△⑧プレイングラン(2番人気3着
×④ユメノサキ
×①エグジットラック
×⑨サミットプッシュ
×⑤トモジャプリマ

本命は継続騎乗が残念極まりないが、ファイトアローンから。前走は言葉を失うほどの酷い騎乗で全くのノーカウント。ゴール前の伸び脚から状態落ちは感じられず、地力上位は間違いないので、50点レベルの騎乗をしてくれれば、上位争いに加われるのではないか。5~6走前にはワンダーラジャと互角の競馬を見せており、立ち回りひとつでワンダーラジャに先着しても不思議ではない。近2走の敗戦でさすがに人気が落ちると見ているので、鞍上には目をつぶって買いたい。

相手はワンダーラジャ。ダート長距離の安定勢力で、ダート2100m以上は【1.5.3.0】と崩れ知らず。自分から動きやすい枠を引けた以上、ここも堅実に走ってくるだろう。石橋脩騎手なら早め早めに動いて本馬のスタミナを生かしてくれるはず。

以下、ダート替わりで変わり身を見せたカマクラ、単騎で行ければしぶといアポロプリンセス、ダート長距離の実績が豊富にあるトモジャタイクーンなど。

馬券は3連複でファイトアローン、ワンダーラジャから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。本線はユメノサキまで。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△××××(8点)…本線はユメノサキまで

馬連:◎ー○(1点)

馬単:◎→○(1点)

先週で個人的に一番、上手くいったのはこのレースでしょうか。

肝は3連単を的中できたこと。4→1→2番人気決着で、3連複9.1倍に対し、3連単81.6倍もついたのは意外でした。それだけ黛騎手のアタマはないと思われているんですかね(苦笑)

というのは半分冗談で単勝10倍前後の馬が勝ち、2、3着に人気馬が入って、3連複に対し、3連単の配当がグンと上がるのは以下の2レースでも同じことを感じました。

≪中山12レース 2勝クラス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑪トーセンスーリヤ(6番人気1着
○⑫ハーメティキスト(1番人気2着
▲⑮エングレーバー(2番人気3着
△⑤ダブルシャープ
△⑧ギルマ
△⑨ブランクエンド
×⑥ダイワギャバン
×③ウィナーポイント

※予想文省略

3連複34.9倍に対し、3連単293.2倍

≪阪神4レース 未勝利 勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)≫

◎①ヴァルコス<次走注目>(4番人気1着
○③ダノンセレスタ(1番人気2着
▲④アルセスト
△⑩サマービート(3番人気3着
△②ミッキーローズ
△⑪ヴァイスリヒト

※予想文省略

3連複11.2倍に対し、3連単106.6倍

3連単はあくまでもボーナスとして買うことが多いですが、「本命馬が単勝10倍前後で勝つチャンス大いにあり」かつ「相手に信頼できる人気馬がいる」という状況下においては積極的に3連単も活用していきたいと改めて感じた一戦でした。

≪阪神11レース 朝日杯フューチュリティステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎④トリプルエース(7番人気11着)
○⑥サリオス(1番人気1着
▲③ペールエール
△⑦ウイングレイテスト
△⑫レッドベルジュール
△⑧タイセイビジョン(2番人気2着
×⑭タガノビューティー

ここは3連複で1列目にトリプルエース、2列目にサリオス、ペールエール、ウイングレイテストを置き、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。本線は2列目がサリオス絡み、3列目がタイセイビジョンまで。あとは馬連を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲△(ウイングレイテスト)ー○▲△△△×(12点)…本線は2列目がサリオス絡み、3列目がタイセイビジョンまで

馬連:◎ー○▲△(ウイングレイテスト)(3点)…同上


このレースは◎トリプルエースが予想通りの競馬をしてくれたので納得の敗戦。たぶんあの感じだとペースが緩くても厳しかったので自分の見立てが間違っていました。

馬券的なことでひとつ気付いたのはトリプルエースとペールエールの馬連(74.2倍)と枠連(88.3倍)のオッズに大きな開きがあったこと。平場ではこの手のオッズの差がチラホラ見られますが、こういう大きなレースのシンプルな券種でも大きな差が生まれているのはちょっとビックリでした。

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