安田記念2023の予想です。

安田記念2023の出走馬は、ソダシ、シュネルマイスター、セリフォス、ジャックドール、ソングライン、イルーシヴパンサーなど18頭。東京芝1600mで行われるG1戦です。

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安田記念2023の予想です

安田記念は20年以降、ほかの東京芝G1同様に決め手が生きるレースに変化。昨年は本命に推したソングラインが13番ゲートから終始外々を回りながら優勝。いかにスムーズに末脚を伸ばせるかがカギになっている。

土曜日の競馬を見ても、立ち回りより決め手が問われており、日曜日は馬場が回復すると言っても、傾向に大きな変化はないだろう。今年も馬場の外目を通ってスムーズに末脚を伸ばした馬が勝利を掴むのではないか。

本命はイルーシヴパンサーが昨年の雪辱を果たす

昨年は4連勝で安田記念に出走し、1番人気に推された馬。結果は8着に終わったが、直線で捌き切れずに脚を余しており、いかにも消化不良の競馬。それでも勝ち馬ソングラインから0.2秒差まで詰めた走りを見ると、G1級のポテンシャルを秘めているのは間違いないだろう。近走成績はいまひとつ冴えないものの、関屋記念は明らかに体調を落としており、前走中山記念は直線でドン詰まりになる致命的な不利。必ずしもスムーズに運べたわけではなかった2走前の京都金杯を勝ち切っており、能力自体が衰えたわけではないだろう。11番ゲートならスムーズに末脚を伸ばせる可能性が高く、2走前に同馬を勝利に導いた岩田望来騎手に戻って、ここは人馬ともにG1初制覇のチャンスと見た。

相手はシュネルマイスターが堅実駆けだろう

前走マイラーズカップは必ずしも外が伸びる馬場ではなかったが、外から1頭だけ抜けた脚を使って差し切っており、着差以上に強い競馬だった。東京芝1600mは21年NHKマイルカップ1着、21年安田記念3着、22年安田記念2着と崩れていないようにベスト舞台。能力上位、追って味がある、外目を走れそうな14番ゲートを考えると、人気でもあまり崩れるイメージが湧かない。

3番手は上手く運べれば、ガイアフォースの一発がありそう

前走マイラーズカップでは直線で力強く伸び、最後は外からシュネルマイスターに交わされたものの、勝ち馬からタイム差なしの2着を確保。安田記念に向けて大きく視界が開ける一戦だった。今回は前走で接戦を演じたシュネルマイスターが連軸として最も支持を集めていることを考えると、前走で差のない競馬を見せた本馬はオッズ的に狙い目と言えるだろう。正直、外目の枠を引ければ、オッズ妙味重視で本命を打ちたかったが、7番ゲートはやや試練。スタートが決して速い方ではないので、外から被されて後手後手の競馬になる可能性はあるだろう。

ソングラインは前走ヴィクトリアマイルで4番人気と舐められていたが、昨年の安田記念覇者。その昨年は13番ゲートからスムーズな立ち回りをできたのが最大の勝因も、今年も馬場の良いところを選んで走れそうな枠に入ったので、堅実に走ってくるだろう。ただ他馬との能力差はほとんどなく、勝っても不思議ではないが、馬券圏外に消えても不思議ではない。

ソウルラッシュは昨年の安田記念で13着に終わったが、直線で捌き切れずで力を発揮できなかった。マイルチャンピオンシップで4着に入ったのを見ても、このメンバーでも馬券圏内に食い込むチャンスはあるだろう。

セリフォスは昨年のマイルチャンピオンシップを豪快な大外一気で快勝。外目の枠を引ければ、勝機は十分にあったかもしれないが、内目の4番ゲートに入り、コース取りがやや難しくなりそう。他馬との能力は接近しており、わずかなマイナス要素が致命傷になりそうだ。

ソダシは現状の馬場を考えると難しい立ち回りを強いられそうだが、東京芝1600mへの適性が非常に高く、鞍上が直線で馬場の良いところに誘導すれば、粘り込む可能性はありそう。単勝は売れても連ではそこまで売れないはずで、無理に嫌う必要はないのではないか。

ナミュールは前走ヴィクトリアマイルで7着に終わったものの、スタート後、ソダシが内に切り込んできた影響でナムラクレアとクリノプレミアムに挟まれる形になり、取りたい位置を取れずに後退。さらに直線入口では外のディヴィーナに蓋をされて、追い出しを待たされる不利があった。能力的にはソングライン、ソダシと遜色なく、好枠を引けたのであれば、押さえておくべきだろう。

レッドモンレーヴは前走京王杯スプリングカップがややハマったようにも見えたが、外目の枠に入り、追って味があることを考えると、押さえておくべきか。キャリアが浅い分、まだ伸びシロもありそうだ。

ダノンスコーピオンは前走京王杯スプリングカップで11着に終わったものの、直線で四方八方から囲まれてしまい、物理的に抜け出すのが難しい体勢だった。近走はチグハグな競馬が続いているものの、昨年の同舞台で行われた富士ステークスではセリフォス、ソウルラッシュと互角の競馬を演じており、ここまで人気がないなら押さえておいてもいいだろう。

安田記念2023の印です

◎⑪イルーシヴパンサー
○⑭シュネルマイスター
▲⑦ガイアフォース
△⑱ソングライン
△⑩ソウルラッシュ
△④セリフォス
×⑤ソダシ
×⑫ナミュール
×⑬レッドモンレーヴ
×⑥ダノンスコーピオン

以上、安田記念2023の予想でした。