白山大賞典2020（金沢）の予想です。
白山大賞典2020の出走馬は、ＪＲＡからエルデュクラージュ、ロードゴラッソ、ロードレガリス、ヒストリーメイカー、マスターフェンサーが出走。地方勢は、ティモシーブルー（金沢）、リンノレジェンド（北海道）、ホーリーブレイズ（大井）らが迎え撃ちます。金沢競馬場2100mで行われるJpnIII戦。このレースは勝負度Ｄ（自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆）を予定しています。
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先週はオーバルスプリントからオールカマー、神戸新聞杯と本命＆対抗がそろって好走して重賞３連勝という珍しい週に。
●オーバルスプリント
１着△サクセスエナジー（３番人気）
２着〇ベストマッチョ（４番人気）
３着◎ノブワイルド（１番人気）
●オールカマー
１着◎センテリュオ（５番人気）
２着△カレンブーケドール（２番人気）
３着〇ステイフーリッシュ（３番人気）
●神戸新聞杯
１着◎コントレイル（１番人気）
２着△ヴェルトライゼンデ（３番人気）
３着〇ロバートソンキー（14番人気）
特に神戸新聞杯は印を絞っていたので会心の的中でした^^
今週の地方重賞は白山大賞典、日本テレビ盃で、どちらもＪＢＣに向けて目の離せない一戦。今週も地方から当てて週末に弾みをつけましょう。
白山大賞典2020の予想と見解です
金沢の名物ダートグレード・白山大賞典。
古くはニホンピロアワーズ、エイシンモアオバー、最近ではカツゲキキトキトやグリムなど、複数年に渡って好走する馬が多いのが特徴。
それらの馬に共通するのは先行力と立ち回り力を兼ね備えていたこと。
直線距離よりコーナーの方が長い金沢競馬場2100mにおいて、その２つを有していることはやはり大きな武器になるのだろう。
今年はＪＲＡ勢の布陣が例年以上に強力に見えるが、確実に前で流れに乗れるのはエルデュクラージュくらい。レースの流れを作る地方勢２頭、リンノレジェンド、ホーリーブレイズの台頭があるかどうかが今年の重要なポイントになるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は…
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外目２番手ならホーリーブレイズの一撃があっていい
大井移籍初戦の東京記念トライアルが２着トーセンブルに大差をつける度肝を抜く圧勝劇。本番の東京記念ではまさかの凡走に終わったが、東京記念トライアルの走破時計２分33秒９（上り38.3秒）は東京記念でサウンドトゥルーがマークした２分33秒８（上り39.1秒）にヒケを取らず、東京記念トライアル３着のサブノクロヒョウが東京記念で２着に入ったことを考えても、あの凡走は初めて逃げる形になって馬が戸惑ってしまったとしか思えない。元々、成績にムラがあるタイプ。前走の大敗はそこまで気にしなくていいだろう。
今回はリンノレジェンドがハナを主張するはずなので、その直後を追走すれば、まさに東京記念トライアルと似たような形で運べそう。外目２番手で気分よく運べれば、今度は本来の力を発揮してくれるのではないか。兵庫からこのレースに乗りに来る田中学騎手とも手が合いそうだ。長距離ダート重賞で一撃があるロベルト系。中途半端に３着というよりアタマまで期待したい。
相手はいかにもこのレース向きなエルデュクラージュ
スピードには欠ける面があるものの、しぶとさ、先行力、立ち回り力を生かして粘り込むタイプで、いかにも白山大賞典向き。直近２走ではマーキュリーカップ勝ち馬マスターフェンサーに先着を果たしており、本格化した今ならこのメンバーに入ってもヒケを取らないだろう。不安な点を挙げるとすれば、右回りに替わること。東京ダート2100mに良績が集中しているのは事実で、右回りでもパフォーマンスを落とさずに走れるかがカギになりそう。
３番手はヒストリーメイカーの巻き返しがありそう
前走マーキュリーカップでは４着に敗れたが、中団以下に待機した組が上位を占める中、早めに動いての失速なのでそこまで悲観する必要はないはず。ハイライトは何と言っても平安ステークス。オメガパフューム、ヴェンジェンス、ゴールドドリームらの超ハイレベルな面々相手に４着に健闘しており、地力は確か。畑端騎手が強気に騎乗すれば、今度は積極策が功を奏するだろう。元々、金沢で走っていたのも強み。
ロードレガリスは前走平安ステークスで大敗するも、終始気の悪さを見せて、耳を絞って進んで行かず。力負けというより精神的な問題だろう。以前から乗り難しさはあるが、今回は３戦３勝の武豊騎手に手戻り。力はあるのでガラリ一変があっても不思議ではない。
マスターフェンサーは前走マーキュリーカップで重賞初制覇。展開の恩恵を受けたのは確かも、完勝と言っていい内容だった。ここでダートグレード連勝も十分にありえそうだが、決して抜けた存在ではなく、それでいて人気先行タイプなので馬券的な魅力はあまりないか。
リンノレジェンドは展開的には面白そうだが、相手強化でどこまで走れるか。マーキュリーカップの走りを見ると、ＪＲＡ勢ではやや分が悪い印象がある。ホーリーブレイズとの行った行ったはＪＲＡ勢の仕掛けがよほど遅れない限り、望み薄か。
最後にロードゴラッソ。ダートグレードでの実績はあるものの、近２走がやや不甲斐ない内容。藤岡祐介騎手なので出し切ってきそうだが、積極的に買いたい要素が見当たらず、押さえ程度に留めておきたい。
白山大賞典2020の印
◎⑨ホーリーブレイズ
〇①エルデュクラージュ
▲⑧ヒストリーメイカー
△⑤ロードレガリス
△⑪マスターフェンサー
△⑥リンノレジェンド
×③ロードゴラッソ
２番ロンギングルック…２走前の地方全国交流ではアークヴィグラス、サラーブらに完敗。ダートグレードでは荷が重い。
４番ティモシーブルー…昨年の白山大賞典は着狙いで５着を確保。今年は昨年より遥かにメンバーが揃っているので、掲示板に入るのも難しいだろう。
７番ドリームリヴァール…前走名古屋のＡ３で最下位。ほぼ参加するだけだろう。
10番リンクスゼロ…トウホクビジン、タッチデュールなど、とにかく使う湯前良人厩舎。今年、デビューした深澤杏花騎手にとってはいい経験になりそう。
12番サウスアメリカン…４走前に同コースの百万石賞を制しているが、今回はさすがに相手が違う。
白山大賞典2020の買い目
◎ホーリーブレイズは想定していたよりも大分人気がないですね。気ムラなタイプなので難しさはありますが、サウンドトゥルーくらいは走れるはずなので、このオッズは少し舐められている気がするんですけどね。外目２番手で流れに乗れれば、楽しみはあると思います。ＪＲＡ勢ではヒストリーメイカーがやや過小評価されていると思います。
【参考買い目】
３連複：◎ー〇▲△△△×ー〇▲△△△×（15点）
このオッズで相手を絞ってハズすのは馬鹿らしいので、まずはホーリーブレイズから印を打った馬へ。本線は２列目がエルデュクラージュ、ヒストリーメイカー、ロードレガリス絡み、３列目がマスターフェンサーまでです。
馬連：◎ー〇▲△△△×（６点）…マスターフェンサーまでが本線
馬単：◎→〇▲△△△×（６点）…同上
あとは馬連、馬単。相手本線はマスターフェンサーまでです。
白山大賞典2020の予想でした。
