@h_r_p_studio さんの写真。)

有馬記念2018の枠順確定後の見解です。

1番人気が予想されるレイデオロは6枠12番。ジャパンカップで2着に好走したキセキは7枠14番、宝塚記念覇者ミッキーロケットは6枠11番、3歳馬で唯一挑戦するブラストワンピースは4枠8番に入りました。早速、確定した枠順をもとに有利に運べそうな馬、不利になりそうな馬を見ていきましょう。

それにしてもオジュウチョウサン&武豊騎手の1枠1番を引き当てるクジ運にはビックリしました(笑)

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有馬記念2018の枠順

週初めの考察記事(【有馬記念2018予想考察】レイデオロら出走予定)でも書いた通り、有馬記念は枠順が非常にカギを握るレース。

始めに確定した枠順が以下の通りです。

◆有馬記念2018の枠順

1番人気が予想されるレイデオロは6枠12番。もっと内の方が良かったかもしれませんが、許容範囲といえる枠順でしょう。マークを受けやすい極端な内枠よりもこれくらいの枠の方が良かったかもしれません。日本ダービーを勝利した時も6枠12番でした。

2番人気に推されそうなキセキは7枠14番。こちらはハッキリと割り引く必要がありそう。同型がいないので行き切れるかもしれませんが、逃げられない可能性も出てきました。とにかくスタートがカギになるでしょうね。

3番人気は2枠3番を引いたモズカッチャン。普通に考えて好枠ですが、枠順で人気を集めるのは必至。枠だけで飛びついていいかどうかはオッズを見て冷静に判断したいですね。

一方、シュヴァルグランは8枠15番を引いたことで人気を一気に落としそう。有馬記念はこれで16年14番→17年10番→18年15番と3年連続で二ケタ馬番。どうも有馬記念に縁がない馬ですね。枠次第では3番人気もありましたが、この枠なら5、6番人気くらいに落ち着くと見ています。

有馬記念2018の展開、隊列予想

確定した枠順をもとに予想した隊列が以下の通り。

◆有馬記念2018の展開、隊列予想図

逃げるのはまさかのオジュウチョウサンで場内を沸かせそう。スタートだけならキセキより速いですし、この枠なら無理に控えず、そのまま出していきそう。仮に控えてもキセキの直後の2番手になりそうですね。いずれにせよレースの主導権は握るのは意外とオジュウチョウサンになるでしょう。

2番手はキセキが外から追いかけるか。元々は逃げ馬ではなかったですが、3走前の毎日王冠から川田騎手とコンビを組み、3走連続で積極策。前走ジャパンカップでは逃げてアーモンドアイ以外には完勝していますし、ここも自分のペースで逃げてどこまで粘れるかという競馬をするつもりでしょう。ただスタートは決して上手くない馬。オジュウチョウサンとの枠順の差から外目2、3番手に収まる可能性の方が高いと見ています。仮に逃げられたとしても序盤に脚を使わされそうですね。

その直後に内からモズカッチャン。枠順と枠順の並びからスッと好位の内を確保できそう。内にいるクリンチャーはスタートが速くないので、オジュウチョウサンの後ろで前を見ながら淡々と運べるでしょう。

以下、外からシュヴァルグランが積極策。8枠15番ですが、隣に明確に前に行きたいキセキがいるのはプラス。枠の並び的に内に切り込みやすそうです。パフォーマプロミス、リッジマンの伏兵もいいところで運べそうですね。

有馬記念2018の枠順確定後のイチオシ馬は…

枠順確定後に評価を上げたいと思っているのは、

パフォーマプロミス

です。

正直、サクラアンプルールが内枠を引くことを願って枠順抽選を見ていたのですが、まさかの8枠16番。さすがに買いづらくなりました(苦笑)

一方、評価を少し上げたいと思っているのはパフォーマプロミス。オジュウチョウサンとモズカッチャンは明確に前に行く意思を示し、マカヒキとクリンチャーはテンに行けないので、本馬がちょうどいいポジションに収まりそう。そこまで買いたいと思っていなかったのですが、人気がなければ、重い印を打ってもいいかなと思っています。極端な内枠だと人気が上乗せされますが、3枠5番なら枠順だけで人気を集めることもないでしょう。実績的には格下ですが、コース適性はありますし、今年のメンバーなら十分にチャンスはありそうです。

以上、有馬記念2018の予想考察でした。