京成杯2025の予想です。

京成杯2025の出走馬は、キングノジョー、パーティハーン、ゲルチュタール、ガルダイア、マテンロウムーブなど14頭。中山芝2000mで行われる3歳限定のG3戦です。

1月19日(日)の予想(京成杯、日経新春杯ほか)はこちらから

平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。

メルマガを購読する

京成杯2025の予想です

京成杯はペースに関係なく終いの脚が問われる傾向で、過去5年の3着以内馬15頭のうち12頭は上り3位以内をマーク。23年3着◎セブンマジシャン、24年2着◎アーバンシックのように、多少不器用なタイプでも終いにしっかりと脚を使える馬が好走しやすい。今年も上りが多少かかっての追い比べになると判断したい。

本命はガルダイアを狙いたい

東京芝1800mの新馬は3コーナー手前でハナを奪うと、直線に入っても脚色衰えずの押し切り勝ち。前走ベゴニア賞は馬群の後ろで折り合いに専念。直線では外から一完歩づつ前との差を詰めてきたが、行った行った決着になってしまい、展開に泣かされての敗戦だった。エピファネイア産駒らしい乗り難しさはありそうだが、前走で騎乗したムーア騎手は「将来的には長い距離ももちそうですし、ポテンシャルがあります」と述べており、近2走のレースぶりを見ても、距離はむしろ伸びた方がいいタイプなのかもしれない。杉原騎手はエピファネイア産駒との相性が良く、杉原騎手×エピファネイア産駒のコンビは【3.4.4.28】(勝率7.7%、連対率17.9%、複勝率28.2%、単回収率227%、複回収率132%)と非常に優秀。24年小倉大賞典ではエピファニーを勝利に導いている。近2走はルメール、ムーアと一流の騎手が騎乗しており、杉原騎手への乗り替わりで鞍上弱化に見えるが、意外と同騎手へのスイッチがハマる可能性はありそうだ。

相手はゲルチュタールが有力だろう

前走葉牡丹賞では中団外目追走から長く良い脚を使い、ゴール前ではヴィンセンシオ、リトルジャイアンツとの追い比べに持ち込んで2着。最後は首の上げ下げに敗れただけで、勝ちに等しい内容だった。近親に21年ホープフルステークス勝ち馬キラーアビリティがいる血統。冬のタフな中山芝は合っているだろう。人気を集めているキングノジョー、パーティハーンよりは信頼度が高いはず。

3番手はマテンロウムーブが不気味

中京芝2000mで行われた前走未勝利は、2着ロードレジェロの勝ちパターンを大外から1頭だけ抜けた末脚で差し切っており、着差以上に強い内容だった。東京芝1600mで行われた新馬は直線で前が詰まる不利があり、決して能力を出し切っての敗戦ではなかった。追えば追うだけ伸びるイメージで、追い比べになりやすい京成杯はいかにも合いそう。寺田氏×横山典弘騎手のラインは非常に強力で、リオンリオン(19年青葉賞勝ち)、マテンロウオリオン(22年シンザン記念勝ち)、マテンロウスカイ(24年中山記念勝ちなど)らの重賞勝ち馬を多数輩出。加えて同ラインの重賞成績で単勝20倍未満に限ると、【9.4.3.13】(勝率31.0%、連対率44.8%、複勝率55.2%、単回収率276%、複回収率155%)とベタ買いでも悠々とプラスになっている。狙える材料は揃っており、人気がないなら要注意だろう。

キングノジョーは東京芝2000mで行われた新馬で余力を残しての完勝。直線では馬群を割るセンスの良さを見せ、血統馬らしく奥の深さを感じさせる走りだった。このメンバーならあっさりと突破しても驚けないが、中山芝2000mで全く異なるレース展開になることを考えると、新馬のレース内容だけで飛びつくのは危険かもしれない。

パーティハーンはデビュー2戦目の京都芝2000mで行われた未勝利で逃げ切り勝ち。展開に恵まれたとは言え、上りは最速をマークしており、能力自体が抜けていたのだろう。前走は逃げる形になったが、新馬のように控えても競馬を組み立てられるのではないか。

コスモストームは前走朝日杯フューチュリティステークスが無謀な挑戦に見えたが、直線では伸びづらい内目を通りながらニタモノドウシとの追い比べに競い勝って8着。芝でもそれなりに走れる印象を受けた。トップナイフやシランケドを輩出しているデクラレーションオブウォー産駒。コーナー4回のコースに変わるのはプラスに働く可能性があり、人気がないなら押さえておいて損はないだろう。

京成杯2025の印です

◎⑤ガルダイア
〇⑧ゲルチュタール
▲⑪マテンロウムーブ
△⑨キングノジョー
△⑭パーティハーン
△⑦コスモストーム

以上、京成杯2025の予想でした。