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京浜盃2017(大井)の予想です。

京浜盃2017の出走馬は、ミサイルマン、ヒガシウィルウィン、カンムル、ブラウンレガート、ローズジュレップなど13頭(バリスコアが取消)。大井競馬場1700mで行われるSII戦。このレースは勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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前回のダイオライト記念は…

1着◎クリソライト(1番人気)
2着△ユーロビート(4番人気)
3着△ウマノジョー(7番人気)

で3連複47.6倍を的中!

3連複4点勝負だったので、3月に負けた分がすべて返ってきました。

JRAのほうは調子がいいのですが、地方はまだまだなので先週の的中を皮切りにこれから的中ラッシュといきましょう!

京浜盃2017の予想と見解です

JRAのクラシックトライアルはいくつもあるが、南関東のクラシックトライアルはほぼ京浜盃一択(今年から創設されたクラシックトライアルという特別戦があるものの、基本的に昔から京浜盃→羽田盃→東京ダービーが主要路線)。そのため、クラシックを目指す有力各馬はほぼ京浜盃に出走してくるため、SIIといってもSI級のメンバーがそろうレース。

今年もダートグレード勝ち馬で全日本優駿3着のローズジュレップを筆頭に、3戦3勝のミサイルマン、ニューイヤーカップ勝ち馬ヒガシウィルウィン、元JRA馬で雲取賞を制したカンムル、2歳女王のピンクドッグウッド、的場騎手とのコンビでダービーを目指すブラウンレガート(的場騎手は左手甲の骨折のため、今回に限り矢野騎手が騎乗)となかなかのメンバーがそろった。おそらくここに出走していない馬でクラシックを勝つ馬がいるとすれば、JRAから転厩したキャプテンキング、まだダートで底を見せていないコスモスくらいだろう。いずれにせよ、この京浜盃がクラシックを占う意味でも重要な一戦になるのは間違いない。

ポイントは「中距離適性を見抜くこと」。この時期までの2、3歳重賞は、ハイセイコー記念、平和賞、全日本2歳優駿、ニューイヤーカップなどすべてマイルで行われており、この京浜盃で初めて中距離に近い1700mの重賞が行われる。しかも大井1700mは外回りのため、1600mより1800mに近い条件。昨年上位人気に推されたポッドガイ、アンサンブルライフが飛んだのを見ても、マイル実績はアテにならず、いかに中距離適性を見抜けるかがカギになる。

前置きが長くなりましたが、それでは予想にいきましょう。

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本命はカンムル

JRA転厩2戦目で変わったというよりも、転厩初戦のニューイヤーカップは浦和1600mで絶望的な不利な8枠を引いてしまい、競馬にならなかったレース。しかも終始枠なりに外々を回されてしまい、あの競馬で3着に入ったのがそもそも能力が高い証拠だろう。

前走雲取賞は着差通りの完勝。2着バリスコアは兵庫ジュニアグランプリ2着、全日本2歳優駿4着の実績馬で、負かした相手を考えれば、このメンバーに入ってもヒケを取らないだろう。

馬体重は430キロ台とそれほど大きくないが、追われてからの末脚が武器で、大井の外回りはいかにも合いそうなタイプ。ニューイヤーカップではヒガシウィルウィンに敗れたが、枠の有利・不利がなくなり、末脚の持続力が生きる大井外回りなら逆転まであってもいい。

相手はヒガシウィルウィン

ニューイヤーカップは1枠1番を引いたブラウンレガートの完全な勝ちパターンだったが、それでも差し切ったのだから、着差以上に強い競馬と見ていい。北海道2歳優駿で2着に入ったほどで中距離適性はすでに証明済み。カンムル同様、追われてからいい面があるので、大井外回りは絶好の条件だろう。

3番手はティーケーグラス

能力だけなら上位勢に劣るものの、同舞台で行われた2走前が鮮やかな勝利。毎回、堅実に伸びてくる末脚はいかにも昨年3着キーパンチャーと似ており、実力馬が潰し合えば、相対的に着順を上げてくるのはこの手のタイプだろう。

ピンクドッグウッドはユングフラウ賞が初めての左回りが影響したのか、全く競馬にならなかった。2走前の東京2歳優駿牝馬では前日の東京シンデレラマイルより0.1秒遅いだけの走破時計で勝利。距離延長に不安が残るものの、能力的にはヒケを取らないはず。

ブラウンレガートはすべてが上手くいったニューイヤーカップで2着に敗退。能力だけならカンムルやヒガシウィルウィンより下だろう。ただデビュー以降、連対を外していないようにレースセンスのいいタイプ。乗り替わりが矢野騎手なら不安はなく、ここも堅実に走ってくるか。

ローズジュレップは印を抑えるものの、不安の方がやや先行。ロージズインメイ産駒とはいえ、本馬は母父コロナドズクエスト寄りで、短距離色がやや強い印象。全日本2歳優駿で1600mに対応したが、かなり特殊な不良馬場で、前に行った馬が止まらないレースだった。大井1700mの外回りで追い比べに対応できるイメージがなく、意外とあっさり負けるかもしれない。

ミサイルマンはまだ底を見せていないとはいえ、ハイセイコー記念がいま振り返れば、微妙なメンバー。走破時計もそこまで大したことがなく、一気の相手強化、休み明けで常識的に厳しいだろう。抑えの抑えくらいのイメージで。

京浜盃2017の印

◎②カンムル
○⑫ヒガシウィルウィン
▲④ティーケーグラス
△⑭ピンクドッグウッド
△①ブラウンレガート
△⑥ローズジュレップ
×⑨ミサイルマン

京浜盃2017の予想ファイル

京浜盃2017の買い目

ここは勝負度Cで結構買いたいレース。さすがにスプリングステークスほどではないですが、最近の地方重賞の中では一番面白そうです。

馬券はスプリングステークスと同じように、「カンムルとヒガシウィルウィンのワイドあが当たること」かつ「勝つのはカンムル、ヒガシウィルウィン(ピンクドッグウッドのアタマ固定も2点だけ買います)」と割り切ってすべて3連単で挑みます。ワイド本線にするなら3倍以上は欲しい気がします。

ローズジュレップは距離、ミサイルマンはそもそも強いと思えないですし、勝つのは2頭のどちらかだと思うんですよね。それでは買い目にいきましょう。3連単は合計で22点です。

【大本線】

3連単:2、12→2、12→1、4、14(6点)

【本線】

3連単:2、12→1、4、14→2、12(6点)

3連単:2、12→2、12→6、9(4点)

【抑え】

3連単:2、12→6、9→2、12(4点)

3連単:14→2、12→2、12(2点)

以上、京浜盃2017の予想でした。