共同通信杯2023の予想です。

共同通信杯2023の出走馬は、ダノンザタイガー、レイべリング、ファントムシーフ、タスティエーラ、タッチウッドなど12頭。東京芝1800mで行われる3歳限定のG3戦です。

2月12日(日)の平場、特別戦の勝負レース(共同通信杯、京都記念ほか)はこちらから。

平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。

メルマガを購読する

共同通信杯2023の予想です

クラシックへの登竜門と言われている共同通信杯。

古くはナリタブライアン、メジロブライト、エルコンドルパサー、ジャングルポケットらが同レースを制覇。過去10年ではイスラボニータ(皐月賞1着)、リアルスティール(皐月賞2着)、ディーマジェスティ(皐月賞1着)、ダノンキングリー(皐月賞3着)、エフフォーリア(皐月賞1着)が本競走を制したのち皐月賞で馬券圏内に好走。昨年は同レースで2着だったジオグリフが皐月賞馬に輝いた。毎年、素質豊かな馬が揃い、皐月賞から始まるクラシック戦線に向けて目の離せない一戦と言えるだろう。

今年も例年通り、クラシックを目指す素質馬が揃った印象。このレースが終われば、クラシックへの勢力図が少し見えてくるのではないか。ここは純粋なポテンシャル重視で考えていきたい。

本命はタスティエーラがクラシックの有力馬に名乗りを挙げると見た

新馬のパフォーマンスが逸脱で、過去に東京芝1800mの2歳新馬、未勝利で「1分47秒5以内」かつ「上り33秒台」で勝利した馬はわずか4頭しかいない(以下参照)。

◆東京芝1800mの2歳新馬、未勝利で「1分47秒5以内」かつ「上り33秒台」をマークした馬

過去の3頭を振り返ると、ドゥラメンテは皐月賞、日本ダービーでクラシック二冠を達成し、スターズオンアースも桜花賞、オークスの牝馬クラシック二冠を達成。サリエラはまだキャリア4戦しかないものの、長期休養明けのローズステークスで2着に好走し、年明けの白富士ステークスで勝利。まだ底を見せておらず、これからG1戦線に乗ってくる1頭と言っていいだろう。

タスティエーラは過去4頭の中で走破時計、上りともに最速。将来の出世はほぼ約束されたと言っても過言ではないのではないか。新馬の印象だと、グイグイと追えるムーア騎手との相性が良さそうだったので、福永騎手への乗り替わりは多少気になるものの、ここは新馬で叩き出した破格の数字を素直に信頼してみたい。

相手にはファントムシーフを挙げたい

前走ホープフルステークスでは4着に終わったものの、スローペースの行った行った決着で最後までギアが入らずに敗れたようなレースだった。2走前の野路菊ステークスの勝ちっぷりを見ると、伸び伸びと走れるコースの方が合っていそうで、東京コースなら再び高いパフォーマンスを見せてくれるだろう。

3番手はダノンザタイガー

前走東京スポーツ杯2歳ステークスではロスなく立ち回ったガストリックを捕まえ切れずに2着。ハーツクライ産駒らしく長くいい脚を使うタイプなので、スローペース必至のこの組み合わせで力を出し切れるかはカギも、最内枠を引けたので川田騎手ならある程度の位置を取ってくるだろう。Dコースで枠順のアドバンテージはある。

レイべリングは東京芝1600mの新馬で豪快な差し切りを決め、次走朝日杯フューチュリティステークスで3着に好走。このメンバーに入ってもヒケを取らないポテンシャルを秘めているが、スローペースからの立ち回り、加速力勝負に向いているタイプではないので、やや外目の枠順に入ったことを考えても差し損ねのリスクが多少あるかもしれない。

ロードプレイヤーは2走前の百日草特別でのちにホープフルステークスで3着に入るキングズレインの2着に好走。前走京都2歳ステークスでは展開、コース取りに泣かされてしまい、力を出し切れずの敗戦だった。「12頭立ての少頭数」、「伸び伸びと走れる東京コース」という条件は合っているものの、グレーターロンドン産駒は総じてタフなレースでこそ良さが生きるので、スローペースのヨーイドンだと再び差し損ねるシーンがあるのではないか。

タッチウッドは阪神芝2000mの新馬を逃げて完勝。前半1000m通過63.1秒と楽なペースではあったものの、上りは1頭だけ抜けており、ポテンシャルの違いで勝利したようなレースだった。まだ底を見せておらず、不気味さはあるものの、一気の相手強化でどこまで走れるかは未知数である。

共同通信杯2023の印です

◎⑥タスティエーラ
○⑧ファントムシーフ
▲①ダノンザタイガー
△⑨レイべリング
△⑫ロードプレイヤー
△⑤タッチウッド

以上、共同通信杯2023の予想でした。