【武蔵野ステークス2016予想考察】モーニンらが出走予定

武蔵野ステークス2016の予想考察です。

武蔵野ステークス2016の出走予定馬は、モーニン、ゴールドドリーム、ノボバカラ、キングズガード、カフジテイクなど。東京競馬場ダート1600mで行われるG3戦。なかなか豪華なメンバーがそろいましたね。

先週、現地観戦してきたJBCの話を少し。私はいつも川崎競馬場に行く時、現地のグルメ(特に名物のやきそばとコロッケ)を楽しみにしているのですが、当日はどのお店も長蛇の列。列に少し並んでみたものの、30分は待ちそうな勢いだったので、しぶしぶ諦めました。せっかくJBCデー、しかも祝日で大勢の方が来るのが予想できていたので、いつも通り販売するのではなく、もう少し機転を利かせてほしかったところ。ただ働いている人が悪いわけではなく、川崎競馬の運営の問題な気がします。

またあの場内の混雑っぷりを見ると、JBCは当初の「持ち回り開催」がほぼ難しいなとも感じました。川崎、船橋、大井、盛岡以外の選択肢はなかなか難しいのではないでしょうか。と思っていたら今週の競馬ブックにも同じようなことが書かれていました。代替案として「JRAの競馬場でのJBC開催(主催はもちろん地方)」を提案していましたが、キャパシティ等考えると、私もそれがいいと思います。

瞬発力が武器の馬を狙いたい

まずは過去5年の武蔵野ステークスの結果を見ていきましょう。

16年過去5年の武蔵野ステークスの結果

一般的に東京ダート1400m、1600mは瞬発力が生きやすいコース

完全に追い込み一手だったシルクフォーチュンが東京ダート1400~1600mでたびたび好走したり、古くは競馬ファンの間で今でも語り継がれる根岸ステークスのブロードアピールの追い込みなど、芝のような切れ味を持っている馬が活躍しやすいコースです。

フェブラリーステークスになると本当に強い先行馬も出てくるので追い込みがバンバン決まることはありませんが、武蔵野ステークスはG1級の馬もそこまで出ないので、差し、追い込みが決まりがち。

上の過去5年の3着以内馬を見ても、上り最速馬がほぼ毎年3着以内に好走。昨年はノンコノユメ、2年前はワイドバッハが豪快に大外一気を決めました。

「瞬発力が求められる」ということはつまり、年齢は若いほうが有利なわけで、3着以内馬の大半は3~5歳。ダートグレードは一般的に勢いのある馬より、実績馬を買うのがセオリーですが、武蔵野ステークスに関しては実績よりも勢いのある馬を買ったほうがいいといえます。

武蔵野ステークス2016の注目馬は?

レース傾向を考えると、年齢が比較的若く、決め手を武器にしているカフジテイク、キングズガードがいかにも良さそう。2頭ともに2年前の覇者ワイドバッハっぽい雰囲気があります。

例年ならこの2頭のどちらかを軸にすればいいのですが、今年はどうもメンバーがかなり強力。G3というよりG2、G1レベルといってよく、例年の武蔵野ステークスよりフェブラリーステークスっぽいレース(つまり瞬発力だけではなく持続力や先行力も大事)になるのではないでしょうか。

またメンバーを見渡す限り、逃げ、先行勢がやや手薄(逃げたいのはドリームキラリくらい)。ペースはそれほど速くなりそうもなく、ある程度の位置を取れるかどうかも重要になるかもしれません。その点を考えると有力と思わるのは

ゴールドドリーム

でしょうか。2走前のユニコーンステークスのような競馬ができれば、ここは堅実駆けなはず。当時、2着に下したグレンツェントは先週のみやこステークスで2着でしたし、能力的には通用するでしょう。ただスタートがそこまで早くないので、中~外枠を引きたいところ。内枠を引いたら一転して危険な人気馬に推すかもしれません。

以上、武蔵野ステークス2016の予想考察でした。