アメリカジョッキークラブカップ2021の予想です。

アメリカジョッキークラブカップ2021の出走馬は、アリストテレス、ステイフーリッシュ、ウインマリリン、ラストドラフト、サトノフラッグなど17頭。中山競馬場芝2200mで行われるG2戦です。

前売りが発売中止になったように雪による順延が少し怖いですが、中山競馬場のピンポイント天気だと雨マークなので、開催される可能性が高いと見て予想していきます。

1月24日(日)の平場の勝負レースはこちらから。

土曜日は勝負度Cに指定したレースが合計で3つ。

3頭ともに穴だったので、「どこか1本でも当たれば…」と思っていましたが、最初の中山5レースでスタートダッシュに成功しました。

********************************************************

≪中山5レース 未勝利 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑧シュバルツカイザー(9番人気1着
〇⑤マイヨアポア<次走注目>
▲⑮ココリホウオウ<次走注目>(5番人気3着
△⑨ニシノソメイノ
△④エクセルローグ
△⑥ウエスタンエポナ
×⑪マイネルダンク(8番人気2着
×②アオイカツマ
×①トピックス
×⑭ブレリア
×③ムティ

ここはシュバルツカイザーのガラリ一変に期待したい。新馬が直線で外から内に蛇行しながらも上り最速をマークし、能力の高さが垣間見られた一戦。前走未勝利では3番人気に推されながらも13着に大敗したが、直線で前がやや窮屈になる場面があり、最後は鞍上も流していたのでノーカウントと割り切っていいだろう。いかにもタフな馬場が合いそうなタイプ。現状の中山芝、道悪馬場ともにプラスに働くはずだ。

相手は前走で本命に推したマイヨアポア。その前走未勝利は前後半の800mが46.0-50.1の超前傾ラップの中、2番手追走からの粘り込みで負けて強しの競馬だった。ここはメンバー的にマイペースの逃げを打てる可能性があり、馬券圏内はもちろん勝ち負けまで期待できるのではないか。

ココリホウオウも前走未勝利がマイヨアポアと同じくハイペースを前受けしての敗戦。極端な前傾ラップにならなければ、前走で先着を許したエクセルローグとは着順が入れ替わるはずだ。

そのほかでは未勝利突破のメドが立っているニシノソメイノ。引き続き同馬と相性のいい武藤騎手が騎乗。中山へのコース替わりは悪くないだろう。

馬券は3連複で1列目にシュバルツカイザー、2列目にマイヨアポア、ココリホウオウ、ニシノソメイノ、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲△(ニシノソメイノ)ー○▲△△△×××××(24点)397.9倍的中

馬連:◎ー○▲△(ニシノソメイノ)(3点)

馬単:◎→○▲△(ニシノソメイノ)(3点)

********************************************************

◎シュバルツカイザー(9番人気1着)は当日のオッズを見て、勝負度Dから勝負度Cに格上げして正解でした。単勝10倍くらいの馬と見ていましたが、20倍以上つくとは嬉しい誤算でした。欲を言えば、馬連、馬単も当てたかったですが、397.9倍もついたので良しとしましょう。

日曜日も狙ったレースで一撃、二撃出せるよう頑張って参ります!

平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。

メルマガを購読する

アメリカジョッキークラブカップ2021の予想です

アメリカジョッキークラブカップが行われる中山芝2200mは外回りコースで行われるため、持久力勝負になりやすいのが特徴。昨年の同レースを振り返っても、序盤から終盤までほとんど12秒台のラップが続き、レースの上りは36.7秒。典型的な消耗戦で最後までバテずに伸び続けた馬が上位に入った。

今年はジェネラーレウーノ、ジャコマルとハナを主張したい馬がいるのに加えて、ウインマリリン、ナイママ、ステイフーリッシュなど早めに動きたい馬もチラホラ。メンバー構成だけを見ても生温いレースにはならないだろう。中山芝2200mという舞台設定、現状の時計がかかる中山芝をさらにタフ化させる雨の影響を考えても、上り36秒以上かかっての持久力勝負になる可能性が高い。

本命はモズベッロの復活に期待したい

ハイライトは何と言っても2走前の宝塚記念。開催最終週の阪神芝、そこに雨の影響もあって非常にタフな馬場で行われたが、本馬は中団からしぶとく脚を伸ばしてサートゥルナーリア、ラッキーライラックのG1馬らに先着しての3着。今回はまさに当時と同じ「最終週の荒れた芝+道悪」の条件。当時並みのパフォーマンスを発揮してくれれば、このメンバーなら勝ち負けまで見込めるだろう。問題は前走有馬記念からどこまで変わり身があるかだが、中間に馬体重を戻したようで少なくても前走時より状態が良さそう。何より人気がないなら狙う価値はある。

相手は人気でもアリストテレスを信頼する

前走菊花賞ではあのコントレイルを追い詰めての2着。現4歳世代のレベルが低いのは間違いないものの、本馬は世代トップクラスの能力を秘めており、何よりこれからまだ良くなりそう。このメンバーで斤量55キロなら安易に軽視しない方がいいだろう。エピファネイア産駒でスパッと切れるよりも長くいい脚を使うイメージ。高速馬場より時計のかかる馬場の方が力を発揮しやすいのではないか。

3番手は善戦マンのステイフーリッシュ

G1ではワンパンチ足りないものの、G3・G2に限れば、【1.4.6.5】と複勝率68.8%。特に中山芝重賞では17年ホープフルステークス3着、19年中山金杯2着、20年アメリカジョッキークラブカップ2着、同年オールカマー3着とすべて馬券圏内に好走しており、ここも堅実駆けのイメージが浮かぶ。枠順的にも相手の出方を見ながら自在にレースを組み立てれれそうだ。

サンアップルトンはやや不器用な面があるものの、その意味で持久力勝負になりやすい中山芝2200mは向いている。終いは確実に脚を使うので、あとは鞍上の誘導ひとつだろう。

ラストドラフトは昨年のアメリカジョッキークラブカップで3着に好走。前走アルゼンチン共和国杯で3着に入って状態を上げており、今年も要注意だろう。

ベストアプローチは前走アルゼンチン共和国杯で勝ち馬オーソリティから0.5秒差の7着。直線では前がやや窮屈になる場面があり、着順ほど悪い内容ではなかった。上りのかかるレースは悪くないはずで、人気は全くなさそうだが、不気味な存在だ。

ウインマリリンは秋華賞こそ大敗したが、続くエリザベス女王杯で3歳馬として最先着の4着に健闘。淀みのないラップを前受けしての結果なので、決してフロックではない。前走のパフォーマンスを発揮できれば、牡馬相手でもそん色のない走りができるはず。

サトノフラッグは昨秋にセントライト記念2着、菊花賞3着と結果を残したが、やはり世代レベルが気になるところ。菊花賞4着ディープボンド(次走中山金杯2番人気14着)、同5着ブラックホール(万葉ステークス1番人気8着)は次走で人気を大きく裏切っており、本馬も昨秋の走りを高く見積もらない方がいいか。

ヴェルトライゼンデもサトノフラッグと同じく世代レベルがネック。人気を背負って勝ちに行くと良くないイメージがあるので、人気を落として気楽に乗れる今回の方が怖さはあるが…

ジェネラーレウーノは使われつつ上向き気配。ジャコマルとの兼ね合いはカギも、この舞台のタフな馬場という条件自体は悪くない。

最後にタガノディアマンテ。前走ステイヤーズステークスは特殊な条件の超スローペースで何も評価できないが、3走前の万葉ステークスの勝ちっぷりを見ても、力があるのは確か。津村騎手が前走のイメージを捨てて溜める競馬を選択した時に怖さがある。

アメリカジョッキークラブカップ2021の印です

◎⑩モズベッロ
〇⑨アリストテレス
▲⑫ステイフーリッシュ
△②サンアップルトン
△⑧ラストドラフト
△⑥ベストアプローチ
×⑮ウインマリリン
×①サトノフラッグ
×④ヴェルトライゼンデ
×⑯ジェネラーレウーノ
×⑦タガノディアマンテ

以上、アメリカジョッキークラブカップ2021の予想でした。