【アルゼンチン共和国杯2016予想考察】シュヴァルグランらが出走予定
@h_r_p_studio さんの写真。)

アルゼンチン共和国杯2016の予想考察です。

アルゼンチン共和国杯2016の出走予定馬は、シュヴァルグラン、フェイムゲーム、モンドインテロ、ヴォルシェーブ、アルバートなど。東京競馬場芝2500mで行われるハンデ・G2戦です。過去にはアドマイヤジュピタ、スクリーンヒーロー、ゴールドアクターなどがこのレースで重賞初制覇を成し遂げ、のちにG1ホースに輝きました。

まずはいつも通り先週の結果報告から。重賞は

●アルテミスステークス
1着○モーリス(1番人気)
2着×リアルスティール(7番人気)
3着▲ステファノス(6番人気)
10着◎サトノノブレス(10番人気)

●スワンステークス
1着△サトノアラジン(2番人気)
2着サトノルパン(8番人気)
3着○エイシンスパルタン(6番人気)
6着◎アルビアーノ(3番人気)

●アルテミスステークス
1着▲リスグラシュー(1番人気)
2着○フローレスマジック(2番人気)
3着△シグルーン(3番人気)
4着◎アピールバイオ(5番人気)

という結果。こうやって振り返るとすべて対抗の馬から入れば良かったですね(苦笑)。天皇賞(秋)は期待していたのですが、前半1000m通過がまさかの60.8秒。これは過去10年で最も遅い通過タイムでした。◎サトノノブレスにとっては想定しうる最悪の展開。これではさすがに出番がなかったですね。

ただ平場の勝負レースはまずまず当たってプラスで終了。10月は調子が良かったわけではありませんが、開催をトータルで見ると回収率がジャスト100%でした(菊花賞や天皇賞の金額を抑えていればそこそこプラスだったんですけどね・苦笑)。

161101表1

今年、ジャスト100%の開催は2回目なのですが、競馬はとにかく負けないことが大事(これは何度も書いていますが、毎週の回収率が90%でもいいのです)。そうやって負けなければ(あるいはちょい負けで収まるなら)、前開催の白井特別の爆発や夏の的中ラッシュみたいなのがあるので、そこでプラスに持っていけるからです。

ということで今週から始まる5回東京5回京都開催ではたくさん当てて満足のいく成績を残したいところ。とりあえず福島ダートでコツコツと稼いでいきます。

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東京芝2500mらしいスタミナ色の強いレース

東京芝2400mと芝2500m。競馬に詳しくなるとこの2つのコースが全く別物ということに気付いてきます。

たとえば今年の日本ダービーを制したマカヒキは東京芝2400mに対応できても、東京芝2500mはおそらく苦手なはず。なぜなら

東京芝2400m⇒スピードや加速力
東京芝2500m⇒スタミナや持続力

が求められるからです。なぜ距離が100mしか違わないのに、これほどレース傾向が変わるのかは不思議ですが、一般的に東京芝2500mは急坂を2回上らなければいけないといわれています(スタート地点が急坂)。レースの流れを見ても、早めに早めに動きがちで、最近は純粋なラスト3ハロン勝負になることもありますが、それでも上り34秒台の決着になります。

過去のアルゼンチン共和国杯を振り返っても、トレイルブレイザー、ルルーシュ、アスカクリチャン、フェイムゲームといかにも東京芝2400mだと切れ負けしそう、でも2500mなら良さが生きるタイプが勝利を収めています(以下参照)。

161101表2

3着以内馬の血統を見てもスタミナや持続力が求められることは明白。ロベルトの血を引いた馬の活躍が目立ち、サンデーサイレンス系でもスクリーンヒーロー、ハーツクライ、ゼンノロブロイなど、長くいい脚を使えるタイプが活躍しています。とにかく渋めの血統で追われてからバテないでじわじわと伸びてくるタイプを狙うのがいいでしょう。

アルゼンチン共和国杯2016の注目馬は?

今年のアルゼンチン共和国杯はシュヴァルグラン、アルバート、ヴォルシェーブ、フェイムゲーム、モンドインテロなど、なかなかの好メンバーがそろいましたね。元々、実績馬が強くてあまり荒れないレースですが、人気薄で一発ありそうなのが

ワールドレーヴ

です。兄弟にディーマジェスティがいるように、この一族は典型的なスタミナ、持続力型。本馬はそもそも父がファンタスティックライトで、切れる脚は全くないけど、じわじわと長くいい脚を使うタイプで、いかにも東京芝2500mは合いそうです。母父にロベルトの血を引いていますし、血統傾向にも合致。本命には推さないと思いますが、ヒモには加えたい1頭です。

以上、アルゼンチン共和国杯2016の予想考察でした。