アルゼンチン共和国杯2022の予想です。
アルゼンチン共和国杯2022の出走馬は、テーオーロイヤル、キラーアビリティ、ヒートオンビート、ハーツイストワール、ボスジラなど18頭。東京芝2500mで行われるハンデ・G2戦です。
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アルゼンチン共和国杯2022の予想です
アルゼンチン共和国杯と目黒記念が行われる東京芝2500mは二度の坂越えがあるため、一般的にスタミナが問われやすいコース。
一方でペースが上がらないことで単調な前残り決着になることもしばしばあり、今年の目黒記念は4コーナー1~3番手の馬が1~3着に入る行った行ったに近い決着だった。今年のアルゼンチン共和国杯もペースが上がるとは思えないが、人気を背負うテーオーロイヤル、キラーアビリティは早めに動いて力で押し切りたいはずで、穴はやはり後方待機組なのではないか。
本命は紅一点のコトブキテティスを狙い撃ちしたい
これまで東京で3勝を挙げている東京巧者。特に他場から東京へのコース替わり時は【3.1.1.0】と複勝率100%を誇っており、他場で敗戦して東京コース替わりで激走するのがこれまでのパターン。ハンデ戦とは言え、G2の牡馬相手にどこまで走れるか未知数ではあるものの、昨年のエリザベス女王杯では実績のない右回りで勝ち馬アカイイトから1.1秒差。ベスト条件ではなかったことを考慮すれば、決して悪い走りではなかった。
長期休養明けの2走前の新潟記念では17着に終ったが、前走新潟牝馬ステークスでは上り2位タイの脚をマークして4着に健闘。復調気配にあると見て良さそうで、叩き3走前の今回はさらなる走りを期待してもいいのではないか。鞍上は東京芝でエンドロールなど差して一撃がある永野騎手。鞍上にも魅力がある。
相手はテーオーロイヤルが堅実に走ってくるか
前走オールカマーでは久しぶりに馬券圏外に敗れたが、内枠からロスなく立ち回った馬が上位独占する中、外目の枠から外々を回らされており、ある意味で負けるべくして負けた一戦だった。天皇賞(春)3着の実績からこのメンバーでは能力最上位。どんな位置からでも競馬ができるイメージで、現在のフラットな東京芝なら巻き返してくる可能性が高いのではないか。
3番手は3歳のキラーアビリティが有力だろう
今年の3歳はご存じの通り世代レベルが高く、天皇賞(秋)でイクイノックス、ダノンベルーガが1、3着に入ったのを見ても、古馬混合重賞で3歳馬を軽視すると痛い目に合う。前走日本ダービーでは展開が向いたとは言え、イクイノックス、ドウデュース、ダノンベルーガに次ぐ上りをマークしており、十分に評価に値する走りだった。ディープインパクト産駒でもややズブさがあり、早めにギアを踏みたいタイプ。C・デムーロ騎手との相性はいいはずだ。
ディアマンミノルは最近の東京芝2500m重賞で21年アルゼンチン共和国杯5着、22年目黒記念4着とあと一歩で馬券圏内の競馬。ややムラ駆け傾向が強いものの、高いパフォーマンスを見せている舞台に変わってガラリ一変があってもいいだろう。
ダンディズムは前走目黒記念が直線でスムーズさを欠きながらも上り3位の脚を繰り出し、勝ち馬ボッケリーニから0.3秒差。斤量が据え置きの54キロでもう少しスムーズな立ち回りができれば、ここで馬券圏内に届くイメージは十分に湧く。
ヒートオンビートは前走新潟記念で5着に終ったものの、直線で伸びづらい進路を通らされてしまい、敗因が明確な一戦だった。G2、G3では大崩れしたことがほとんどない馬。21年目黒記念2着があるように舞台適性も高く、ここは上位争いに加わってくるのではないか。
ユーキャンスマイルはG1中心に使われていて結果が出ていなかったものの、久しぶりのG3戦だった前走新潟記念で2着に好走。一級線相手ではさすがに分が悪いものの、G3レベルならまだまだ走れるのだろう。今回はG3に毛が生えたようなハンデG2戦。能力的には圏内にいる1頭だ。
ラストドラフトは東京芝2500m重賞で20年アルゼンチン共和国杯2着、22年目黒記念5着の実績。ピークを過ぎた感は否めないものの、実績のある舞台ならまだまだ走れそう。ここも立ち回りひとつで馬券圏内に食い込んでもいい。
カントルは前走佐渡ステークスが約1年1ヶ月ぶりの実戦で勝利。このメンバーに入ってどこまで走れるか未知数も、勢いのあるディープインパクト産駒なので押さえておいて損はないか。
最後にハーツイストワール。これまで東京芝では【3.5.0.1】とほとんど崩れたことがない馬。前走札幌日経オープンの走りを見る限り、東京専用機というわけではなさそうだが、実績のある舞台に変わること自体はプラスだろう。
アルゼンチン共和国杯2022の印です
◎④コトブキテティス
〇⑤テーオーロイヤル
▲⑥キラーアビリティ
△⑨ディアマンミノル
△⑩ダンディズム
△⑯ヒートオンビート
×③ユーキャンスマイル
×⑪ラストドラフト
×⑧カントル
×⑰ハーツイストワール
以上、アルゼンチン共和国杯2022の予想でした。