佐賀記念2021(佐賀)の予想です。
佐賀記念2021の出走馬は、JRAからクリンチャー、ウインユニファイド、ロードゴラッソ、アシャカトブ、ハナズレジェンドが出走。地方勢は、グレイトパール、キングプライド(以上、佐賀)、メイプルブラザー(兵庫)らが迎え撃ちます。佐賀競馬場2000mで行われるJpnIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。
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蛯名騎手の引退は分かっていたことではありますが、改めて発表されるとやはり寂しいですね。関東の大御所でありながら、花がある横山典弘騎手と比べると、どうしてもヒール役のイメージが強かった蛯名騎手。オールドファンとしてはやはり、エルコンドルパサー、エアジハード、ウメノファイバーを思い出します。凱旋門賞制覇に最も近づいた日本人騎手として、今度は調教師としてその舞台に馬を送り出す日が来たら感動ですね。調教師としてのご活躍をお祈りしています。
佐賀記念2021の予想と見解です
佐賀の名物競走・佐賀記念。
毎年、半数近くは地元勢が占めるものの、同レースがダートグレードに昇格した97年以降、勝ち馬の内訳は、
JRA 20勝
笠松 2勝(01年、02年ミツアキサイレンス)
兵庫 1勝(08年チャンストウライ)
で佐賀所属馬の勝利は未だになし。
今年は地元のツートップとも言えるグレイトパール、キングプライドが出走しているものの、JRA勢との能力差は歴然としており、例年通りにJRA勢をどう評価するかがカギを握るレースだろう。ここは早い段階で「川崎記念に出走なら全力買い」と決めていた馬から入りたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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地方初出走のクリンチャーがガラリ一変するだろう
前走チャンピオンズカップではダート路線に転向してから初めて大きく崩れたものの、立ち回りとスピードが要求される中京ダートはいかにも不向きで、相手や状態うんぬんよりも適性のなさで凡走しただけ。ディープスカイ×ブライアンズタイムの血統の字面通りのポテンシャル型。時計がかかる佐賀ダートなら本馬の能力をフルに発揮できるだろう。
正直、1枠1番は微妙だが、鞍上は佐賀生まれの川田騎手。JRA所属騎手の中では最も佐賀に詳しい男と言ってよく、実際に本競走でも12年ピイラニハイウェイ、17年ロンドンタウンで勝利。どう誘導するかは鞍上に託したい。
相手はロードゴラッソが堅実駆けだろう
地方ダートグレード(G1を除く)に限ると、【1.2.2.0】と複勝率100%。何より昨年の佐賀記念では3着馬に3馬身差をつけて勝ち馬ナムラカメタローと一騎打ちを演じており、今年も堅実に走ってくるのではないか。この枠で藤岡祐介騎手なら積極的に乗って、馬の力を出し切る騎乗をしてくれるだろう。馬券圏内という意味では一番堅いのではないか。
3番手はどっちにも転びそうだが、アシャカトブ
メンバーを見渡すと、是が非でも逃げたい馬が見当たらず、本馬が楽逃げに持ち込めそうな雰囲気が漂っているものの、これまでのレースでは馬群の後ろで脚を溜めた方が高いパフォーマンスを見せているので、逃げが必ずしも良い選択にはならないかも。佐賀はどこを通るかが非常に重要なので、経験の浅い武藤騎手が伸びる進路を確保できるかも気になるところだ。
ハナズレジェンドは前走川崎記念で期待したものの、道中で動けずに6着に敗退。2、3走前のパフォーマンスを基準に考えれば、ダートグレードを制する能力を秘めているものの、前走があまりにも動けなかったので相手評価に留めたい。
メイプルブラザーは地方転入初戦で能力の違いを見せつけて勝利。今回は相手が一段と強くなるものの、JRAのオープンクラスでバリバリ走っていた馬で、このメンバーでも決してノーチャンスとは言えないだろう。吉村騎手がわざわざ佐賀まで乗りに来るのも不気味だ。
最後にウインユニファイド。前走ジュライステークスではクリンチャーを押さえて勝利しているものの、今回は約7ヶ月の休み明け。陣営からは叩き良化型というコメントもあり、いきなり能力全開とはいかないか。
佐賀記念2021の印
◎①クリンチャー<次走注目>
○⑨ロードゴラッソ
▲⑪アシャカトブ
△⑫ハナズレジェンド
△③メイプルブラザー
△⑧ウインユニファイド
2番グレイトパール…ダートに路線変更してから無傷の6連勝を挙げたのも今は昔。その後は走る気持ちがプツンと切れてしまったのか、別馬のようになってしまい、近走は地元馬相手でも敗戦を喫している状況。目指すは地元馬最先着だろう。
4番スウィフトハート…グレイトパール、キングプライドと比べても一枚落ちる存在。後方から運んでバテた馬を交わすだけで終わるだろう。
5番ゴールドフラッグ…笠松、名古屋のA3で敗れているなら、ダートではJRA1勝クラスレベルだろう。
6番イケノアサ…地元でも大敗が続いている現状。ここは参加するだけだろう。
7番メイショウオオゼキ…何度かダートグレードに参戦しているが、前走川崎記念では勝ち馬カジノフォンテンから7.6秒差の9着に敗退。ここも回ってくるだけで終わるのでは。
10番キングプライド…前走雷山賞でグレイトパールに完勝しての参戦も、前走の走破時計ではJRA勢に全く太刀打ちできないだろう。掲示板に入れるなら上出来だ。
佐賀記念2021の買い目
ここは◎クリンチャー○ロードゴラッソの2頭軸で勝負します。
【参考買い目】
3連複:◎ー〇ー▲△△△(4点)…本線はハナズレジェンドまで
3連複でクリンチャー、ロードゴラッソから印を打った馬へ。相手は4頭ですが、事実上、アシャカトブ、ハナズレジェンドの2頭のつもりで買う予定です。馬券的にはハナズレジェンドの台頭に期待したいですね。メイプルブラザー、ウインユニファイド絡みはトントンくらいに抑えます。
佐賀記念2021の予想でした。