京成杯2016予想参考は持久力が問われるレース

@h_r_p_studio さんの写真)

京成杯2016の予想参考です。

京成杯2016の出走予定馬は、ウムブルフ、マイネルラフレシア、ナムラシングン、ユウチェンジ、ブレイブスマッシュなど17頭。中山競馬場芝2000mで行われるGIII戦。皐月賞と同舞台で行われる一戦です。

最近、地方競馬の馬券をよく買っています。特に笠松と名古屋。この2場所は能力比較がしやすいので、オッズを見てどの馬に妙味があるのか見極めやすいです。

逆に園田、高知、佐賀あたりは難解。この3場所はJRAに似ていて、展開が重要な要素を占めます。特に高知、佐賀は展開でゴロっと変わる印象。1月11日に佐賀で行われたジャニュアリー特選なんかいい例です。

最低人気とブービー人気のワンツー。2コーナーで後ろにいた3頭が1、2、3着に入り、3連複8万、3連単99万の大波乱でした(東スポ杯2着のリフトザウイングス、JRAで2勝のダイワインスパイアが上位人気に推されて両方とも飛びました)。逆に考えるとJRAと同じで展開を決め打ちして買えば、高配当がつかめるのですが、それだとギャンブル性が高いので、やや運任せな部分があります。

JRAの未勝利戦や地方ダートグレードなどと同じで「予想力がストレートに出る」のはやはり笠松と名古屋でしょうね。

話は変わるのですが、今年どこかで協賛レースをしたいと思っています。その時は参加型の企画をやりたいですね。もう5年ほど前になるのですが、過去に一度だけ高知で協賛しました(ゆたぽん地方巡礼特別)。やるなら私がいま最も愛している笠松競馬か、まだ未開拓の金沢競馬あたりでしょうか。もし決まったらお知らせいたします。

京成杯=持久力が問われるレース

昨日、日経新春杯は立ち回りからのギアチェンジ戦と書きましたが、京成杯はほぼ真逆の傾向。つまり

持久力が問われるレース

です。過去5年の前後半1000mのタイムを見れば、一目瞭然でしょう。

160114表1

ほぼ毎年、前半、後半ともにバランスの取れた時計。昨年は前半の入りが例年以上に遅かったのですが、ラスト4ハロン目から一気に加速しており、ある程度の持久力が問われたレースでした。

3着以内馬の血統を見ても、いかにも持久力がありそうな血統が並んでいます。

160114表2

昨年はハービンジャー→バゴ→キングカメハメハ産駒で決着。そのほかの年を見ても、ロックオブジブラル、ステイゴールド、ゼンノエルシド、チチカステナンゴなどの名前があり、持久力戦になっているのは明らかでしょう。

ディープインパクト産駒で勝利を挙げた12年ベストディールも瞬発力よりも持久力型のタイプでした。

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まずnetkeibaの想定オッズを見ると、1番人気はウムブルフになりそう。ディープインパクト産駒×未勝利戦圧勝×堀厩舎で、人気になりやすい要素がそろっていますね。しかし、ウムブルフを負かしたラブリーアモンに騎乗した武士沢騎手はフェアリーステークスで普通負けますでしょうか(笑)。

ウムブルフ自身はディープインパクト産駒でも母父Monsunですし、前走のレースを見ても持久力戦のほうが良さそう。特に嫌う要素はないのですが、このレースに変わって要注意だと思うのは、

ケルフロイデ

です。父キングカメハメハ×母父Monsunというしぶい血統。京都2歳ステークスは完全に切れ負けした印象でした。まだ速いペースを経験していないので、ポテンシャルがどこまであるかは未知数ですが、いかにも京成杯向きな気がします。

以上、京成杯2016の予想参考でした。