(@h_r_p_studio さんの写真。)
ジャパンカップ2019の予想です。
ジャパンカップ2019の出走馬は、ワグネリアン、ユーキャンスマイル、スワーヴリチャード、レイデオロ、カレンブーケドールなど15頭。東京競馬場芝2400mで行われるG1戦です。
11月24日(日)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時頃に掲載いたします。)
今月のG1は、
●エリザベス女王杯
1着○ラッキーライラック(3番人気)
2着◎クロコスミア(7番人気)
3着×ラヴズオンリーユー(1番人気)
●マイルチャンピオンシップ
1着◎インディチャンプ(3番人気)
2着○ダノンプレミアム(1番人気)
3着△ペルシアンナイト(6番人気)
と運もよく的中できているので、11月最後のジャパンカップも当てて締めたいところ。
過去2年のジャパンカップは的中できていますが、果たして今年も続けるでしょうか。相性のいいレースでもあるので、通常より多めに購入しようと思っています。ワクワク。
LINEでは1日1頭、厳選軸馬も配信しています。
ジャパンカップ2019の予想です
ジャパンカップは極端にいうなら内枠を引くか、前に行くかの二択のレース。特に近年は高速馬場の影響もあり、内、前が圧倒的に有利。17年は1~4番ゲートに入った馬が1~3着独占、18年は4コーナー1~4番手以内の馬が1~3着に入った。
今年は雨の影響もあり、必ずしもインベタが有利とは限らないが、ジャパンカップの歴史を紐解いても、外々を回っての差し切り例は少なく(近年で差し切り勝ちを果たしのは15年ショウナンパンドラだが、同馬はコースロスを抑えて馬群を割っての差し切り勝ちだった)、やはり内、前で運べる馬が有利になるだろう。
ただし、今年のジャパンカップは18年ジャパンカップのアーモンドアイ、19年日本ダービーのロジャーバローズのような東京芝2400mのヴィクトリーポジションに収まりそうなのが、格下感のあるカレンブーケドール、ダイワキャグニー。果たしてこの大舞台で、しかも馬場が荒れる中で位置取りばかり重視していいものか。「ロスなく立ち回れた方が有利」という考えは変わらないが、今年は直線に入ってからもしっかりと脚を使える馬を狙いたい。
本命はユーキャンスマイルの差し切りに賭けたい
正直、道中は最後方に近い位置取りになると見ているが、
・4枠6番でロスなく立ち回れる
・馬に器用さがある
・騎手がロスなく乗れて馬群を割れる
・直線は荒れ馬場で馬群がバラけそう
等々を考えると、道中の位置取りが後方寄りでも直線だけで十分に間に合うと判断。
評価したいのはやはり天皇賞(秋)。直線入り口では馬群の真後ろにいたため、前が空かず、途中から外に持ち出す形に。まともに追えたのはラスト300m付近からだったが、そこからは1完歩づつ前と差を詰め、2着ダノンプレミアムをあと少しで交わすところでゴールだった(以下参照)。
◆天皇賞(秋)の直線入り口
◆天皇賞(秋)の直線半ば
◆天皇賞(秋)のゴール前
競馬では「追い出しが遅れたから弾けた」ということもあるが(仕掛けが遅れるのはある意味で脚を溜めることと同義語でもあるので)、本馬のしぶとい脚を見る限り、もうワンテンポ早めに進路を確保できていれば、2着に上がれていた可能性が高いだろう。少なくても今年の天皇賞(秋)組ではパフォーマンス最上位。2ハロンの距離延長は間違いなくいいはずで、前走のパフォーマンスにさらに上積みがあれば、今度は差し切りまであっていいだろう。先週はマイルチャンピオンシップ男・池添騎手が制したが、今週はジャパンカップ男・岩田騎手(通算で3勝を挙げ、5番人気以内では【3.1.1.0】と複勝率100%)の番と見たい。
相手は同じく天皇賞(秋)組のワグネリアンが有力
位置取りを考えると、好位の内で立ち回るカレンブーケドールの直後を確保できそうで、いわゆる東京芝2400mのヴィクトリーポジションに近い位置に収まりそう。天皇賞(秋)では4着ユーキャンスマイルからタイム差なしの5着。枠と位置取りを生かせば、着順が入れ替わるシーンは十分に目に浮かぶ。どうも古馬になってから3歳時ほど切れる脚がなくなっているので、今ならフワッと乗る福永騎手より押しが強い川田騎手の方がより良さが生きるのではないか。
3番手は実績馬・スワーヴリチャード
17年日本ダービー2着、18年ジャパンカップ3着と本命に推してきたように東京芝2400mがベスト条件。3枠5番、鞍上・マーフィー騎手ならこの馬のやりたい競馬は出来るはずで、あとはほかの馬との力関係になるだろう。確かに大阪杯を制した時のような勢いはなくなっているが、今年のメンバーなら馬券圏内に加わるチャンスは大いにある。
レイデオロは実績最上位も、やはり今年に入ってからのパフォーマンスに不満が残る。それでもドバイシーマクラシックは海外競馬、宝塚記念はタフ馬場+休み明け、オールカマーは展開不向き+斤量58キロと言い訳が利く材料はあるので、叩き2走目、【3.1.0.0】と相性のいい東京コース、ビュイック騎手騎乗で、変わり身があっても驚けない。
シュヴァルグランは国内の芝2400m以上のG1では【1.2.4.2】と安定した成績。馬券圏外に敗れたのは、16年有馬記念6着(14番ゲート発走で勝ち馬から0.5秒差)、18年ジャパンカップ4着しかない。確かに全盛期の勢いはなくなっているものの、今年のメンバーで舐められるなら馬券的に面白い1頭になりそうだ。
ルックトゥワイスは乗り方ひとつでチャンスあり。このメンバーで後方から外を回す形では差し届かずに終わりそうだが、そこは鞍上がデットーリ騎手。近走よりも位置を取るか、馬群の中に突っ込む可能性はありそうで、とにかく鞍上の一工夫があれば、終いは確実なので上位に食い込んでくるかもしれない。
エタリオウは脚質や枠順的に難しい競馬になりそうだが、3歳時は日本ダービーで勝ち馬ワグネリアンから0.2秒差の4着に入り、菊花賞では本格化前とはいえユーキャンスマイルに先着を果たしている馬。前走京都大賞典は展開に泣かされただけなので、本馬の力が発揮しやすいレースになるか、あるいは鞍上のウルトラCがあれば、好走しても何ら驚けない。
最後にカレンブーケドール。エリザベス女王杯の3歳牝馬の成績を見る限り、古馬相手、しかもトップクラスの牡馬相手ではいくら斤量差があっても厳しいと見ているが、ヴィクトリーポジションを確保できるのはほぼ間違いなく、展開、位置取りを味方につけての粘り込みは警戒しておきたい。
ジャパンカップ2019の印です
◎⑥ユーキャンスマイル
○②ワグネリアン
▲⑤スワーヴリチャード
△⑧レイデオロ
△⑪シュヴァルグラン
△⑨ルックトゥワイス
×⑬エタリオウ
×①カレンブーケドール
以上、ジャパンカップ2019の予想でした。
~先週の勝負レースのプチ回顧のコーナー~
≪京都10レース 比叡ステークス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
◎⑥ドゥーカ(9番人気3着)
○①ギャラッド
▲④エーティーラッセン
△⑤ラテュロス
△⑦サトノケンシロウ(8番人気2着)
△⑬レオコックブルー
×②ハウエバー
×③レッドレオン(3番人気1着)
×⑫ゴールドフラッグ
×⑩バイオレントブロー
×⑨スティルウォーター
×⑪ステイパーシスト
×⑧イペルラーニオ
ここは距離延長で新味が出たドゥーカが面白そうだ。今夏の北海道開催で3戦して4、11、4着と前々で流れに乗った2戦は馬券圏内まであと一歩の走り。バテず伸びずというタイプなので、中距離で持久力を生かす競馬が合っているのだろう。今回はメンバー的に逃げるエーティーラッセンの直後で淡々と流れに乗れそう。展開とCコース替わりの馬場を味方につければ、粘り込みがあっていいはずだ。
相手はギャラッド。鞍上がスミヨン騎手ならもう一列前で運んできそう。仮に前が残る展開になっても相対的に速い上りを使えるので、直線で内をロスなく立ち回れば、前との差を詰めてきそうだ。
エーティーラッセンはいかにも展開に恵まれそう。Cコース替わりの馬場を味方につければ、粘り込みがあってもいい。
馬券は3連複で1列目にドゥーカ、2列目にギャラッド、エーティーラッセン、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。低レベルで混戦ムードなので3列目は総流しにしたい。あとは馬連、馬単を押さえる。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×××××××(21点)
馬連:◎ー○▲(2点)
馬単:◎→○▲(2点)
このレースは◎ドゥーカから全頭に印を打ったように混戦ムードという認識だったにも関わらず、2列目を2頭に絞ってしまったのが不的中のすべてです。結果論ではなく、自分の予想を買い方に正確に落とし込むなら、軸が大穴かつ波乱含みという判断であるなら2列目も手広く流すべきでした。馬連総流しで保険をかけたつもりでしたが、結果は3着。3連複は557倍。1円にも出来ず、ショックが大きかったです…
≪京都11レース アンドロメダステークス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫
◎⑩マイネルサーパス(4番人気1着)
○⑦ロードヴァンドール
▲①トリコロールブルー(1番人気3着)
△④ゴールドサーベラス
△⑫フランツ(2番人気2着)
△⑥アイスストーム
×⑤ヒーズインラブ
×②ナイトオブナイツ
×⑮アウトライアーズ
ここはメンバーを見渡す限り、逃げ、先行勢が手薄。Cコース替わりの馬場ならやはり前残りを狙ってこそだろう。
本命はマイネルサーパスが久しぶりの勝利を挙げるか。展開を考えた時に隣のマイネルネーベルを行かしての外目2番手が濃厚。前のマイネルがいいラビットになりそうで、いかにも展開を味方につけての粘り込みがありそう。スパッと切れる脚がないので、現状の適度に時計がかかる馬場もプラスだろう。
相手はロードヴァンドール。さすがに往年の勢いはないものの、オープン特別ならまだまだ格上の存在。ここはメンバー的にスッとハナに立つ可能性がありそうで、外のマイネルネーベルを制して逃げた時は怖い。仮に逃げないので好位の2番手を確保できるだろう。
トリコロールブルーは前、内で立ち回れれば、ここも好勝負必至だろう。引き続きスミヨン騎手が騎乗できるのは大きい。
馬券は3連複で1、2列目にマイネルサーパス、ロードヴァンドール、トリコロールブルーを置き、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はマイネルサーパス絡み。あとは馬連を押さえる。
【参考買い目】
3連複:◎○▲ー◎○▲ー◎○▲△△△×××(19点)…本線はマイネルサーパス絡み
馬連:◎○▲(3点)…同上
このレースは馬場が外伸びかつスミヨン騎手の調子が悪かったので、トリコロールブルーと組むよりもシンプルに馬連&馬単流しを選択する方がベストと判断。結果的にどちらでも正解でしたが、馬連&馬単の重要性を改めて認識した一戦でした。
≪東京11レース 霜月ステークス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫
◎⑭ドリームキラリ(5番人気4着)
○⑪ミッキーワイルド<堅軸>(1番人気1着)
▲①スマートダンディー
△⑮ストロベリームーン
△③ゴライアス(4番人気3着)
△⑧ドリュウ
×⑯ベストマッチョ
×⑤スマートアヴァロン(11番人気2着)
本命はドリームキラリの巻き返しに期待する。2走前のエルムステークス、前走武蔵野ステークスはともに典型的な差し、追い込み決着になってしまい、逃げ一辺倒の本馬には厳しかった。今回も楽な展開には持ち込めないかもしれないが、相手関係はグッと楽になっており、【1.1.0.0】と結果を残している東京ダート1400mなら多少ペースが速くても粘り込めるだろう。
相手はミッキーワイルド。休み明けでの一戦になるが、前走プロキオンステークスでは2着に好走。オープン特別ならさすがに格好はつけてくれるのではないか。
馬券は3連複でドリームキラリ、ミッキーワイルドから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。あとは馬連、馬単、単勝を押さえる。3連単を少点数で買うならドリームキラリ、ミッキーワイルドのワンツーで決まる組み合わせを買いたい。
【参考買い目】
3連複:◎ー○ー▲△△△××(6点)
馬連:◎ー○(1点)
馬単:◎→○(1点)
単勝:◎(1点)…5番人気、10.0倍想定
◎ドリームキラリ、無念の4着。あのクビ差は時の運といってもいいのですが(サルサディオーネと枠順が逆なら残っていたでしょう)、×スマートアヴァロンを上位評価できなかった予想の負けと思っています。ミッキーワイルドは堅実だと見ていたので、ここまで人気がないならミッキーワイルドとスマートアヴァロンからの組み合わせも買うべきでした。
≪京都11レース マイルチャンピオンシップ 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫
◎⑤インディチャンプ(3番人気1着)
○⑭ダノンプレミアム(1番人気2着)
▲①ダノンキングリー
△⑫モズアスコット
△⑦ペルシアンナイト(6番人気3着)
△⑩アルアイン
×⑨クリノガウディー
×⑥フィアーノロマーノ
×⑮ダイアトニック
×②グァンチャーレ
×③マイスタイル
×④レッドオルガ
×⑰レイエンダ
×⑪カテドラル
×⑧プリモシーン
×⑯エメラルファイト
予想文は【マイルチャンピオンシップ2019予想】インディチャンプの末脚さく裂
ここは印をたくさん打ちましたが、インディチャンプの単勝勝負。負けるとすれば、前にいるであろうダノンプレミアムな気がするので、ダノンプレミアムとの馬連は押さえで購入します。
【参考買い目】
単勝:◎(1点)…3番人気、5.8倍想定
馬連:◎ー○(1点)
ここはシンプルに参考買い目通り単勝と馬連1点をベースに購入。最後に馬連の延長戦上の3連単を少しだけ買い、それも上手くヒットしてくれました。インディチャンプは勝つ、負けるとすればダノンプレミアムのみという意味で馬連を押さえましたが、インディチャンプ→ダノンプレミアムで決まり、結果的にどちらも当たる最高のパターンでした。
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