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愛知杯2018の予想です。

愛知杯2018の出走馬は、マキシマムドパリ、キンショーユキヒメ、クインズミラーグロ、リカビトス、メイズオブオナーなど18頭。中京芝2000mで行われる牝馬限定のG3戦です。

今週から中京開催が始まり、3場開催。昨年の1回中京開催は顕著な外差し馬場でしたが、果たして今年はどうなるでしょうか。中京はダートも時々、強烈な内伸びになったり、芝もダートも蓋を開けてみないと分からない感じがありますね。

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愛知杯2018の予想です

愛知杯はしばらく12月に行われていたが、16年から年明けの1月に移動。12月に行われていた時から波乱含みだったが、開催時期が移動した過去2年も16年8→5→4番人気、17年1→10→6番人気と3連複200倍以上での決着。基本は波乱前提で考えるべきだろう。過去2年はバウンスシャッセ、マキシマムドパリが外からの差し切り勝ち。中京は開幕週でも外からの差しが決まりやすく、今年も追われてからしっかりと伸びる馬を狙いたい。

本命はメイズオブオナー

500万下、1000万下が着差以上に奥の深さを感じさせる味のある勝ち方。2走前のローズステークスでは13着に敗れたが、ゴール前で前が狭くなってしまい、ブレーキをかける場面。着順こそ悪いものの、決して力負けではなかった。ハーツクライ産駒らしく追われてからグイグイと伸びる馬。札幌と中山で結果を残しているが、本質的には広いコース向きだろう。未勝利時代には中京芝1600mで勝ち馬メイショウオワラからタイム差なしの2着。中京コースも合っているはず。やや内目の枠に入ってしまったのはネックだが、直線でスムーズに追い出せれば、この相手でも堅実に伸びてくるのではないか。

相手はキンショーユキヒメ

本馬も追って味があり、愛知杯にいかにも合いそうなタイプ。2走前の府中牝馬ステークスはスローペースからの立ち回り&加速力勝負、前走のJBCレディスクラシックは初ダートで全くもっての参考外だろう。中京芝2000mは【2.0.0.1】。コース替わりで巻き返してくる可能性が高い。

3番手はハッピーユニバンス

2走前の府中牝馬ステークスは展開不向きの中、上り2位の脚を使って大外からグイグイと伸びており、見どころのある内容。今回は当時よりメンバーレベルが低く、舞台適性も向いているとすれば、面白い存在か。中京で結果は出ていないものの、新潟で【3.0.1.0】とよく走っており、本質的に中京コースも合っているはず。

ロッカフラベイビーは中京芝2000mでやたら走るキングカメハメハ産駒。追われてからもしっかりと伸びるタイプで、コース替わりで一撃があっても良さそう。どうも使い詰めるとダメで、中8週以上の間隔を空けた時は【2.3.0.1】(着外も4着)。今回は府中牝馬ステークス以来の実戦で中12週。フレッシュな状態なら期待できる。

マキシマムドパリは昨年の同レース勝ち馬。前走中日新聞杯では牡馬相手に5着と健闘しており、やはり中京芝2000mへの適性は高い。ただ昨年は岩田騎手が騎乗しての差し切り勝ち。藤岡祐介騎手は同馬だと前々で運ぶことが多く、あまり強気に乗り過ぎると追い比べで見劣ってしまうかもしれない。

クインズミラーグロは昨年の愛知杯3着馬。当時、勝ち馬マキシマムドパリとは0.4秒差だったが、今年は斤量面で有利な立場。着順が入れ替わってもいいだろう。

リカビトスは新馬~1000万下まで3連勝を飾った馬。前走秋華賞は10着に敗れたが、相手強化、道悪、休み明けとさすがに力を出し切れる条件ではなかったか。小柄な馬だが、追われてから味があり、中京芝200mは悪くなさそう。秋華賞の一戦だけでは見限れない。

ブラックオニキスは札幌2歳ステークス2着以降、馬券圏内に好走していないが、近2走は紫苑ステークス4着、秋華賞6着と見どころのある競馬。決して早熟だったわけではなく、まだまだ走れると見ていいか。近2走は控えて結果を残しており、引き続き溜める競馬ができれば侮れない。

アンドリエッテは一時期のスランプを脱した感じ。年齢の影響で以前ほどスパって切れる脚を使えなくなっているが、バテずにじわじわと伸びるようになっており、それが中京芝2000mでは良さそう。2000mに実績はないものの、消耗戦の衣笠特別で伸び切っており、距離延長をそこまで嫌う必要はないか。

ワンブレスアウェイは2走前の府中牝馬ステークスは休み明けで大幅な馬体重増、前走ターコイズステークスは出遅れて直線でも不利があり、消化不良の競馬だった。距離延長が微妙だが、見直す余地はある。

レイホーロマンスは前走が中京芝2000mで行われた尾張特別を勝利。中京芝2000mはコース適性の差が出やすいので、同コースで実績を残しているだけで押さえておいたほうがいいかもしれない。

エテルナミノルは近走ゲートの出がいまひとつもバテずにじわじわと伸びるタイプ。前走ターコイズステークスは外々を早めに進出して5着と悪くない内容だった。ワンターンのコースでしか結果が出ていないのは気がかりだが、大箱の中京コースならそこまで気にする必要はないか。

クィーンチャームは前走中日新聞杯で12着に敗退。牝馬限定重賞に変わってもそこまで強気になれないが、キングカメハメハ産駒は中京芝2000mでよく走るので、それだけで押さえておいてもいいだろう。

愛知杯2018の印です

◎③メイズオブオナー
○⑨キンショーユキヒメ
▲⑯ハッピーユニバンス
△⑮ロッカフラベイビー
△⑦マキシマムドパリ
△⑫クインズミラーグロ
×④リカビトス
×⑥ブラックオニキス
×⑰アンドリエッテ
×⑱ワンブレスアウェイ
×⑧レイホーロマンス
×⑩エテルナミノル
×⑭クィーンチャーム

以上、愛知杯2018の予想でした。