天皇賞（秋）2022の予想です。
天皇賞（秋）2022の出走馬は、イクイノックス、シャフリヤール、ジャックドール、ダノンベルーガ、ジオグリフなど15頭。東京芝2000mで行われるＧ１戦です。
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天皇賞（秋）2022の予想です
昨年は３歳のエフフォーリアが勝利した天皇賞（秋）。
近年は３歳のトップホースでも菊花賞をパスするケースが徐々に増え、今年はイクイノックス、ジオグリフ、ダノンベルーガの世代を代表する馬たちが天皇賞（秋）に参戦。２年連続で３歳勢が古馬を撃破するシーンは十分にあるだろう。
ただし、前述の３歳３頭を含む上位人気勢の多くは差し、追い込み脚質。パンサラッサ、ジャックドールが前で飛ばし、その後ろにマリアエレーナ、ノースブリッジ、バビットらの伏兵が追走。上位人気勢は中団～後方に待機することになるだろう。隊列次第では純粋なポテンシャル勝負で決まらない可能性はあり、ここは妙味重視でその可能性に賭けてみたい。
本命はジャックドールがＧ１のタイトルを掴む
今年の金鯱賞ではサイレンススズカを彷彿とさせるような、逃げて直線でもう一段加速する圧巻の勝利。続く大阪杯では５着に終って連勝がストップしたものの、アフリカンゴールドのプレッシャーが厳しく、前半600m通過34.6秒と芝1200～1400m並みの入りになってしまったのがすべてだった。今回は昨年の白富士ステークスや金鯱賞と同じ左回り芝2000mの高速馬場。大阪杯と比べて後続勢のプレッシャーは少なそうで、あとは自分のペースを守っていけば、後続勢が差し込んでくる前にゴール版に飛び込むシーンがあってもいいのではないか。父モーリスと同じく札幌記念からの天皇賞（秋）制覇に期待したい。
相手はパンサラッサの粘り込みを警戒する
国内のＧ１では結果が出ていないものの、２走前の宝塚記念では前半1000m通過57.6秒の超ハイペースで飛ばし、直線入り口では勝ち馬タイトルホルダーに並ばれながらも３着デアリングタクトから0.5秒差に留まっており、改めて高いポテンシャルを見せた一戦だった。今年のドバイターフでは前年覇者のロードノースと同着で勝利した馬。レーティングで比較しても上位人気勢に決して劣っておらず、展開ひとつで粘り込みがあってもいいのではないか。ジャックドールが勝ち負けに加わるなら札幌記念のように本馬も粘り込みそうだ。
３番手は本格化ムードのマリアエレーナ
前走小倉記念は相手が弱かったとは言え、ひと皮むけたと思わせる圧巻の勝ちっぷり。今回は一気に相手が強化されるものの、本馬自身にも上積みはありそうで、前走プラスαの走りを期待していいのではないか。クロフネ産駒と言えば、ソダシ（ヴィクトリアマイル１着）、アエロリット（安田記念２年連続２着、天皇賞（秋）３着）、ホエールキャプチャ（ヴィクトリアマイル２着）、ブラボーデイジー（ヴィクトリアマイル２着）など東京芝の高速決着で高いパフォーマンスを見せる傾向があり、血統的にも魅力がある。また天皇賞（秋）は牝馬が好走するレースでもある。
イクイノックスは世代レベルの高さを考えると、昨年のエフフォーリアのように完勝するシーンがあっても驚けないが、自分でレースを作れないのはネック。位置取りや仕掛け次第では負けて強しの競馬に終わる可能性はあるか。
ダノンベルーガは春のクラシックで皐月賞４着、日本ダービー４着に終ったものの、皐月賞は１枠１番がアダになり、日本ダービーは距離がいくらか長かった印象。東京芝2000mはベスト条件と言ってよく、立ち回りひとつではイクイノックスとの逆転があっても驚けない。
ジオグリフはイクイノックス、ダノンベルーガと比べてレースセンスの良さが武器。そのセンスが生きやすい小回りコースがベストな印象を受けるが、距離が2000mに変わるのはプラスだろう。前々で流れに乗れれば、好走のチャンスはありそう。
シャフリヤールはこれまで日本ダービー、ドバイシーマクラシックとＧ１で２勝をマーク。実績最上位と言っていい存在も、勢いは３歳勢にあり、決して楽な戦いにはならないだろう。年齢を重ねて以前ほど切れなくなってきているのは少し気掛かりだ。
最後にカラテ。距離延長で挑んだ前走新潟記念は伸びづらい内を通って突き抜けており、見た目以上に完勝と言える走りだった。ヨーイドンの決め手比べではさすがに分が悪いものの、前を追いかける形で早めにギアを踏めば、上位人気勢に一泡吹かせるシーンがあるかもしれない。
天皇賞（秋）2022の印です
◎⑨ジャックドール
〇③パンサラッサ
▲①マリアエレーナ
△⑦イクイノックス
△⑤ダノンベルーガ
△⑥ジオグリフ
×⑧シャフリヤール
×②カラテ
以上、天皇賞（秋）2022の予想でした。
