ハイセイコー記念2017（大井）の予想です。
ハイセイコー記念2017の出走馬はクレセントシティー、メテオバローズ、クリスタルシルバー、クロスケ、トーセンブルなど13頭。大井競馬場1600mで行われるSII戦です。このレースは、勝負度Ｃ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆）を予定しています。
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ここ最近、地方重賞の調子がいいです。
●鎌倉記念（予想記事⇒【鎌倉記念2017予想】川崎1600mのSIII戦です）
１着◎リコーワルサー（７番人気）
２着○マッドドッグ（２番人気）
３着×ゴールドパテック（５番人気）
30,000円勝負⇒222,670円回収
●エーデルワイス賞（予想記事⇒【エーデルワイス賞2017予想】門別1200mのJpnIII戦です）
１着◎ストロングハート（２番人気）
２着○グラヴィオーラ（４番人気）
３着×リコーデリンジャー（10番人気）
20,000円勝負⇒107,790円回収
●埼玉新聞栄冠賞
１着△カンムル（２番人気）
２着△ディアドムス（６番人気）
３着▲タマモネイヴィー（１番人気）
19,800円勝負⇒０円回収
●平和賞
１着△リンノストーン（５番人気）
２着◎ドンビー（１番人気）
３着▲シェーンリート（３番人気）
10,000円勝負⇒０円回収
●北海道２歳優駿（予想記事⇒【北海道２歳優駿2017予想】門別1800mのJpnIII戦です）
１着○ドンフォルティス（１番人気）
２着◎フィールシュパース（３番人気）
３着△サザンヴィグラス（５番人気）
15,000円勝負⇒48,620円回収
北海道２歳優駿は予想通り、ＪＲＡ勢＞道営勢でした。ＪＲＡ勢の２頭は普通に強いと思っていたので堅かったですが、的中できて良かったです。しかし、ＪＢＣの３レースはどれも混戦で馬券的にかなり面白そう。昨年も当たりましたし、今年も当てたいですね。その前にハイセイコー記念いきましょう。
ハイセイコー記念2017の予想と見解です
ハイセイコー記念のポイントは、「距離延長組を信用し過ぎないこと」だろう。このレースは毎年、1600m以上の距離を未経験の馬が出走してくるのだが、人気を集めながら４着以下に敗れることが多い（以下参照）。
◆1600m以上の距離未経験で敗れた馬（一部）
16年４番人気８着セイントバトラー
15年１番人気４着ラクテ
14年１番人気８着ラッキープリンス
14年２番人気６着クールテゾーロ
1200mと1400mはワンターンのコースだが（1400mは２コーナーのポケット奥からスタートするので、厳密に言えばコーナー３回）、1600mはコーナー４回の内回りコース。ラクテがまさに象徴的だが、本質的なスプリンターが使う番組がないことでこのレースに出走してきて、適性がないために敗れている。
今年のハイセイコー記念のメンバーを見渡しても、クロスケ、メテオバローズ、クリスタルシルバー、プレディクトが1600m未経験。距離経験がないだけで大きく割り引く必要はないが、これらの馬たちの距離適性の見極めがカギを握るレースになるだろう。それでは予想にいきましょう。本命は…
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トーセンブルが人気薄なら買わない手はない
２走前のサプライズパワー・メモリアルは鎌倉記念と平和賞の予想記事でも書いたようにハイレベルレース。改めて出走馬のその後の成績を見ると、
２着ドンビー→平和賞２着
３着リコーワルサー→鎌倉記念１着
５着ムービングスエルテ→２歳二・１着
７着アヴァレソー→新星特別３着
10着ダイバエミュー→２歳二・１着
13着レインボーミリアン→ポートサイドアイドル特別２着
で２、３着馬は次走重賞で連対。その２頭を鮮やかに差し切ったのがトーセンブルなのだから本馬も重賞級の器と見ていいだろう。主戦騎手だった本田騎手はハセノパイロを選んだのかもしれないが、乗り変わりで中野騎手。同騎手はこの手の末脚を生かす馬は得意中の得意なので乗り替わり自体がマイナスになることはない。不安な点は前走から間隔が詰まっていること。小柄な馬なので馬体重をなんとか420キロ台でキープして欲しい（増えているのが理想）。
相手はクレセントシティーが強い。
前走は２番手のコパノテッドに絡まれる苦しい展開だったが、ゴール板まで脚色が衰えずの押し切り勝ち。２着馬とは0.3秒差だったが、レース内容を考えると着差以上に強い競馬だった。前走は同日のＣ１以上、２走前は同日のＢ３以上の時計が出ているので、普通に強い馬だろう。
３番手はクロスケが1600mでも力を出してくるはず。
距離延長組だが、スプリンターの印象が全くなく、距離はむしろ伸びたほうが良さそう。前走ゴールドジュニアで初めて土がついたとはいえ、重馬場のスピード勝負になったことで前にいたクリスタルシルバーを捕らえ切れなかっただけだろう（斤量も２キロ差あった）。テンよし、中よし、終いよしのタイプで堅実に走ってくると見た。
マースインディは前走クレセントシティーの２着。クレセントシティーを上位に評価するなら本馬にも印を打つ必要があるだろう。レースセンスが高く、どんな競馬でもできるのが強み。初の1600mで力を出し切れない馬が出てくれば、本馬が自ずと着順を上げてくるだろう。
メテオバローズはスプリンターっぽさを感じないが、現実的に1200mしか経験していないのは不安。父シニスターミニスターなので、距離延長にも対応できそうだが、積極的に買うべき馬ではないか。
ハセノパイロは戦ってきた相手が強くないものの、レースセンスの良さを感じる馬。前走はラチ沿いから抜け出すタフな競馬で、着差以上に評価していい。本田騎手がトーセンブルよりもこちらを選んだことからも侮れない。
最後にクリスタルシルバー。前走ゴールドジュニアでクロスケに勝利したとはいえ、馬場の後押しがあった印象。レースぶりからスピード型の印象を受けるので、距離が伸びてパフォーマンスが落ちるかもしれない。
ハイセイコー記念2017の印
◎②トーセンブル
○⑬クレセントシティー
▲①クロスケ
△⑤マースインディ
△⑥メテオバローズ
△⑩ハセノパイロ
×⑨クリスタルシルバー
ハイセイコー記念2017の予想ファイル
ハイセイコー記念2017の買い目
トーセンブルは夕方現在、６番人気。単勝以外の券種を見ても６番人気に収まりそうなので妙味はありそうですね。なんとか馬体重をキープしてもらいたいところです（410キロ台まで減れば、勝負度Ｄくらいのつもりで買うかもしれません）。
【本線】
３連複：２－１、１３－１、５、６、９、１０、１３（９点）
３連複で１列目にトーセンブル、２列目にクレセントシティー、クロスケ、３列目に印を打った組み合わせ（ワイド２点でもＯＫ）。本線は２列目がクレセントシティー、３列目がハセノパイロまで。特に２列目はクレセントシティー絡みを厚めに買います。
【ボーナス】
３連単：２、１３→２、１３→１、６（４点）
３連単ボーナスは難しいのですが、本命と対抗で決まり、３着も印上位が入る組み合わせくらいは抑えておいていいかもしれません。
以上、ハイセイコー記念2017の予想でした。
