ホープフルステークス2022の予想です。

ホープフルステークス2022の出走馬は、ミッキーカプチーノ、ハーツコンチェルト、ファントムシーフ、ガストリック、セブンマジシャンなど18頭。中山芝2000mで行われる2歳限定のG1戦です。

12月28日(水)の平場、特別戦の勝負レース(ホープフルステークス、ベテルギウスステークスほか)はこちらから。

有馬記念(【有馬記念2022予想】ジェラルディーナの母子制覇ある)は

1着▲イクイノックス(1番人気)
2着△ボルドグフーシュ(6番人気)
3着◎ジェラルディーナ(3番人気)

で的中。

◎ジェラルディーナ〇タイトルホルダーの組み合わせを厚めに購入していたので、全然儲かりませんでしたが、◎ジェラルディーナから入ったのは正解でした。

今年のJRAもいよいよオーラスですね。ホープフルステークスはもちろん、そのほかのレースも当てて最高の一日にできるよう頑張って参ります。

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ホープフルステークス2022の予想です

ホープフルステークスは淀みなく流れの持久力戦になりやすいレース

G1に昇格された17年以降の前後半の1000mは、

21年60.1-60.5
20年61.9-60.9
19年60.9-60.5
18年62.5-59.1
17年59.6-61.8

で18年こそ明らかなスローペースだったが、過去3年は前後半の1000mでほとんど差がない。舞台は開催最終日の中山芝2000m。この時期の2歳馬にとって容易な条件ではないため、地力がしっかりと問われるのだろう。

現在の中山芝は冬の中山らしく時計がかかってタフな状態。有馬記念で上り1~3位をマークした馬が1~3着に入ったように、このホープフルステークスでも最後まで伸び続けられる馬が活躍するのではないか。

本命はミッキーカプチーノの信頼度が高いだろう

東京芝2000mの新馬ではのちの京都2歳ステークス勝ち馬グリューネグリーンらを下して勝利。2戦目の葉牡丹賞では条件がガラッと変わる中、5番ゲートから見事な立ち回りを見せ、2着馬に0.6秒差をつけて完勝。余力を残しつつマークした1分59秒1は、開幕週で時計が出やすい馬場だったとは言え、タイムランクAで破格だった。エピファネイア×ネオユニヴァースでパワー溢れる血統。前走は時計勝負を制したが、本質的にタフな馬場でこそのタイプだろう。18頭立ての大外枠に入ってしまったが、現在の馬場なら決して不利にはならないはず。デビュー2戦で見せたパフォーマンス、舞台適性の高さから堅実に走ってくると見た。

相手にはハーツコンチェルトを挙げたい

前走東京スポーツ杯2歳ステークスでは単勝1倍台の支持を集めながら3着に敗退。自分でレースを組み立てられない弱点が露呈する形になったが、スタート後のロスとコース取りを考えると、勝ち馬に匹敵するパフォーマンスを見せていた。今回は器用さが求められる中山芝2000mに変わるので、不安がないと言えば嘘になるが、きょうだいのナスノシンフォニー、アイリッシュムーン、アレグロモデラートは小回りの芝1800~2000mで勝ち鞍を挙げており、本馬も長くいい脚を使うという点においてこの条件は悪くないだろう。

3番手は福永騎手が騎乗するファントムシーフ

新馬→野路菊ステークスと連勝中でまだ底を見せていない馬。どちらも相手に恵まれた面はあったものの、前走野路菊ステークスではアルテミスステークス3着アリスヴェリテ、京都2歳ステークス2着トップナイフに完勝しており、本馬も重賞級の器と見ていいだろう。今回は条件がガラッと変わるので、力を発揮できるかがカギも、ハービンジャー産駒なら中山芝2000mとの相性は悪くないはず。鞍上は来年の2月末で引退予定の福永騎手。有馬記念のボルドグフーシュに続いてもう一丁があってもいいか。

ガストリックは新馬→東京スポーツ杯2歳ステークスと連勝中。2戦連続で出遅れており、ゲートに課題はあるものの、好メンバーが揃った東京スポーツ杯2歳ステークスを勝ち切ったのは素直に評価していいだろう。追って味のあるジャスタウェイ産駒。淀みのないラップで進んでいき、末脚の持続力が問われるなら本馬にとって力を出しやすいレースになりそうだ。

ドゥラエレーデは前走東京スポーツ杯2歳ステークスで上位勢に切れ負けしたものの、正攻法の競馬で挑んで勝ち馬ガストリックから0.2秒差の4着。展開やコースひとつで十分に逆転可能な範囲だった。今回は鞍上が来日してから大暴れのムルザバエフ騎手。ドイツ競馬出身とは思えない積極的な騎乗を見せており、前々で粘り込みたい本馬にはぴったりだろう。馬以上に鞍上の活躍ぶりを見ると、ノーマークにはできない。

トップナイフは前走京都2歳ステークスが4コーナーで不利を受けての2着。勝負どころをスムーズに捌けていれば、勝ち切っていたのは本馬だった。鞍上が継続騎乗で手の内に入れてきた感があり、派手さはないものの、相手なりに走りそうなタイプ。ポテンシャルではミッキーカプチーノ、ハーツコンチェルトらに劣るものの、上位勢はやや不安を抱えているので、それらの馬が不発に終われば、上位進出は可能だろう。

ヴェルテンベルクは前走京都2歳ステークスで3着に敗れたものの、勝ち馬グリューネグリーン、2着トップナイフとは0.2秒差でほとんど差はなかった。デビュー以来、常に上り3位以内をマークしているように末脚堅実なタイプ。父は今年の有馬記念勝ち馬イクイノックスと同じキタサンブラック。母父フレンチデピュティを考えても、現在の中山芝に合っているのではないか。

キングズレインは2走前の札幌芝1800mで行われた未勝利が地味な勝ちっぷりだったものの、前走百日草特別が好位から鮮やかに抜け出して完勝。血統馬らしくまだ奥の深さがありそうで、人気でも軽視しない方がいいのではないか。鞍上にルメール騎手を手配できたのは魅力。

最後にジェイパームス。東京芝2000mの新馬を2番手から上り最速タイの脚を繰り出して完勝。負かした相手は微妙だったが、昨年のホープフルステークス勝ち馬キラーアビリティの半弟でジャスタウェイ産駒なら、本質的に新馬のような上り勝負は向いておらず、素質だけで勝利したレースだったと解釈していいか。中山芝2000mの持久力戦はキャラ的に合っており、条件好転でパフォーマンスをグッと上げてくる可能性はあるかもしれない。

ホープフルステークス2022の印です

◎⑱ミッキーカプチーノ
○②ハーツコンチェルト
▲①ファントムシーフ
△⑩ガストリック
△⑪ドゥラエレーデ
△⑧トップナイフ
×⑬ヴェルテンベルク
×⑮キングズレイン
×⑭ジェイパームス

以上、ホープフルステークス2022の予想でした。