@h_r_p_studio さんの写真。)

有馬記念2019の予想です。

有馬記念2019の出走馬は、アーモンドアイ、サートゥルナーリア、リスグラシュー、ワールドプレミア、フィエールマンなど16頭。中山競馬場芝2500mのG1戦です。

12月22日(日)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時頃に掲載いたします。

土曜日は3着争いに敗れて高配当を逃すレースがいくつかあったので地味にストレスの溜まる日だったのですが(苦笑)、その中で中山大障害で◎ブライトクォーツが2着を確保。この一撃が大きかったです。

●中山大障害(【中山大障害2019予想】ブライトクォーツの本領発揮
1着▲シングンマイケル(2番人気)
2着◎ブライトクォーツ(6番人気)
3着△メイショウダッサイ(4番人気)

◎ブライトクォーツは見立て通り大障害コースで化けましたね。相手も絞りやすいレースだったので、ここは上手く行きました。日曜日も平場の勝負レースでしっかりと当てて、有馬記念はお祭り気分で見たいものです。

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有馬記念2019の予想です

今年の有馬記念は「逃げ、先行勢が意外とそろったこと」が1つのポイントになりそう。是が非でも逃げたいのはアエロリットのみだが、番手策を取りたい先行馬が多いので、ペースが極端に緩むことはないはず。加えてアーモンドアイ、サートゥルナーリアは以前よりも位置を取れるようになっており、2頭ともに近走は好位から抜け出して勝利。この有馬記念も決して悠長に構えることはないだろう。上位人気の一角を形成しているリスグラシューもレーン騎手なら早め早めの進出が濃厚。いかにも有馬記念らしい上りがかかってのタフなレースになりそうだ。

その上で注目したいのは世代間のレベル。今年、3歳以上の芝・G1の年齢別成績は以下の通りで、現4歳世代がアタマひとつ抜けている

◆3歳以上の芝・G1の年齢別成績(2019年)

春のG1(安田記念)から振り返って、4歳勢の出走が1頭のみだった宝塚記念を除けば、すべてのレースで4歳牡馬が3着以内に好走している。天皇賞(秋)では2着ダノンプレミアム、ジャパンカップでは3着ワグネリアンだった。有馬記念は世代間の争いともいえる競走でもあり、やはりその中で要注意なのは現4歳世代だろう。展開面と世代間のレベルを考えると、ここは買いたい馬がハッキリする。

本命はフィエールマンの差し切りに期待したい

ノーザンファームの使い分けの影響で、国内では焦点の定まらないローテーションを歩んでいるが、振り返ると国内では【4.2.1.0】と複勝率100%をキープし、G1では2戦2勝。G1の2勝はともに淀の長距離戦。どちらも全体的なメンバーレベルは微妙だったが、天皇賞(春)では4コーナー先頭でグローリーヴェイズの追撃を振り切って勝利。そのグローリーヴェイズは今月の香港ヴァーズでモレイラ騎手の手綱に導かれたとはいえ、ラッキーライラック、ディアドラを全く寄せ付けずの圧勝だった。2走前の札幌記念は外々を回るロスの多い競馬で、前年のグランプリホース・ブラストワンピースから0.2秒差の3着。戦績に派手さはないものの、能力は現役トップクラスといっていいのではないか。

差し馬ながら機動力があり、かつ長くいい脚を使えるのが最大の魅力。中山芝2500mの消耗戦は望むところだろう。良くも悪くも鞍上の池添騎手は気楽な立場で臨める一戦。後方でじっくりと我慢し、勝負どころからじわっと進出すれば、直線で前を一気に飲み込む可能性は十分にあると見た。

相手は上位人気勢ではリスグラシューの信頼度が一枚上だろう

昨秋から条件問わずに好走しており、今年に入ってからさらに一段とパワーアップした感じ。宝塚記念ではキセキ、スワーヴリチャードに完勝。アーモンドアイ、サートゥルナーリアが相手でも決して能力的に見劣ることはないのではないか。いかにも持続力型のハーツクライ産駒。中山芝2500mの消耗戦への適性は高いだろう。唯一、不安を挙げるとすれば、馬体重。調教後の馬体重が484キロで、2走前の宝塚記念との比較で+24キロ。これまで460キロを超える馬体重では出走すらしたことがないので、大幅増での出走になると少し嫌な予感はする。

3番手は勝っても何ら不思議ではないサートゥルナーリア

天皇賞(秋)の敗因は定かではないものの、力を発揮できなかったのは確か。2走前の神戸新聞杯のパフォーマンスは逸脱で、スミヨン騎手がアーモンドアイを意識せずに馬とのコンタクト重視で運んでくれれば、直線で末脚が爆発する可能性はある。母系に重厚感があるので、中山芝2500mへの適性に関してはアーモンドアイよりも一枚上なのではないか。

アーモンドアイは能力の高さについて説明するまではないものの、中山芝2500mへのコース替わりでどこまで走れるか未知数。春にはドバイターフ(1800m)、安田記念(1600m)を選択し、今年のラストランには香港カップ(2000m)を予定していたわけで、陣営は2000m以下がベストという判断なのだろう(仮に中長距離がベストならドバイシーマクラシックや宝塚記念に出走している)。近走は東京の超のつく高速馬場のみで走っている点も不安。不確定要素がありながら単勝1倍台なら飛んでもOKのスタンスで臨みたい。

ヴェロックスは決め手がない分、有馬記念のようなレースは向いているはず。皐月賞、日本ダービーではサートゥルナーリアと接戦に持ち込んでおり、サートゥルナーリアがここで勝ち負けするなら本馬も上位争いに加わる資格はある。

ワールドプレミアは前走菊花賞が鞍上の手綱捌きが光っての勝利。古馬の一級線相手と互角の勝負を演じるにはもうワンランク上の走りが求められそうだが、まだキャリア6戦で上昇の余地があることを考えると、安易に軽視はできないか。

最後にキセキ。昨年の有馬記念の走りを見ると、善戦止まりに終わりそうだが、鞍上は名手・ムーア騎手。先入観なく乗って控える形に回れば、意外と面白いかもしれない。いずれにせよ人気がないので押さえておいて損はないだろう。

有馬記念2019の印です

◎⑤フィエールマン
○⑥リスグラシュー
▲⑩サートゥルナーリア
△⑨アーモンドアイ
△⑭ヴェロックス
△⑦ワールドプレミア
×⑪キセキ

以上、有馬記念2019の予想でした。

先週の勝負レースのプチ回顧のコーナー

≪中山4レース 未勝利 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑨サンロックランド(5番人気9着)
○⑩アドマイヤルプス(1番人気1着
▲⑫ルナエクリプス
△⑦ビートザウイングス
△④カラヤン
△⑭マイネルエンカント(11番人気2着
×②ネイチャーゴールド
×⑮ケイティランボー
×③コスモスーベニア(6番人気3着

本命はサンロックランド。前走は差しが利きづらい中京ダートで大外ぶん回しで勝ち馬から0.4秒差の4着に健闘。4コーナーをタイトに回っていれば、勝ち負けに持ち込んでいたはずで、鞍上の分だけ届かなかったと見ていいだろう。今回は松岡騎手に鞍上強化。コース替わりもプラスに働くはずで、今度は馬券圏内の走りが見られるのではないか。前走は関西馬相手だったので、相手関係も多少楽になる。

相手はコース替わりに戸惑わなければ、アドマイヤルプス、ルナエクリプスの2頭が強力なはず。

馬券は3連複で1列目にサンロックランド、2列目にアドマイヤルプス、ルナエクリプス、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がアドマイヤルプス絡み、3列目がマイネルエンカントまで。あとは馬連、馬単を押さえる。

ここは勝負度Cにするか迷ったが、メンバーを見渡す限り、近走で位置を取れている馬が全くいないので、レースセンスに欠ける本馬から入るのはリスクがありそう。単10倍以上なら美味しいと見ているが…。当日朝現在、単20倍前後つきそうなので、展開微妙も勝負度Cに変更します。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×××(13点)…本線は2列目がアドマイヤルプス絡み、3列目がマイネルエンカントまで

馬連:◎ー○▲(2点)

馬単:◎→○▲(2点)


このレースは馬券的な反省というよりも予想的な反省点があったので書いておきます。

馬券を買っている時に相手には本線までに組み込んだ「二ケタ人気のマイネルエンカントに来て欲しい」と思ったのですが、それなら同馬から入るくらいの勇気があっても良かったのでは?と思いました(しかも鞍上が柴田大知騎手→和田騎手に強化)。仮に本命を打てなくても、軸にアドマイヤルプスを置き、2列目にサンロックランド、マイネルエンカントを置くくらいの努力は出来たかもしれません。買いたいのはどの馬なのか。その点をもっと明確にして、予想に励んで行かなければと思った一戦でした。ちょっと悔しかったですね、ここは。

≪中山7レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑦ファイトアローン<次走注目>(4番人気1着
○⑫ワンダーラジャ<堅軸>(1番人気2着
▲⑥カマクラ
△③アポロプリンセス
△⑪トモジャタイクーン
△⑧プレイングラン(2番人気3着
×④ユメノサキ
×①エグジットラック
×⑨サミットプッシュ
×⑤トモジャプリマ

本命は継続騎乗が残念極まりないが、ファイトアローンから。前走は言葉を失うほどの酷い騎乗で全くのノーカウント。ゴール前の伸び脚から状態落ちは感じられず、地力上位は間違いないので、50点レベルの騎乗をしてくれれば、上位争いに加われるのではないか。5~6走前にはワンダーラジャと互角の競馬を見せており、立ち回りひとつでワンダーラジャに先着しても不思議ではない。近2走の敗戦でさすがに人気が落ちると見ているので、鞍上には目をつぶって買いたい。

相手はワンダーラジャ。ダート長距離の安定勢力で、ダート2100m以上は【1.5.3.0】と崩れ知らず。自分から動きやすい枠を引けた以上、ここも堅実に走ってくるだろう。石橋脩騎手なら早め早めに動いて本馬のスタミナを生かしてくれるはず。

以下、ダート替わりで変わり身を見せたカマクラ、単騎で行ければしぶといアポロプリンセス、ダート長距離の実績が豊富にあるトモジャタイクーンなど。

馬券は3連複でファイトアローン、ワンダーラジャから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。本線はユメノサキまで。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△××××(8点)…本線はユメノサキまで

馬連:◎ー○(1点)

馬単:◎→○(1点)

先週で個人的に一番、上手くいったのはこのレースでしょうか。

肝は3連単を的中できたこと。4→1→2番人気決着で、3連複9.1倍に対し、3連単81.6倍もついたのは意外でした。それだけ黛騎手のアタマはないと思われているんですかね(苦笑)

というのは半分冗談で単勝10倍前後の馬が勝ち、2、3着に人気馬が入って、3連複に対し、3連単の配当がグンと上がるのは以下の2レースでも同じことを感じました。

≪中山12レース 2勝クラス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑪トーセンスーリヤ(6番人気1着
○⑫ハーメティキスト(1番人気2着
▲⑮エングレーバー(2番人気3着
△⑤ダブルシャープ
△⑧ギルマ
△⑨ブランクエンド
×⑥ダイワギャバン
×③ウィナーポイント

※予想文省略

3連複34.9倍に対し、3連単293.2倍

≪阪神4レース 未勝利 勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)≫

◎①ヴァルコス<次走注目>(4番人気1着
○③ダノンセレスタ(1番人気2着
▲④アルセスト
△⑩サマービート(3番人気3着
△②ミッキーローズ
△⑪ヴァイスリヒト

※予想文省略

3連複11.2倍に対し、3連単106.6倍

3連単はあくまでもボーナスとして買うことが多いですが、「本命馬が単勝10倍前後で勝つチャンス大いにあり」かつ「相手に信頼できる人気馬がいる」という状況下においては積極的に3連単も活用していきたいと改めて感じた一戦でした。

≪阪神11レース 朝日杯フューチュリティステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎④トリプルエース(7番人気11着)
○⑥サリオス(1番人気1着
▲③ペールエール
△⑦ウイングレイテスト
△⑫レッドベルジュール
△⑧タイセイビジョン(2番人気2着
×⑭タガノビューティー

ここは3連複で1列目にトリプルエース、2列目にサリオス、ペールエール、ウイングレイテストを置き、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。本線は2列目がサリオス絡み、3列目がタイセイビジョンまで。あとは馬連を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲△(ウイングレイテスト)ー○▲△△△×(12点)…本線は2列目がサリオス絡み、3列目がタイセイビジョンまで

馬連:◎ー○▲△(ウイングレイテスト)(3点)…同上


このレースは◎トリプルエースが予想通りの競馬をしてくれたので納得の敗戦。たぶんあの感じだとペースが緩くても厳しかったので自分の見立てが間違っていました。

馬券的なことでひとつ気付いたのはトリプルエースとペールエールの馬連(74.2倍)と枠連(88.3倍)のオッズに大きな開きがあったこと。平場ではこの手のオッズの差がチラホラ見られますが、こういう大きなレースのシンプルな券種でも大きな差が生まれているのはちょっとビックリでした。

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