(金沢競馬場で協賛した時の写真。またどこかで協賛レースやりたいですね^^)

白山大賞典2018(金沢)の予想です。

白山大賞典2018の出走馬は、JRAからミツバ、センチュリオン、ドンフォルティス、マイネルバサラ、グリムが出走。地方勢は、カツゲキキトキト(愛知)、タガノヴェリテ(兵庫)、モズオトコマエ(門別)らが迎え撃ちます。金沢競馬場2100mで行われるJpnIII戦。このレースは勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。白山大賞典トライアル・イヌワシ賞は◎モズオトコマエで的中。ここもブチかましたいところです。

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先週のオーバルスプリントは春から追いかけていたノブワイルドに渾身の本命。

レースは…

予想通り抜群のスピードからすんなりとハナへ

4コーナーでは後続を引き離して逃げ切り態勢

直線半ばで勝利を確信。外から相手のオウケンビリーヴ、ネロも来ている。

トーセンハルカゼ???

これに関してはtwitterでも書きましたが、トーセンハルカゼを拾えなかったことよりも◎ノブワイルドのキャラをしっかりと踏まえた上で馬券に反映させるべきでした(ピンかパータイプなので単系での勝負)。

9月はJRAもそうですが、大きい当たりがあったものの、もっと爆発できるチャンスがあっただけに悔しい気持ちの方が強いです。競馬には反省すべきレース、反省してもしょうがないレースがありますが、オーバルスプリントはまさに反省すべきレースでした。

10月はJRAも地方も悔いのない予想、悔いのない買い方に徹したいと思います。

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白山大賞典2018の予想と見解です

地方の長距離ダートグレードは位置取り勝負になりやすいのが特徴。

特に白山大賞典と名古屋グランプリはその色合いが濃く、金沢と名古屋競馬場は直線距離が短く、コーナー部分が長いので、前に行った馬が圧倒的に有利になる。

以下にまとめたのは過去5年の白山大賞典の結果(13~17年)。ご覧いただければ、位置取り勝負になっているのが分かるだろう。

◆過去5年の白山大賞典の結果(13~17年)

着順 馬名 通過順
17年 1 インカンテーション 2-2-1-1
2 カツゲキキトキト 3-3-3-3
3 クリノスターオー 1-1-1-2
16年 1 ケイティブレイブ 2-2-2-2
2 アムールブリエ 3-3-3-4
3 ストロングサウザー 4-3-3-3
15年 1 マイネルバイカ 4-3-3-2
2 エーシンモアオバー 1-1-1-1
3 ソリタリーキング 5-5-2-2
14年 1 エーシンモアオバー 1-1-1-1
2 サミットストーン 3-3-3-3
3 グラッツィア 2-2-2-2
13年 1 エーシンモアオバー 1-1-1-1
2 ハタノヴァンクール 6-4-4-2
3 シビルウォー 4-4-3-4

過去5年の3着以内馬15頭のうち13頭は4コーナー3番手以内。

上位争いするためには、「4コーナー3番手以内」が必須条件といっていいほどで、「4コーナー=ゴール」の感覚で予想したほうがいいレースだろう。仮に4コーナーで100%の体力を使い切っても金沢は直線が短いのでゴールまで惰性で粘り込める。

今年の白山大賞典は隊列が比較的読みやすいメンバー構成。例年通り位置取り、4コーナーの通過順重視で考えていきたい。本命はここで好走できなければ今後も買うタイミングがなさそうな…

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マイネルバサラの一撃に期待したい

近3走は見せ場なく敗れているが、3走前のアンタレスステークスは超ハイペースを刻んで自滅、2走前のマーキュリーカップは不向きなスピードが要求される馬場、前走BSN賞は馬群の中に入れてしまい、持ち前の持久力を全く生かせず。近3走に関してはすべて言い訳の利く敗戦で、調子落ちというよりもレース運びや条件面に問題があったと見ていいだろう。

今回は本馬の立ち回り力と持久力が最大限に生きる舞台。ハナはグリムに譲るかもしれないが、鞍上の柴田大知騎手は前走の失敗も踏まえてロングスパート戦に持ち込むのが濃厚(基本的に信頼していない騎手ですが、前走は仕掛けようにも仕掛けられなかっただけで、2走前以降は早め早めに動いているのでそこは信頼していいでしょう)。4コーナーでは本馬が先頭か2番手にいるはずで、後続のエンジンがかかるまえにゴール板に飛び込むシーンは十分に想像できる。昨年の浦和記念が不良で圧勝。渋った馬場も本馬にとってはプラスに働くはずだ。

相手はミツバが堅実駆けだろう

序盤の位置取りは中団付近になりそうだが、直近の地方ダートグレードの4コーナーの通過順を見ると、

マーキュリーカップ1着(4コーナー2番手
名古屋大賞典2着(同2番手
東京大賞典6着(同4番手)
JBCクラシック3着(同2番手

と東京大賞典以外は4コーナー2番手で通過。鞍上は元々が積極性のある松山騎手だが、地方のダートグレードでは意識的に早めに動いており、今回も早めの進出が濃厚。2周目向上面から動いて4コーナーで先頭の馬を射程圏に入れてくるはずで、序盤の位置取りだけで評価を下げるべきではないだろう。1番人気濃厚だが、ポカの可能性は極めて低い。

3番手はカツゲキキトキトに今年もチャンスあり

前走東京記念ではシュテルングランツに逃げ切りを許したが、昨年も東京記念2着からの臨戦で白山大賞典で2着に好走。「前走で地方馬相手に敗れたからダートグレードの今回は厳しい…」と思う必要は全くない。枠順、位置取りを考えれば、確実に上位争いに加わってくるのではないか。

グリムはハナを奪えるなら評価すべき1頭だが、買い時という意味では前走だったのは間違いないはず。同じように先行策を打ててかつ長距離実績もあるマイネルバサラが人気薄ならそちらを上位に評価すべきだろう。位置取り重視で予想しているとはいえ、本馬に関しては初の地方ダートグレード(コーナー6回)、初の2000mを超える距離など隙も少しある。

ドンフォルティスはレースセンスが高く、コーナー6回のコースにも対応できそうだが、やはり位置取り面で評価を下げざるを得ない。鞍上が戸崎騎手なら4コーナー先頭のような競馬にはならないはずで、グリムとの能力差はほとんどないが、位置取りがグリムより後ろになる以上、グリム>ドンフォルティスの評価にした。

センチュリオンは休み明け、脚質的に割引が必要。能力的に通用していいとはいえ、ここで買うメリットは何もない。人気もそれなりに集めそうなので、好走されてしまったら諦めるしかない。

イヌワシ賞で本命に推したモズオトコマエは位置さえ取れれば、ノーチャンスとはいえないか。前走イヌワシ賞は着差以上に強い競馬。勝負どころでの反応が鈍く、本質的に門別のような広いコース向きだが、超ポテンシャル型の本馬にとって相手強化でペースが上がるのは歓迎のはず。JRA勢の何頭かが凡走してくれれば、自ずとチャンスが巡ってくるかもしれない。

最後にタガノヴェリテ。転入初戦では佐賀記念4着キクノソルらに完勝。JRAオープンまで伸びりつめた馬で、JRA勢相手でも大きな差はないだろう。ただ脚質的にコース替わりはマイナス。正直、掲示板が精いっぱいレベルだと見ているが、本命馬が人気薄な以上、相手も手広く押さえておきたい。

白山大賞典2018の印

◎⑩マイネルバサラ
○⑥ミツバ
▲⑤カツゲキキトキト
△⑪グリム
△⑨ドンフォルティス
△⑧センチュリオン
×④モズオトコマエ
×⑦タガノヴェリテ

白山大賞典2018の予想ファイル

白山大賞典2018の買い目

マイネルバサラは予想通りJRAの中で最低人気。近走成績が悪いので舐められていますが、この舞台、条件なら巻き返しがあってもいいはず。馬券的に楽しみな一戦ですね。

【本線】

3連複:10ー5、6-4、5、6、7、8、9、11(11点)

3連複で1列目にマイネルバサラ、2列目にミツバ、カツゲキキトキト、3列目に印を打った馬への組み合わせ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がミツバ、3列目がドンフォルティスまで。基本的にはマイネルバサラとミツバの2頭軸です。

馬連:10-5、6(2点)

馬連でマイネルバサラからミツバ、カツゲキキトキトへ。本線はミツバ絡みです。

以上、白山大賞典2018の予想でした。