アフター5スター賞2022の予想です。

アフター5スター賞2022の出走馬は、ギシギシ、プライルード、ワールドリング、オリジネイター、カプリフレイバーら11頭。大井競馬場1200mで行われるSIIIです。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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アフター5スター賞2022予想と見解です

JBCスプリント指定競走として実施されるアフター5スター賞。

2年前には同レースを制したサブノジュニアが本番のJBCスプリントでも優勝。今年のJBCスプリントは盛岡ダート1200mで実施されるが、本番に向けて目の離せない一戦と言えるだろう。

今年のアフター5スター賞は11頭立ての少頭数も、春の東京スプリント3着馬ギシギシを始め、10連勝中のオリジネイター、優駿スプリント勝ち馬プライルード、古豪・ベストマッチョなど、なかなか楽しみなメンバーが揃った一戦。ここから本番のJBCスプリントで活躍する馬が出ても不思議ではないだろう。ここは早速、予想にいきましょう。本命はアタマまであると見ている…

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3歳・プライルードの重賞連勝に期待したい

3歳になってから京浜盃4着→羽田盃13着と結果が出なかったものの、一気の距離短縮で挑んだ優駿スプリントが横綱相撲で完勝。楽々とマークした勝ち時計1分11秒9は、歴代2位タイの時計だった(以下参照)。

◆歴代優駿スプリントの勝ち馬と走破時計

時計だけが全てではないものの、昨年1分12秒1で勝利したワールドリングが優駿スプリントからアフター5スター賞を制覇。2年前には優駿スプリント2着のブロンディーヴァが同レースで3着に好走しており、斤量面で大きなアドバンテージがある3歳馬にとっては「優駿スプリント勝ち負け=アフター5スター賞勝ち負け」と考えていいのではないか。前走は番手から抜け出す競馬になったが、全日本2歳優駿では中団からしぶとく伸びて3着に好走。控えても競馬はできるはずで、ギシギシらを目標にしつつ、直線で外からの差し切りに期待したい。

相手は人気でもギシギシには逆らえない

前走習志野きらっとスプリントは2着キモンルビーの完全な勝ちパターンの中、ラスト100m付近からジョット噴射のように加速して差し切り勝ち。結果を知りつつレースを見返しても、「差し切るのは無理なのでは…」と思ってしまうほどで、着差以上に強さが際立ったレースだった。今回は本馬にとって庭とも言える大井1200m。春の東京スプリントではシャマル、リュウノユキナに食い下がったほどで、JBCスプリントに地方総大将として挑むためにもここで無様な競馬はできないだろう。

3番手は昨年の同レース覇者・ワールドリング

昨年は優駿スプリント→アフター5スター賞と連勝。その後はチグハグな競馬が続いていたものの、ここに来てプラチナカップ2着など再び軌道に乗ってきた感がある。これまで地元馬同士の大井1200mでは3戦3勝と負けなし。相手は昨年以上に揃ったように見えるが、上位争いに加わる資格は十分にある。

カプリフレイバーは20年優駿スプリント勝ち馬。その後は大井より船橋中心に結果を残してきたが、前走流星賞ではキモンルビーを下して勝利。あまり内でごちゃつくと良くないタイプなので、再び外目の枠を引けたのは本馬にとってプラスだろう。1200mに距離が伸びること自体は何ら問題ない。

キモンルビーは2走前の習志野きらっとスプリントでギシギシを最後まで苦しめての2着。近走は勝ち切れないレースが続いているものの、地方では未だに【15.5.2.0】と馬券圏外に敗れたことがなく、ここも堅実に走ってくるのではないか。前走流星賞はスタートの出遅れが痛かったので、スタート五分ならカプリフレイバーと着順が入れ替わる可能性はあるだろう。

ベストマッチョは能力的にこのメンバーなら圏内も、揉まれていいタイプではないので、内枠からどう捌くかがカギになりそう。内枠から出して外の馬と競い合うと苦しくなりそうなので、あえてソロっと出遅れて後ろから行った方がチャンスはあるかもしれない。

最後に10連勝中のオリジネイター。前走アフター5スター賞トライアルの勝ちっぷりを見ると、ここで壁にぶつかりそうだが、ストレスを受けない枠順、軽量53キロなら無理して嫌う必要はないだろう。

アフター5スター賞2022の印

◎⑥プライルード
〇③ギシギシ
▲⑦ワールドリング
△⑪カプリフレイバー
△⑤キモンルビー
△②ベストマッチョ
×⑩オリジネイター

1番ミチノギャング…2、4走前にはギシギシと接戦を演じているものの、ギシギシ自体は着差をつけて勝つタイプではないので、あの接戦に惑わされない方が良さそう。このメンバーに入ると、さすがに見劣るのでは。

4番クルセイズスピリツ…近走は大崩れなく走っているものの、古馬になってからの大井1200m重賞は【0.0.0.7】。ここは相手も手強く、掲示板までが精いっぱいだろう。

8番セイジミニスター…昨年のアフター5スター賞では4着に健闘するも、今年は昨年以上に強力なメンバーが揃い、本馬自身が休み明け。上位争いに加わるまでは難しいのでは。

9番ウインプリンツ…浦和1400mがベストの馬。ここは純粋に相手も強い。

アフター5スター賞2022の買い目

ここは◎プライルード○ギシギシから印を打った馬へ流します。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇ー▲△△△×(5点)…本線はキモンルビーまで

3連単:◎→〇→▲△△△×(5点)

3連複でプライルード、ギシギシから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はキモンルビーまで。あとはボーナスで3連単のプライルード→ギシギシ→印の組み合わせを買いたい。

アフター5スター賞2022の予想でした。