@h_r_p_studio さんの写真。)

日経賞2017の予想です。

日経賞2017の出走馬は、ゴールドアクター、ディーマジェスティ、レインボーライン、シャケトラ、ツクバアズマオーなど16頭。中山芝2500mで行われるG2重賞です。

今週も先週に続いて4重賞ウィーク。先週のスプリングステークスも相性のいいレースでしたが、今週の4重賞も比較的相性のいいレース。昨年は…

●日経賞
1着○ゴールドアクター(2番人気)
2着▲サウンズオブアース(1番人気)
3着◎マリアライト(4番人気)

●毎日杯
1着○スマートオーディン(1番人気)
2着▲アーバンキッド(4番人気)
3着◎タイセイサミット(2番人気)

●高松宮記念
1着◎ビッグアーサー(1番人気)
2着▲ミッキーアイル(2番人気)
3着○アルビアーノ(3番人気)

と3レースで印上位3頭決着でした。

2年前も日経賞は◎ホッコーブレーヴ、毎日杯が◎アンビシャスでしたし、今年も当てたいところですね。平場も面白そうな3歳500万下のレースがありますし、3月の勢いのまま最後も締めましょう!

平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。(お申込み日から30日間は490円でご購読いただけます)。

メルマガを購読する(初月490円)

日経賞2017の予想です

まずこのレースは出走各馬の能力比較や展開分析をするよりも、日経賞というレースの性質を考えることが大きなカギになりそう。

古くはテンジンショウグン(355.7倍)、レオリュウホウ(193.9倍)、ネコパンチ(167.1倍)というとんでもない大穴馬が勝利を挙げたり、グラスワンダー(1.3倍)、マンハッタンカフェ(1.2倍)、コスモバルク(1.9倍)という1倍台の馬があっさりとぶっ飛んでいるレース。近年を見てもガチガチだったのは9頭立てで行われた昨年のみで、09~14年は6年連続で3連複万馬券。人気馬が勝ってもヒモがよく荒れており、平穏に収まらないことが多い。

シンプルに能力比較をするとゴールドアクター、レインボーライン、ディーマジェスティの3頭に行き着いてしまうが、レースの傾向を考えた時、「その3頭で決まらない」と割り切ったほうがいいだろう。伏兵の台頭に期待したいレースだ。

本命はジュンヴァルカン

デビュー戦以降、馬券圏外に敗れたのは新馬戦と菊花賞のみという安定型。その菊花賞は休み明け、17番ゲート、スタートで出遅れて後方2番手、直線で大外ぶん回しと全くの消化不良。それでも2着レインボーランから0.9秒差で、条件さえかみ合えば、上位勢と遜色ない競馬ができる予感を大いにさせた。

菊花賞はレインボーライン、ディーマジェスティより後ろの位置取りになってしまったが、今回は2頭よりはるかに前々で運べそう。レースの流れに乗ることさえできれば、菊花賞で先着を許した2頭にもヒケを取らない競馬ができるのではないか。内田騎手はテン乗りだが、同騎手はアポロケンタッキーのように大型でスタミナ豊富な馬を動かすのが得意。菊花賞でヤラかしたデムーロ騎手からの乗り替わりはむしろプラスに捉えていいだろう(騎手人気しないという意味でも)。

相手はレインボーライン

ジャパンカップでは直線でスムーズさを欠きながら、3着シュヴァルグランから0.1秒差。まともに走っていれば、馬券圏内に入っていても不思議ではなく、今では4歳世代でサトノダイヤモンドに次ぐ能力があると見てよさそう。脚質的に不安な面はあるものの、昨夏以降の上昇度を考えると、ディーマジェスティよりは信頼度が高いか。現在の中山芝でステイゴールド産駒が頻繁に走っているのも強みだ。

3番手はディーマジェスティ

成長度ではレインボーラインに劣るものの、中山芝は皐月賞、セントライト記念で重賞2勝を挙げている舞台。鞍上の蛯名騎手もこのコースを熟知しており、さすがにここは巻き返してくるか。休み明けとはいえ、ここで走らなければ、今後も期待できないかもしれない。

ゴールドアクターは得意の舞台でいかにも堅実駆けだが、この手の馬が飛ぶのが日経賞。ただの予感だけでなく、隊列を考えても、本馬より内に前に行きたい馬が多いので、位置取りは中団外目になりそう。自分の形を作れない可能性が高く、意外と楽な競馬にはならないはずだ。

ツクバアズマオーは末脚堅実な差し馬で、上位勢が崩れた時に着順を上げてくるのはこの手のタイプか。前走中山記念は回顧で次走狙い馬として取り上げたように展開が全く向かず、レースに参加できなかった。今回は立ち回り戦より持続力勝負になりそうなので、終いは堅実に伸びてくるのではないか。

大穴ならレコンダイト。前走大阪城ステークスは直線で終始前が詰まって参考外。東京芝2500m重賞では毎回見せ場を作っており、同じように持続力が問われやすい中山芝2500mは条件的に合っているはず。内枠から捌くのが上手い石橋脩騎手でもあり、この人気なら一枚抑えておきたい。

あとはマイネルサージュ、ナスノセイカン、ヤマカツライデン、ミライヘノツバサ、アドマイヤデウス、シャケトラと荒れると割り切って手広く流す。

日経賞2017の印です

◎⑧ジュンヴァルカン
○⑨レインボーライン
▲⑥ディーマジェスティ
△⑫ゴールドアクター
△⑭ツクバアズマオー
△②レコンダイト
×⑦マイネルサージュ
×⑤ナスノセイカン
×③ヤマカツライデン
×⑪ミライヘノツバサ
×⑩アドマイヤデウス
×⑬シャケトラ

以上、日経賞2017の予想でした。