ブルーバードカップ2025の予想です。

ブルーバードカップ2025の出走馬は、JRAからミストレス、クァンタムウェーブ、メルキオルが出走。地方勢は、ウィルオレオール、バリウィール(以上、北海道)、ジュゲムーン(高知)、カセノタイガー(大井)らが出走します。船橋競馬場1800mで行われる3歳限定のJpnIII戦です。このレースは勝負度B(自信度★★★★☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

※メルマガ読者の方は月曜日に配信した「先週の重賞回顧」内にパスワードが掲載されています。

ブルーバードカップ2025の予想です

昨年から施行時期を移し、ダートグレード競走としてリニューアルされたブルーバードカップ(旧東京湾カップ)。

昨年は同レースを制したアンモシエラがクラシックで羽田盃2着、東京ダービー3着と活躍。秋にはJBCレディスクラシックでJpnI制覇を成し遂げた。今年はダートでまだ底を見せていないクァンタムウェーブとメルキオルがここで激突。ダートクラシック戦線を占う意味でも重要な一戦になるのではないか。ここは早速、予想に移りたい。本命は能力最上位と見ている…

ここより下は有料記事です(報知グランプリカップと合わせて500円です)。

noteよりユーザー名、パスワードをご購入して頂ければ、閲覧できます(新規の方はnoteへの登録が必要です)。

レースが終わったので無料公開しています。

メルキオルの先行押し切りに期待したい

メルキオルとクァンタムウェーブは未対戦も、どちらも中京ダート1800mで初勝利を挙げており、同コースでのパフォーマンスがひとつのヒントになりそう。

メルキオルとクォンタムウェーブの中京ダート1800mで計測した個別ラップを比較すると(以下参照)、クァンタムウェーブがラスト1ハロンで12.7-12.1-12.6と減速しているのに対し、メルキオルは12.7-12.0-12.0と最後まで止まっておらず、走破時計、上り3ハロンを考慮しても、メルキオル>クァンタムウェーブと判断していいだろう。

●メルキオルの個別ラップ(9月14日の未勝利)
12.6-12.0-13.7-12.6-12.7-13.1-12.7-12.0-12.0(1分53秒4、上り36.6秒)

●クァンタムウェーブの個別ラップ(8月17日の新馬)
13.5-11.6-13.2-13.3-13.0-12.6-12.7-12.1-12.6(1分54秒6、上り37.4秒)

クァンタムウェーブは大型馬でややズブさがあるのに対し、メルキオルは立ち回り上手なタイプ。船橋1800mという舞台設定を考えても、メルキオルの方が優位に立ち回れるのではないか。ここは内のミストレスが徹底先行しそうなので、逃げられる保証はないものの、未勝利、プラタナス賞ともに追われてからしっかりと加速できているので、外目2、3番手に収まったとしても力を発揮できると判断したい。

相手はクァンタムウェーブが有力だろう

前走もちの木賞は明らかなハイレベル戦で、5着ベルベルコンパス、6着ドンインザムードが次走1勝クラスを人気薄で勝利。2着ロードラビリンスは次走1勝クラスでナルカミと共倒れしてしまったが、次々走の1勝クラスで2着に巻き返し。もちの木賞は1勝クラスで勝ち負けできる馬が何頭も出走していたレースだった。500キロ超の大型馬らしくややズブさはあるものの、バテずに長くいい脚を使えるタイプ。前のメルキオルを目標に動いていけば、直線は2頭のマッチレースになるのではないか。乗れている西村騎手ならしっかりと動かしてくるだろう。

3番手は全日本2歳優駿組のウィルオレオール

前走全日本2歳優駿ではジュゲムーンに先着を許したが、本馬は終始伸びづらい内を通っており、コース取りの差で敗れただけ。ここはJRA勢の2頭(メルキオル、クァンタムウェーブ)が強力も、対地方勢なら能力上位と見てよく、馬券圏内に加わるチャンスは十分にありそう。2走前に船橋1600mの平和賞で勝ち切っているのも強みだ。

ジュゲムーンは前走全日本2歳優駿が終いだけの競馬とは言え、上り最速をマークして5着に健闘。門別では1200m以下のレースを使われていたが、本質的に中距離馬だったのかもしれない。1ハロンの距離延長なら対応しそうで、メルキオル、クァンタムウェーブが早めに動けば、漁夫の利的に3着に突っ込んでくるかもしれない。

カセノタイガーは2走前のJBC2歳優駿で上り最速をマークして4着。前走南部駒賞ではバリウィールに敗れたものの、コース適性の差が出ただけだろう。船橋1800mなら本馬の方に分があるのではないか。

ブルーバードカップ2025の印です

◎⑨メルキオル
〇⑦クァンタムウェーブ
▲②ウィルオレオール
△③ジュゲムーン
△⑥カセノタイガー

1番テディージュエリー…近2走は特別戦で二ケタ着順に大敗。ここは参加するだけだろう。

4番ミストレス…近親に三冠馬のコントレイルがいる良血馬。父キズナはダートグレードで長らく活躍したテリオスベルを輩出しているので、ダート替わりで多少の怖さはあるものの、外からメルキオルが追いかけてくる展開はさすがに厳しいだろう。控えて味があるタイプでもなさそう。

5番リヴェルベロ…近2走は特別戦で逃げて連勝も、今回は同型に強力なメルキオルが出走。このメンバーでは自分の競馬ができないだろう。

8番バリウィール…前走南部駒賞ではJBC2歳優駿4着カセノタイガーを下したものの、コース適性の差が出た印象。船橋1800mではカセノタイガー>バリウィールの可能性が高い。

10番ノーブルプラチナ…デビューしてから浦和で3戦して未だに未勝利。このメンバーではさすがに荷が重い。

ブルーバードカップ2025の買い目です

馬券は◎メルキオル、〇クァンタムウェーブから印を打った馬に流します。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇ー▲△△(3点)

3連単:◎⇔〇→▲△△(6点)

馬券は3連複でメルキオル、クァンタムウェーブから印を打った馬へ。あとはほぼ◎メルキオル〇クァンタムウェーブのワンツーで決まると見ているので、3連単もしっかりと買いたいと思います。

以上、ブルーバードカップ2025の予想でした。