金鯱賞2021の予想です。
金鯱賞2021の出走馬は、デアリングタクト、グローリーヴェイズ、キセキ、ポタジェ、ブラヴァスなど10頭。中京競馬場芝2000mで行われるＧ２戦です。
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金鯱賞2021の予想です
10頭立ての少頭数でもなかなか濃い顔ぶれとなった今年の金鯱賞。無敗の牝馬クラシック三冠馬デアリングタクト、国際Ｇ１勝ち馬グローリーヴェイズを筆頭に、ポタジェ、ブラヴァスなどの上り馬も顔を揃え、春のＧ１戦線を占う意味で要注目の一戦と言えるだろう。
ただ土曜日に不良まで悪化し、どこまで回復するのか不透明な馬場、逃げ、先行勢が手薄でスローペース濃厚なことを考えると、実力通りに決まらない可能性は大いにありそう。ここは馬場と展開を味方につけて伏兵があっと言わせるシーンに期待したい。
本命は大穴だが、ジナンボーの逃げ切りに賭ける
ディープインパクト産駒でも切れる脚が全く使えず、前に行って粘り込むのが本馬のスタイル。実際、これまで馬券に絡んだレースは、すべて４コーナー４番手以内からの粘り込み。特に４コーナー先頭なら【2.1.1.0】と一度も崩れておらず、昨年、重賞で馬券に絡んだ小倉大賞典、新潟記念ともにこのパターンだった。今回は同一馬主であるポタジェのラビット的な役割を果たすためにも、久しぶりに逃げの手を打ちそう。ステップレースの意味合いが濃いデアリングタクト、グローリーヴェイズはそこまで早めに動いてくるとは考えられず、スローペースの楽逃げが叶えば、そう簡単に失速することはないのではないか。タフ馬場の左回りの芝2000mという条件自体も本馬にとってベストだ。
相手はグローリーヴェイズの方を上位に評価したい
本命を打った前走ジャパンカップはハイペースを前付けして、アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトに真っ向勝負を挑んでの５着。正直、もう少し大事に乗っていれば、２着には上がれたはずで、文字通り負けて強しという言葉がピッタリのレースだった。引き続き川田騎手なら正攻法の競馬に徹するはずで、今度はそのスタイルが吉と出るのではないか。
３番手はいよいよ今年初戦を迎えるデアリングタクト
昨年は無傷のまま牝馬クラシック三冠を達成し、ジャパンカップではアーモンドアイ、コントレイルに次ぐ３着に好走。戦績に初めて土がついたとは言え、負けた相手を考えれば、「牝馬クラシック三冠」の看板に傷がつく内容ではなかった。馬力のあるエピファネイア産駒でタフ馬場は得意。ただ前述の通り、本番はこの先なので、いくら積極性がウリの松山騎手とは言え、ここは大事に乗ってくるのではないか。
ペルシアンナイトは全盛期の勢いこそないものの、昨年のマイルチャンピオンシップ、有馬記念ともに上り２位をマークしており、まだ能力が衰えたわけではない。良くも悪くも気楽に乗れる立場。昨年の札幌記念のように末脚勝負に徹して、ひょっこりと馬券圏内に浮上する可能性はありそう。
キセキは以前にも増して気難しさが出ている印象も、デムーロ騎手なら前々で運ぶイメージで乗ってきそう。とにかく馬とコンタクトさえ取れれば、上位争いに加わってきてもいい。
ブラヴァスは今回が先々に向けての試金石になりそう。前走チャレンジカップと比べると、メンバーレベルはグッと上がっているので、上位争いするには本馬自身ももう一段上のパフォーマンスが求められるだろう。
サンレイポケットは左回りの2000mに限ると、【2.2.1.0】。相手は確かに強力だが、得意条件でもあるので一枚押さえておいてもいいか。秋山騎手も少し不気味。
ポタジェは目下４連勝中も、重賞初挑戦で超強力なメンバー相手にどこまで走れるか。ここで馬券圏内に加わるのには前走からもう一段、二段上のパフォーマンスが求められるだろう。
金鯱賞2021の印です
◎⑥ジナンボー
○④グローリーヴェイズ
▲①デアリングタクト
△⑧ペルシアンナイト
△⑦キセキ
△③ブラヴァス
×②サンレイポケット
×⑩ポタジェ
以上、金鯱賞2021の予想でした。
