@h_r_p_studio さんの写真。)

中日新聞杯2019の予想です。

中日新聞杯2019の出走馬は、サトノソルタス、アイスバブル、ラストドラフト、タニノフランケルなど16頭。中京芝2000mで行われるハンデG3戦です。

12月7日(土)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時頃に掲載いたします。

LINEでは1日1頭、厳選軸馬も配信しています。

友だち追加

中日新聞杯2019の予想です

昨年の中日新聞杯はギベオン、ショウナンバッハによる差し、追い込み決着。今年は明確な逃げ馬こそいないものの、前に行きたい馬がそろい、スミヨン、マーフィー両騎手も早めに動きそう。開幕週の競馬を見ても、中山、阪神のような内、前が有利な馬場ではないので、昨年同様に差し、追い込みが決まると判断したい。

本命はアイスストームの末脚がさく裂すると見た

近2走の走りを見る限り、ワンターンコースの方がいいかもしれないが、決してコーナリングが下手なわけではなく、中京のような大箱コースならパフォーマンスを上げてくるはず。ゴドルフィンの馬が全般的にそうだが(タワーオブロンドン、ティーハーフ、ライトオンキューなど)、いかにもタフな芝コースでの追い比べに合いそうなタイプ。前述の通り、差し、追い込み競馬になってくれれば、直線は確実に伸びてくるのではないか。

相手筆頭は追って味のあるサトノガーネット

オープンクラスに昇級後は負けるべくして負けている感じで決して力負けではない。前走エリザベス女王杯は内、前が圧倒的に有利な中、外枠から大外を回る競馬では届かなくて当然。それでも上りは全体の2位。噛み合えば、重賞でも十分に戦えるはずで、今回はその番な気がする。

カヴァルも不気味な1頭

前走新潟記念で連勝がストップしたものの、直線で前が塞がってしまい、進路を変えてからも再び詰まる最悪の競馬。力を全く出し切れておらず、ノーカウントの一戦と割り切っていいだろう。2走前のマレーシアカップは着差以上に強い内容。実績のあるコースに替わり、スムーズな競馬さえできれば、ガラリ一変があってもいい。

穴ならミスマンマミーアが面白そう。前走エリザベス女王杯では大敗したが、条件が全くかみ合わず、ノーカウントの一戦と捉えて良さそう。2走前の六社ステークスでは展開不向きの中、アルゼンチン共和国杯で上位に食い込んだアフリカンゴールド、トラストケンシンと差のない走りを見せており、G3のハンデ重賞なら能力的に見劣ることはないだろう。展開を考えても、差し、追い込みが決まるならぜひ押さえておきたい。

ショウナンバッハは近走成績こそ冴えないものの、上りは最速を計測することが多く、8歳でもまだ衰え知らず。中日新聞杯は17年4着、18年2着と2年連続で好走レースを見せており、今年も展開ひとつで上位に食い込んできても驚けないのではないか。

ロードヴァンドールは展開関係なく粘り込みに注意。今年の七夕賞では明らかな前傾ラップの中、3着に入っており、展開が多少厳しくても自分のリズムで運べれば、粘り込むかもしれない。

マイネルサーパスは前走アンドロメダステークスで本命に推したが、買い時は前走だった感。どちらかというと立ち回りを生かしたいタイプなので、コース替わりがプラスになることはないか。

アイスバブルは近2走がやや物足りないものの、外国人騎手【3.2.1.0】、日本人騎手【1.2.0.4】。外国人騎手騎乗時の成績がいいので、スミヨン騎手騎乗でパフォーマンスを上げてくるかもしれない。

最後にサトノソルタス。正直、人気ほど買いたいとは思わないが、まだキャリアが浅い上に休み休み使われている分、上昇の余地がありそう。タフな追い比べも向いていそうで、人気でも無理に嫌う必要はないか。

中日新聞杯2019の印です

◎⑦アイスストーム<次走注目>
○④サトノガーネット<次走注目>
▲③カヴァル<次走注目>
△⑮ミスマンマミーア
△⑫ショウナンバッハ
△①ロードヴァンドール
×⑯マイネルサーパス
×⑥アイスバブル
×⑬サトノソルタス

以上、中日新聞杯2019の予想でした。

~先週の勝負レースのプチ回顧のコーナー~

≪中山7レース 1勝クラス 勝負度E(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎①シアトルトウショウ<次走注目>(9番人気3着
○③メールデゾレ(1番人気1着
▲⑪サンジレット
△⑭ノーベルプライズ(2番人気2着
△⑨アースコレクション
△⑤パーフェクトウェイ
×⑫エルピド
×④コトブキハウンド
×②トーアシオン

本命は迷ったが、次走注目馬のシアトルトウショウ。前走のレース後には「中山ダート1200mで騎手が替われば、狙い目」とメモしていた馬。今回はその望み通りになったものの、最悪ともいえる最内枠を引いてしまい、上手く捌けるかは未知数。スムーズなら馬券圏内のチャンスはありそうだが、そのハードルがやや高いかもしれない。

相手は前走同条件で2着に好走したメールデゾレ、現級で能力上位のサンジレットが有力。

馬券は3連複で1列目にシアトルトウショウ、2列目にメールデゾレ、サンジレット、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。あとは馬連を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×××(13点)

馬連:◎ー○▲(2点)

ここは枠順で評価を下げたのが裏目に出ましたが、それをあざ笑うかのようなスムーズな競馬で3着を確保。結果論ではなく、1番人気とのワイドで10倍以上つくのであれば、勝負度を上げるべきでしたね。岩部騎手で散々駄騎乗を食らい、津村騎手であっさりと1年ぶりの馬券圏内を確保。やはり競馬予想において「騎手」というのは重要な要素だなとつくづく感じた一戦でした。

11月の福島開催の1勝クラスで本命に推したハーキーステップ(11番人気3着)を先週の桑名特別(結果は9番人気1着)でスミヨン騎手騎乗で人気になると読んで対抗に落としてしまったのですが、結果的に人気が上がっても内田騎手→スミヨン騎手なら好走確率も上がっており、「人気になる」という要素だけで(そもそも人気でもなかった)、嫌う必要がなかったのも騎手の重要性を認識させられた一戦でした。

≪阪神8レース 1勝クラス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑨タマモアポローン(2番人気1着
○①ヒミノブルー(3番人気2着
▲⑦テーオーポシブル(1番人気3着

ここは上位3頭で人気が割れると見てタマモアポローンの差し切りに期待したい。3走前の同条件ではアッシェンプッテル、トイガーらに先着を果たして2着に好走している馬。その後の2戦は中京で結果が出なかったものの、差しづらい中京ダートで後方から大外ぶん回しでは届かなくて当然だろう。今回は実績のある阪神ダート1800m、捌きやすい少頭数、3走前にコンビを組んだ池添騎手への乗り替わりなど、強調できる要素が多く、仕上がりさえまともなら前の2頭を一気に飲み込むと見た。

相手は当然、ヒミノブルー、テーオーポシブルが有力。

馬券はこの頭数ならタマモアポローンが勝つ前提で馬単を買いたい。単勝なら3倍以上は欲しいところ。

【参考買い目】

馬単:◎→○▲(2点)

ここは事実上の3頭立てと判断し、◎タマモアポローンのアタマ固定から印2頭に流した一戦。単勝オッズが3.2倍に対し、馬単2点の合成オッズが5.16倍だったので参考買い目通り馬単のみで勝負。オマケに◎→○▲→○▲の3連単を買い、馬単&3連単がダブルで当たる結果でした。

最近は少頭数のレースも多いですが、甲乙がハッキリとつけられて点数を絞ることが出来れば、仮に堅い決着でも高い回収率を出すことができると改めて感じた一戦。同レースの回収率は847%ですが、この回収率を出すのがいかに難しいかは読者の方であれば、分かるかと思います。馬単2点で16倍を当てるのと、3連複50点で400倍を当てるのは同じこと。少頭数で「上位人気で決まる」=「儲からない」とは限らないことの典型的なレースでした。

競馬を知れば知るほど、穴馬から入って当てるのが一番凄いと思われがちで、実際に世間的なウケもいいのですが、何より重要なのは期待値が高いかどうかなので、1つ前のレースで言及したハーキーステップを対抗に落としたのもそうですが、人気が上がるから買えないのではなく、「期待値の高低について考えた結果、買えない」と判断すべきだと自分への反省も踏まえて改めて思いました。

≪中京10レース 名古屋日刊スポーツ杯 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎④トーセンスーリヤ<次走注目>(5番人気3着
○⑧メガフレア
▲⑨コーカス(2番人気2着
△⑦エレクトロニカ(1番人気1着
△③ジャックローズ
△①フィールインラヴ
×⑥ブラックジェイド

本命は次走注目馬のトーセンスーリヤ。前走茨城新聞杯は4コーナーで内のミッキーバードがコーナーを綺麗に曲がれず、本馬はその煽りを受けて内から9頭分くらい外を回らされる致命的な不利(以下参照)。

◆茨城新聞杯の4コーナー

それでも終いはしっかりと伸びており、文字通り負けて強しの競馬だった。レース自体もレベルが高く、3着コスモカレンドゥラ、5着レッドサイオン、7着ミッキーバードがその後に2勝クラスを勝利。あのレースで負けて強しの競馬をした本馬なら現級で勝ち上がる力はあると判断していいだろう。ここはメンバーレベルが低いので勝利のチャンス。

相手はまずメガフレア。前走は展開の恩恵を受けての勝利も、余力を残しつつゴールしており、まだパフォーマンスを上げられそう。血統的に波に乗ると、ポンポンと勝ちそうなので、格上挑戦で舐められるなら面白い存在になりそう。

コーカスは前走が案外も、現級でたびたび上位争いしてきた馬。中京芝2000mにも実績があり、叩き2走目でガラリ一変があっても驚けない。

馬券は馬連&馬単でトーセンスーリヤから流したい。

【参考買い目】

馬連:◎ー○▲△△△×(6点)

馬単:◎→○▲△△△×(6点)

◎トーセンスーリヤは5番人気3着と最低限の役割を果たしてくれましたが、リスクを取って単勝&馬連メインで勝負した結果、ハズレ(3連複は予想以上に人気薄だった○メガフレア絡みを押さえました)。

手広く色々と買っていれば、投資金くらいは回収できたかもしれませんが、あれもこれも買うのが一番ダメなので(リスクヘッジし過ぎると当たっても回収できない)、「最低でも連以上、できればアタマ」と割り切ったことに後悔はないです。

1~4着馬はすべてクビ差で、デットーリ→ムーア→横山和→太宰騎手という並び。騎手力の差が如実に結果に表れた感じがしました。

≪中京11レース チャンピオンズカップ 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎③チュウワウィザード<堅軸>(5番人気4着)
○④インティ(3番人気3着
▲⑤クリソベリル(2番人気1着
△⑪ゴールドドリーム(1番人気2着
△⑥オメガパフューム
△⑧ウェスタールンド
×⑬ワイドファラオ<次走注目>

ここは好位の内で立ち回るチュウワウィザード、その前にいるインティとの行った行ったに近い決着に期待。チュウワウィザードもインティも同じくらい買いたいので、その2頭から印を打った馬へ流します。

馬券は3連複でチュウワウィザード、インティから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はオメガパフュームまで。あとは馬連を押さえます。3連単はチュウワウィザード、インティの行った行ったで決まり、3着に印を打った馬が入る組み合わせは最低でも押さえておきたいですね。

【参考買い目】

3連複:◎ー○-▲△△△×(5点)…本線はオメガパフュームまで

馬連:◎ー○(1点)

3連単:◎○→◎○→▲△△△×(10点)

ここも先の中京10レース同様、買い切ったというか、枠順と展開からチュウワウィザードとインティは一緒に残るイメージがあったので、「2頭のワイドが当たる前提」で購入。レースは◎が4着、○▲△1の3頭で決まる悲しい結果でしたが、こればかりは仕方ないですね。

ちなみにチュウワウィザードとインティの馬連は14.6倍に対し、枠連は15.3倍。特に重賞で同枠に人気馬がいる時は私の感覚では枠連の方がオッズが付くケースが多い気がします。これはあくまでもケースバイケースですが、馬連1点、ワイド1点などを前提に購入する時は、枠連、あるいは3連複の合成オッズのチェックは時間があるならなるべくした方がいいでしょう。ただ平場は直前にオッズがガクンと落ちることが多いので、そこまで神経質になるほどでもないというのが率直な気持ち。たまに異常なオッズの開きもありますが。

≪阪神12レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑪ヒップホップスワン(5番人気2着
○②メイショウジーク
▲⑨ツウカイウイング(4番人気1着
△⑦イメル
△⑫レッドランサー
△①ラホーヤノキセキ
×⑥ロマンチスト
×⑤テーオーソルジャー

ここはヒップホップスワンが巻き返すと見た。典型的に揉まれ弱いタイプで、競馬に注文がつくものの、ダート1200mで5~8枠を引いた時は【2.1.1.1】 と安定したパフォーマンスを見せている馬。今回はまさにこの条件で、久しぶりに本馬らしい走りが見られるのではないか。また使い詰めると走らなくなる傾向があり、馬券に絡んだレースはすべて中9週以上の間隔が空いていたので、休み明けの今回こそ狙い目のはず。

相手はメイショウジーク、ツウカイウイング、イメルなど。前はかなりガリガリとやり合いそうな雰囲気がある。

馬券はシンプルに馬連&馬単でヒップホップスワンから流したい。本線はレッドランサーまで。

【参考買い目】

馬連:◎ー○▲△△△××(7点)…本線はレッドランサーまで

馬単:◎→○▲△△△××(7点)…同上

ここは「できればアタマ、最低でも連確保」のつもりで馬券を購入。結果的に2着に入り、最低限の馬連がヒットしました。

ダートの差し競馬は爆荒れすることが多々あるなと感じるこの頃。前開催の◎ティアップサンダー(15番人気3着)も先行した上位人気勢がすべて飛んで3連複10万オーバー(運よく的中することが出来ましたが)、西湖特別の◎フィールザファラオ(11番人気3着)は相手に1番人気馬を連れてきましたが、1週前の2勝クラス◎フィールザファラオ(4番人気1着)では2、3着馬が二ケタ人気の差し、追い込み馬でまたもや3連複10万オーバー(こちらは16番人気3着スパイスマジックがヌケで不的中)。

この最終レースも「前はかなりガリガリとやり合いそうな雰囲気がある。」と書いた通り、まさにその通りになったので、展開決め撃ちはやはりいい意味で深く考えずに同脚質の馬をすべて買うくらいの気持ちが必要だと感じました。

平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。

メルマガを購読する