オールカマー2020の予想です。

オールカマー2020の出走馬は、ミッキースワロー、ステイフーリッシュ、カレンブーケドール、クレッシェンドラヴなど9頭。中山競馬場芝2200mで行われるG2戦です。

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オールカマー2020の予想です

1番人気が予想されたフィエールマンの回避によって、やや寂しい顔ぶれとなった今年のオールカマー。人気の中心は中山巧者のミッキースワロー、昨年のジャパンカップ2着馬カレンブーケドール、G2&G3で善戦を続けるステイフーリッシュになりそうだが、3頭はそれぞれが休み明け。付け入る隙はありそうで、ここはこの条件がベストと思われる伏兵から攻めてみたい。

本命はセンテリュオが面白そうだ

オープンクラスに上がってからやや壁にぶつかっている印象が、力負けというよりレースセンスのなさが仇になっているのが実情。実際、外目からスムーズに立ち回れた昨年のエリザベス女王杯ではラヴズオンリーユー(オークス1着、鳴尾記念2着)、クロノジェネシス(宝塚記念1着など)らと全く遜色ない競馬を演じており、低レベルなG2なら牡馬相手でも能力的にヒケを取ることはないだろう。13頭立て以下【3.4.0.0】、14頭立て以上【1.1.0.6】の成績を見ても、頭数が増えると力を発揮できないキャラ。今回はオープンクラスに上がってから初めての少頭数戦。中山芝2200mでも勝ち鞍を挙げており、条件的には非常に魅力な1頭なのではないか。

3代前の母・クラフテイワイフの系統と言えば、8歳でG1初勝利を挙げたカンパニー、5歳で本格化して天皇賞(秋)を制したトーセンジョーダン、8歳まで息の長い活躍を見せたヒストリカルなど明らかな晩成型。本馬もここをステップに更なる飛躍を遂げても不思議ではない。

相手はステイフーリッシュが堅実に走ってきそう

G1では【0.0.1.4】と苦戦が続いているが、G2&G3では【1.4.5.4】とコンスタントに走っており、複勝率71.4%をキープ。特に中山で行われた重賞は17年ホープフルステークス3着、19年中山金杯2着、20年アメリカジョッキークラブカップ2着とすべて馬券圏内に入っており、ここも大崩れなく走ってくるイメージが浮かぶ。鞍上・田辺騎手とも手が合いそうだ。

3番手はミッキースワローが有力だろう

本馬もG1ではワンパンチ足りないものの、G2&G3レベルでは格上の存在。特に中山のG2戦では【2.2.0.1】で5回中4回も連対を果たしている。ここも仕掛けのタイミングさえ間違わなければ、確実に上位争いに加わってくるのではないか。

カレンブーケドールはやや地味な印象があるものの、デビュー以来、一度しか馬券圏外に敗れたことがない馬。ジャパンカップ2着、京都記念2着の実績からこのメンバーなら格上の存在と見てよく、あとは長期休養明けでどこまで力を発揮できるかだろう。

クレッシェンドラヴは重賞2勝を挙げている実績馬も、どちらも上りがかかっての消耗戦。中山芝2200mというコース形態、現状の中山芝自体は本馬向きでも、極端なスローペースになった時にスッと動けるタイプではないので不安が残る。

サンアップルトンは前走日経賞が最後方追走から大外を回って上り最速で追い込んで4着。正直、乗り方ひとつで勝ち負けできた印象が強く、このメンバーでも能力的に大きく見劣りすることはないだろう。人気がないなら一枚押さえておきたい。

最後にジェネラーレウーノ。長期休養明け&屈腱炎明けで常識的に厳しいが、どちらかと言うと気持ちで走るタイプなので、休み明け自体は苦にしない印象。メンバー的にも楽逃げを打てる可能性が高いので、無理して嫌う必要はないだろう。

オールカマー2020の印です

◎④センテリュオ
〇⑦ステイフーリッシュ
▲③ミッキースワロー
△⑧カレンブーケドール
△①クレッシェンドラヴ
△②サンアップルトン
×⑤ジェネラーレウーノ

以上、オールカマー2020の予想でした。